先端技術とその周辺

ITなどの先端技術サーベイとそれを支える諸問題について思う事をつづっています。

中国、日本企業を越境調査!

2023年12月30日 10時27分32秒 | 日記

共同通信社が12月28日号で「中国、日本企業を越境調査 愛知・ホーユー、輸入停止」と報じていたが、オンラインで越境調査したという。驚くべき侵略行為であるのに、岸田政府は何ら抗議声明すら出さない。アステラス製薬社員の意味不明の逮捕と有罪判決にもだんまり。SNS の世界で、岸田派のパーティー券購入者に中国組織の購入がたくさんあるとか、林芳正幹事長も親中どころか、中国の出先機関ではとまで書いているのがあったが、、」そうかもと思うくらい、何もしないのは不思議である。相次ぐ中国の侵略行為で政府がだんまりというのはひどすぎる。

以下共同の記事の一部:::::::::::::::::::::::::::::::

 
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化粧品大手「ホーユー」の瀬戸工場・物流センター=28日午後、愛知県瀬戸市


中国の自動車輸出台数、世界首位!

2023年12月30日 10時13分33秒 | 日記

2023年12月29日、日経が表題の記事を載せており、今後、中国が自動車工業でも世界をけん引するのかと驚いて記事を読んだが、LI電池ベースのEV 車で、レシプロエンジン車を抜いて、世界のトップに出たという事で一安心。というのも、Li電池のEV車は、

1.寒さに弱くい。特に、北海油田輸出で稼いだ金を、CO2対策で、補助金を出して、国内の自動車をEV車にしたノルウエイ、冬になると充電ステーションに行列ができて不便に問いうなっていることが知られている。

2.価格が高い。Li電池EV車は、同一サイズのガソリン車に比べ倍近く高くなる。

3.電極のLiが複雑な合金になっているため、Li再生ができない。

4.Li 電池は、衝撃で発火する。電解溶液が発火するとかで、これを固定化することでLi電池の安定性が上がるというが、個体Li 電池は、トヨタでも実用化は2027年でまだ先の話。

5.1994年開発のトヨタのHV車 プリウスは、当時は不完全なEV車と思ったが、Li電池の特性を生かすには、電池利用を小容量にすれば、十分使えるという事で、完全なEV 車なら、100kWhの容量がいるが、ガソリンエンジンとモーターを並列活用するHV車の電池容量は、8kWhくらいで10分の一以下で済むから、いろいろなLi 電池の欠点を避けられる。いまさらながら、トヨタのHV は、下記的な発明だったのだ。

 

以下の日経記事の様に、中国のEV 車の輸出先は、自動車利用度の低いところばかしで、しかも、中国は数年前に、Li 電池の欠点を克服した個体電池やNa電池を開発したと言っているが、」いつまでたっても実用化する気配がない。権威主義の政治の配下では、自由な発想が出来ないから、液体電解方式のLi 電池のEV車だから、中国は自動車産業で世界のトップになったと言えども、うたかたの花火である。日本が自動車産業で後れを取ったと思う必要は全くない。

 

以下日経の記事の概要:::::::::::::::::::::

中国の自動車輸出台数が2023年、日本を抜き初めて世界首位になる見通しだ。欧米が撤退したロシア、北米の足がかりとしてのメキシコ、電気自動車(EV)シフトが進む欧州や東南アジアなど世界に販売地域を広げたことが背景で、30年の輸出台数は23年比倍増の1000万台を超えるとの指摘もある。

 

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世界の自動車市場で中国勢の影響力が強まる一方、中国製EVの購入補助金を減らすといった流入を警戒する動きも、自国産業の保護や雇用の維持を目指す欧州などで広がり始めている。

自動車の業界団体、中国汽車工業会によると1〜11月の中国の輸出台数(速報値)は前年同期比58%増の441万2千台だった。2位の日本からの輸出は1〜11月時点で15%増の399万台で暦年でも430万台程度にとどまる見通し。

中国は既に上半期の輸出台数で日本を抜いており、年間でも首位が確実となる。比較可能な国別のデータでみると、輸出台数で日本が首位から転落するのはドイツが首位となった2016年以来。

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