Open GPT d絵有名になった、生成AI。発表しているのが、OpenAIを10Bドルで買収したマイクロソフト、Google(Alphabet)、Amazon, Meta、IBM, 画像CPU やAI CPUのNvidia、SalesForce.comなど、GafaのうちAppleは音なしの構えだが、アメリカの趙大IT企業、10社近いのが粗完成させて発表している。
OPenAIのWebサイトを見ると、2015暮れに創業し、テスラなどから、1B$(日本円で1300億円)集めている。2022年暮れから、一部のツールを有償で提供し始めているが、本格的な提供には、未だ時間がかかるだろう。収益が立つまで10年かかるとして、現在の従業員が約400名というから、設立から収益が成り立つまでの10年間で3千人年のハイレベルのソフトウエア技術者が開発に携わると思われる。ハイレベルゆえ、1人当たりのコストは優に2千万円(給与だけでなく働く環境諸々の費用)にはなるだろう。そうなると生成AI開発には。1000億円近くかかることになる。それを、アメリカでは10社近い企業が、生成AI 、完成間際というからすごい。
日本の大企業は、10年たっても完成するかわからないものに、数百億円の投資はまずしないだろうし、数百人のハイレベルのソフトウエア技術者を纏め上げられるマネージャーも早々見当たらないと思われる。というようなことでIT 分野では日本は遅れるばかりではないかと危惧される。
半導体不足ということで、自動車産業界が中心になって、5兆円規模の半導体会社ラピダスを起こすというが、すでに国策の半導体会社やディスプレー会社は起こされているが、思ったようには行っていない。日本人は少人数で行う、物つくりには、得意だが、コンセプトつくりとか、大勢が協調して完成させるシステムつくりは不得意で、実績も少ない。ものつくりだけでは済まなくなっている時代を切り開くためにも、ラピダスは是が非とも成功させ、日本人にもシステムつくりができると自信を持たせてほしいもの!