先端技術とその周辺

ITなどの先端技術サーベイとそれを支える諸問題について思う事をつづっています。

力を付け続ける中国

2017年06月14日 18時49分40秒 | 日記
13日の日経朝刊に、文科省の科学振興機構がまとめた、自然科学の各分野における論文の引用数で、中国の研究者の論文の引用数が、アメリカと並んだと報じていた。ドイツ、フランス、英国そして日本は、二国の10分の一以下と言う。

ノーベル賞受賞者は中国の研究者は極めて少ないが、それは2,30年前の研究成果に対して与えられるものだから、これから2,30年後のノーベル賞はアメリカと中国で毒されると言う事になる。

ただ、この論文解析結果を議論しする向きもあるが、最近の中国の研究開発を見ていると的を得ていると思われる。例えば、天文学の分野では、今案で世界最大と言われたあれしぼの電波棒江bb京の10倍の電波望遠鏡を作ったり、素粒子研究に不可欠の加速器も、Cernのを抜いているし、すーぱーコンピュータも今まで最速であった京より10倍高速なのを開発したり、宇宙開発でも、2030年には世界3大宇宙開発大国になると豪語している。

恐るべしと言うべき!

Yahoo!ついに消えてしまう

2017年06月14日 17時58分03秒 | 日記
2017年6月、アメリカのベライゾンは、Yahoo!を45億ドルで、買収したと発表。ベライゾンは、1983年にベル・アトランティックとして設立され、2000年にベライゾンコミュニケーションズとなったアメリカの携帯通信会社大手で、売上高 1,206億米ドル (2013年12月)、 純利益 235億米ドル (2013年12月) 、従業員数 17万6,800人と言う超大企業である。 既にポータルサイトのAOLを買収しており、Yahooのポータルサイトと統合して、Oathとなり、アメリカのYahoo!は中国のショッピングモールであるアリババとヤフー・ジャパンの株式を管理する投資会社アルタバになるという。


日本のYahooは、アプリを沢山付けているから、PC利用者の4千万人が使っていて、、Googleの2千万強より多いので、消えゆくことは当面ないだろう。スマホでは、YahooもGoogleも、5千万人のユーザーが居るとの事。

1995年、検索エンジンを携えて華々しく登場したYahoo!、それを追うように1998年に誕生したGoogle。20年後に一方は縮小、一方はAlphabet Incとして更に巨大化。