
私の部屋のカレンダー、3、4月が同面なんです。
今日は外さないと、と思って、しばし、カレンダーに見入りました。
激動の二か月だったなあ・・・これは大なり小なり、全臣民の正直な思いでしょう。
一ヶ月前の当県は、感染者ゼロでした。今日はもう195人に、お亡くなりになられた方が8名です。。。
次の二か月で好転できれば、こんな嬉しいことはありません。
いつも庭に面する大きなガラス戸は遮光カーテンに覆われています。そっとまくってみると、目が開けられないくらいの光、光、光 でした。
お昼に間に合うように山椒と昆布で佃煮を作ろうと、山椒の木に近づくと、小さい花をつけていて、蜂が群がっています。嗅覚の衰えを覚えている私もこのつーんとくる山椒のにおいには、

いつの間にかこんもりしているこの植物は何だっけ。

万両?
これは、

橘だったような気がします。ヤブコウジ、橘、千両、万両、みんなヤブコウジ科に属します。赤い可愛い実を冬につけます。私は、ヤブコウジが好きで、庭では、それしか摘んだり、注目してきませんでした。橘は、この家を建ててくださった棟梁が橘を苗から育てている人で、ささやかな新築記念樹と笑って5センチくらいの小さな一本を渡してくださった。もう鬼籍に入られて久しいのに、急に思いだしました。頑固な人で、施主の私たちに迎合せずに、高い材木を使ってくれたひとかどの大工さんでした。
いつの間にか大きく育った橘・・・昭和の申し子のような方だったなあ。。。
赤松にくっついてきた赤ちゃんシュロの木もこんなに伸びて・・・

今まで一度もとったことのないこんな写真を撮ってみました。
庭の枝折戸越しに玄関の門を見てみました。こんな風に見たことはなかったなあ。
視点をかえると、新鮮です。何でもそうなのかも。
