耳が遠くなったのではないかと、疑いをかけられ東京の病院の耳鼻科へ行ったついでに聴力検査を受けた。
昨日のことである。昨年の11月も受けて良く聞こえると言うことであったので自信は有ったのだが、あまり家族が言うものだから一応受けてみた。
検査の技師のお姉さんが、ヘッドホンのようなものを付けてくれて右左個別にあらゆる周波数の音を出して、手元のスイッチを聞き取れたら押すと言うものであった。かすかに聞こえる小さな音もクリアできた。さらには、左の耳から雑音を流し、右の耳で聞き取る検査で、その反対もやってみて検査は終わった。
医師は検査結果のデーターをみて、補聴器をつけなけれならないようなレベルには、ほど遠く、むしろ年齢よりも若く良く聞こえてますよ、と言う。
そだろう。テレビや、ラジオのアナウンサーの声はよく聞きとれてるのだから。
何故か、ミダイ様のおっしゃることが、殿さまには聞き取りにくい。
いちいち、「はァ?*$#」と聞き返すものだから、ごうを煮やして党首討論が噛み合わない。
乱闘までには至らないが、最後は険悪なムードになる。
故に難聴かどうか、検査を受けることになった。
耳鼻科の先生曰く、「よく聞こえるのだから、それは電波の届かない所か、電源が切れているかどちらかでしょう。」
なるほど、これからは相手の話は集中して聞くようにしましょうわい。
またこちらが、何かに集中していて、離れたところから声を掛けられてもやはり聞えない。
この場合は、電源が切れているのでしょう。
「耳」にはとんだ冤罪で迷惑をかけた。
政治家も、選挙にかかわらず庶民の声に耳を傾けてもらいたい。