最終章だけど、、、

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Tryあるのみ

2023-04-28 13:54:48 | 日記
端午の節句が間近になりました。
ムスコの兜は、自宅の床の間に飾ってあります。
また生誕の折に、尊敬していたある学者さんが、即興で詠まれた漢詩のお軸も掛けてあります。
この方が、ムスコの名付け親でもあります。その名は、夫の実父(最後は校長先生で奉職を終えた教育者であり、書家でもありました)が思いを込めて筆をとってくれました。これも掛けております。ムスコは四月生まれなので、誕生日~端午の節句までずっと掲げております。
さすがに、それらをこちらでご紹介するのもちょっと憚られますので、陋屋の方の五月間近の様子を撮ってみました。今まであんまり撮りませんでした奥座敷です。

鍾 馗(しょう き)さまのお軸を掛けてあります。これもちょうど40年経て、かなり、しみがついていますので、アップはしません。お雛さまも飾る小さい床の間です。夫の母の祖父母の居室だったと聞いています。(今生きていましたら150歳は超えていますね)



いつも季節の掛け軸を掛ける小間の床の間には、私の母が京都の扇子屋さんで、誂えてくれた男の子のための兜と菖蒲の書かれた金扇子を掛けています。かける釘は背面の壁に埋め込んであります。
もう少し、陋屋で撮ってきたはずですが、データを送るのがまだ不慣れで思ったように捗りません。

さすがに、ねこの絵は季節外れ、本当は今日、仕事の帰りに寄ったのは、この部屋のこの掛け軸を、
シャクナゲののに、替える目的のためでした。
小5の背丈の私は、自在鉤で作動させる、といっても、高いところの作業苦手、上を見てめまいを起こしたら、登っている椅子から落ちて大けがをするかも、、、と情けない実情があります。そのうち、家人を動員するしかありませんね。
この段階でどっと疲れてついに、いつもの居間でティータイム。天井が低く狭いこの部屋が一番落ち着きます。

隣りの部屋が後ろ座敷です。

カキツバタとカワセミの掛け軸も季節としてはまあまあでしょうか。。。

こちらは、加賀人形を端午の節句用として置いています。

雀のちゅんちゅんの声に誘われて、庭におりました。

そうだ、朝掘ってきた、と義姉から電話があったんだっけ、堀たての筍、多分、数本はもらったはずだから、早々に帰宅して、1本は直焚き昆布とろとろのお味噌汁に、皮をつけたまま焼くのに1本、残りはお米のとぎ汁で茹であげとかないと。。。こうはしておられません。のんびり、スズメと遊んでもらうのをやめて、筍5,6本との格闘にかかりませんと!
お粗末な被写体と、画像でした。
少しずつ慣れていこうと思います。

そして、案の定、帰宅したら、キッチンの床の上にゴロン!とご覧の通り、義姉の竹林からの到来ものが。。。

家人は、私の労力を考えてすでに、いつも親しくしている夜のお店のママさんに届けてくれていました。それだけは、上出来でした(笑)
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折々の季節で (すらいむらいだー)
2023-04-29 09:11:35
色々と行事と言うかやる事と言うか。
そう言う物がある。と言うのは何か心豊かに過ごせそうですよね。
同居はしてないのに。一応5月の飾りはするのですね。
そう言えば。すらりん用の金太郎だかの人形は私が使った物。でしたなぁ・・・
所で。
漢詩と言うと今は一部の人しか馴染みが無いのですが、江戸期には武士階級は普通に教養として子供の頃から学んでおり(そう言う意味では今日の英語に近いのかも知れません)そういう習慣は明治期でもまだあって。祖父は子供の頃普通に漢詩を学び。何かの時漢詩が書かれた色紙?のような物が出て来て
父が。あ、それ親父の書いた漢詩だよ。
と言って父からその辺の経緯を説明してもらいました。
明治の男は、中々侮れないのでした。
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七言律詩 (ぽこ)
2023-04-29 12:04:38
漢詩のスタイルでも多分最も普及?有名?なのが、七言律詩というんでしたっけ。
押韻の約束事が守られて、その詩のテーマ、季節感、ほめたたえ、愛でる、そんな要素が全てつまった、ムスコの人生最初にして最大の賛辞がつまっています。
確か、山陽の器…から始まっていました。
江戸時代の武士さんの素養だったんですね。
そして、すらいむらいだーさんのおじいさまも明治の文化人らしく、すらすらと、即興され、筆をとられていた・・・

40年以上前から、ご厚誼にあずかったムスコの名付け親でもあられたD先生、食品の方の科学者でしたが、ロマンチストで、詩集も毎年出しておられました。研究所に一度、ご自宅に一度お伺いしています。ご自宅では先生のご子息さまの歓待も受けました。ご自宅の廊下や、階段周囲に、ムスコが小さいころから運よくもらった文部大臣賞の折の取材された記事のコピーとか、その他、お送りしたいろいろなものがきれいに並べて飾られていて驚きました。
ほどなく、D先生、そして現役真っ盛りのご子息までも急逝され、ちょうど、私の母の逝ったころと重なり、不思議な、そしてたとえようのない淋しさも覚えたものでした。
人の手のあと、墨のあとも麗しいお作、今は、すらいむらいだーさんがお持ちになっているのでしょうか。大変な宝物です。ご先祖様の。
かつての(江戸以来明治にかけても)教育の在り方って、半端じゃなかったのですね。漢詩の素読以外に、創作まであったとは!
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あらあら、忙しいですね。 ( madonna)
2023-04-29 15:08:58
この間、お雛様を片付けたばかりなのに(笑)。
そう言えば、この古いお宅の間取りは公表していませんでしたよね。(当然ですが)
お写真を拝見していると、遠い昔、ここで生活しておられた方々のことが想像されて、なんだか映画を観ているような・・・・・・。
でも、いいですねえ、ジンときます。
ぽこさんが心をこめてお世話をしているせいか、どのお部屋も温かい感じがします。
ハハハ、そうですよ、椅子から落ちないように気をつけてね。
確かに天井の低い方が落ち着きますよね。50年近くも前、高知に転勤した時、田舎の古い一軒家を借りたものですから、天井が高くて初めは怖くて眠れませんでした。高知は暑い所なので、天井が高いようです。唯一、ダイニングキッチンだけは改築して天井が低かったので、1日中、そこにいました。
そう言えば、端午の節句には菅原道真公の掛け軸をかけると仰っていませんでしたっけ?
あれ、違ったかしら?
タケノコ、美味しそうですね。茹でるのが大変ですが、1本は焼くって、美味しそうですがどうやって焼くのかしら?
今朝のネットに富山の瑞龍寺の山門がライトアップされた記事が載っていましたが、このお寺はぽこさんちのお墓があるお寺だったかしら?
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菩提寺です (ぽこ)
2023-04-29 16:01:18
Madonnaさんの仰せの通り、瑞龍寺の山門近くに我が家のお墓があります。
いつか、ここに写真を載せましたら、Madonnaさんが、立派な門が見えますね、と感想を寄せられました。国宝になっているご門を見ながらのお墓参りは、恵まれています。
それにしても、瑞龍寺から、拙宅のお墓を思い出してくださるとは、大したご記憶力です。
…と、そこで水をさすようですが、菅原道真公の掛け軸を掛けるのは、12月25日~1月25日の期間であることを訂正しちゃいますね。
年末にお正月用の設えをする→松の内を終え、鏡開き→天神様(菅公)をお蔵入りさせる→立春→雛道具を出す→3月3日お雛さまお蔵に→ムスコの誕生日関連の掛け軸等出す→兜・鍾馗様などこどもの日関連の設営
一年の上半期は行事に従って掛け軸、置物など設営するので、簡単です。かつては、12月のクリスマスツリーからでしたが、今は、クリスマスのリースとタペストリーで5分ではい、完了、となりました。

毎月二回の月忌参りにしても、お迎えする方より、いらっしゃるお寺さまの方が大変だと、このごろは、面倒に思わなくなりました。
この行事がありませんと、すっかり、人気のない陋屋です。コロナ禍で最も寂しい思いだったのは、150歳を重ねるこの小さな平屋のおうち、だったかもしれません。

掛け軸とか、色紙とか、短冊とか、どこに片づけているとお思いでしょうか?古い桐ダンスに収めています。私自身の桐ダンスは自宅の仏間に、お仏壇の代わりに入っています。陋屋のタンスには、ぎっしり掛け軸など詰めずに、ほんの2,3本ずつ箱入りで収めております。
自宅で掛ける掛け軸等は、私の桐ダンスの上と、もう一つ、小さい桐ダンスの五段くらいの引き出しにガラガラにして入れています。防虫剤を取り替えたり、実際に掛ける前後は、羽ばたきで埃を払うのでまあまあ最低限のカビ予防をしているでしょうか。それでもあちこち、シミ尽くしの古い掛け軸ばかりです。自分自体のものは、茶道のお家元の初釜で、籤で当てたお家元直筆の書を表装したものと、やはりお家元の書、それと四国のお寺、大徳寺で求めたのと、それくらいでしょうか。

紐で何かを結んだり、きちんと包装したり、というのが本当に苦手な不器用日本一の私が、こうして、しょっちゅう、あちこち、掛け替えをしているのを両親や兄たちは知らないでしょう。
これも、私の生き方には必要なこととして決まっているのかもしれません。
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スマピヨ (ひよこ)
2023-04-30 17:25:43
>データを送るのがまだ不慣れで思ったように捗りません。
新携帯のカメラですかね。
たぶん前より映りがいいような気がしますピヨ。???
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そうなんです。苦渋の日々 (ぽこ)
2023-04-30 17:52:46
メールの入力も思うようにいきません。
カメラは、撮るだけなので気にせずに。
結果、ひよこさんにも
たぶん前より映りがいいような気がしますピヨ。???
なんてほめられちゃって、恥ずかしい
きっと、📷の性能がよくなった?
そして、折角写しても、ここに持ってくるのも四苦八苦です。
少しずつ頑張ってみます。
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