ニュー・諺 「天知る、地知る、ワンコ(飼い犬)知る」
我が愛犬モナ号が生きていた頃、家人の留守に爺がつまみ食いしょうとて、菓子の入れ物に手を出すと、目ざとく見つけ「口止め料」?を要求する。
おかげで爺は、血糖値が上るのを抑止できて、糖尿病もひどくならなくて済んだ。 誠に飼い主思いの忠犬であった。
人間は弱いもので、誰も見ていないと自制心が甘くなり、甘いもの?は血糖に影響する。
元の諺を勉強しましょう。
四知と言って、中国の後漢書ー楊震伝が原典
「天知る、地知る、我知る、人知る」
後漢の楊震が王密の謝礼の賄賂を断った故事による。
夜、王密という人がお金を持ってきて楊震に贈ろうとして「薄暗い中で、誰も見てないから、まあー えーから、えーから、とっときんシャイ。 これは二人だけの秘密じゃけん。」
ところが、楊震さん「誰も知らないと言うことは、無かろうが。第一お前さんと、俺が知っている。天の神様もお見通しじゃ。いづれ誰かの知るところとなる。どうして誰も知らないと言えるんじゃ。」
まー、こんなやり取りでピシャリと断りなさった。
今どき、裏でお金が、動き回っている世の中。福澤諭吉先生の肖像画も「暗いもっと光を」と、言ってなさるて。