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私は思うのです。

2010年06月03日 | 国際・政治

黒船で、米国が来て以来、やられぱなしである。

徳川幕府300年の平和が、開国と文明開化で日本の近代化と引き換えに破られた。

列強の仲間入りしたつもりが、ずうとアメリカが日本のこと牽制していて、真から大国にはなれないできた。

今回の普天間問題も、当初は鳩山総理は「最低でも県外、出来れば国外」への移設を掲げてきた。連立の社民党と同じ考えであった。

しかし、アメリカでは、食事時間に10分を割いてオバマ大統領と言葉を交わしただけで、聞く耳持たない大統領とは交渉にもならず、なめきっているアメリカにやられた。

切羽詰まって、日米合意と言う形でねじ伏せられた。

いつまでたっても、アメリカと対等にものが言えない日本は、黒船以来続いてきたのだ。

鳩山首相は、政治と金などの問題で辞任したのではない。

今の日本は、誰が総理になっても、アメリカに「NO]と言えないだろう。

内政の問題は、皆で力を合わせれば何とか乗り切れる。

国際社会で、外交の力が弱いのは独立国として致命的である。

国民との約束を破ってまで、アメリカに従わなければならなかった鳩山首相は不運であった。

開国以来の、日米の歴史を紐解けば如何にアメリカが悪かよくわかる。

首相辞任にあたり、どのマスコミも、識者も米国の横暴については、口を閉ざしている。

水戸黄門が出てきて、葵の紋の印籠をアメリカにかざして貰いたい。