東京の色づき

街路樹の銀杏の黄葉は、まだ緑色が強い。
黄金色になるのは、もう少しだ。

仕事で、東京さ、出た。

明日も、東京さ、出るけど、ていへんだ。
まっつぐ、上野さでて、それから地下鉄に乗り換えで、おのぼりさんよろしく、きょろきょろしているうちに、日が暮れる。
とても門限に間に合わない。
荷物持って、トイレ行くのもていへんだ。
怪我しねいように、まっつぐけえるだ。
上野駅に、お酉様の大きな熊手を、見てけえるだ。この時期に毎年掲げられる。

都会の一こま

銀座の、イタリアブランドのお店。

今日は、特別イベントの日らしい。

お店には、お客がいっぱい。

この外人モデルが、身につけているものやバックなどすべてこのブランドの商品。

そして、このモデルさんは、１０分ほど身じろぎしないで、瞬きすらしない。

マネキン人形と見間違う。

都心の駅は、やはり迷子になる。

電車おりるまでは、時間通りで、降りてからから、駅の中うろうろ、トイレ探したりしておもてに出るまで、約20分、それから、バス停もすぐに見つからない。
結局、目的地につくまで、３０分は余分にかかる。
これが私鉄に、乗り換えるときは、もっと大変。
往復して、無事に帰ってくる、事ができれば、上出来である。
富士の裾野の青木が原樹林に迷い込んだら絶望的だ。
駅は、口が利ければ、尋ねる人が、いるから助かる。

飛び乗った。

扉が閉まります。
あわてて飛び乗ったら、常磐線ではなく、成田線だった。
次の駅で降りた。
東我孫子駅は、無人駅。いつもの駅は、天王台駅。
自宅まで、歩く距離は、そんなに変わらないのにやはり勝手が違う。
料金は５０円高い。

都心の音痴

久々に、新宿にでた。
都心の駅は、苦手だ。
新宿、池袋、渋谷そして上野、駅の中が迷路のようで、電車の乗り降り、出口にでるのも大変だ。
昔は、迷う事なく、スイスイ行けた。
今は、駅ナカの店が増えて、ついつい人に聞いてからでないと、乗り換えもできない。
時間がかかる。

車中のウォッチング。

着るものに、混乱している様子が、車中を見回すと、良く分かる。
急な気温の変化で、電車の中の人たちの着ているものバラバラ。
ノースリーブから、半袖、七分袖、長袖といろいろ。
特別に何を着なければいけないと言うルールがあるわけでない。
この涼しさに、あわてている。

目の保養。

世田谷区や、渋谷区は、おしゃれスポットが多い。
東京は、通過するだけでも、人びとのおしゃれに、目を奪われる。
電車の中で、きょろきょろしていると不審者か、田舎物と思われる。
それとなく、目の保養をして帰ってきた。

忘れ物、取りに来た。

７月に、帽子を忘れたお店にやってきた。
電車で、一時間半、帽子は保管しておいてくれた。
ついでに、ランチ。
世田谷の美術館の帰りに、知人とよった店だ。
此処まで、来たのだから、ゆっくりコーヒーも味わって、帰ろう。
今日は、一人だ。窓の外の空模様が怪しくなってきた。
もう帽子は、忘れてはいけない。
電車代、ランチ代は安い帽子の三倍もする。
変な話だが、それでも忘れ物は取りに来て良かった。
ひと雨、降られないうちに、帰ろう。

今日は、これから都心へ。

上野、日本橋、京橋、銀座。

最新の情報（肌で感じる）を、得たいと。

そんな大げさなものではないが。

街ゆく人々の雰囲気や、お店の変わりようなど。

老若男女のファッション（いでたち）で、季節をとらえることができるか。

日常は、山野や水辺の自然の中にあって、季節の生の移り変わりには恵まれているが。

都市の中にあっては、店のショーウインドーの飾り付けや、服飾品の商品に季節感を盛り込んでいる筈だ。

実際は、そんなに構えて出かけるわけでは無い。

いざ鎌倉！

いーえ。

ゆるりと参ろう。