4月1日から、消費税率が変わる。
自分はどんな自分に変われるか。
生まれ変わったように、新しい自分になれるか。
進歩した自分か、退歩した自分か。
今までと変わらない平凡な自分の人生を続けるか。
浮き立つ春にフレッシュな気分で、若返るようでありたい。
もろもろの事を抱え過ぎて、身動きの出来ないような今の自分から脱却する。
捨てることのできるものは、捨てて身軽に歩くことだ。
ホームレスの人たちのように、拾って来たものを大事にして、台車いっぱいほど、持ち歩く姿を見るにつけ、つくづくわが身の姿を重ね合わせる。
たとえば、この動きの悪いパソコンから、古い写真のファイルをまとめて削除する。
軽くなり、新しい写真を入力でき、デスクに随分と余裕が出来る。
人生ってそんなものだ。
消費増税前に、さしづめいらないものも、いっぱい買いこんで、無駄にする人がいるようだ。
生きていくということは、不安が付きまとう。
買いだめしても、不安は解消されない。
花は咲いて散り、そのあとは新緑のさわやかな季節が来る。
花や鳥の自然の姿に、先のことなど思い患うことのない生きる道を学びたい。
咲く花も美、散る花も美、若い青葉の芽吹くのも美。
世情の事は、人々の思惑で変わってゆく。(とりわけ政治家たちの)
5%が、8%になり、ゆくゆく10%になるそうだ。
花や鳥は、季節の移り変わり適応して生き続ける。
この先、地球温暖化で、今年も異常気象に見舞われ、災害も、人災もありうることだ。
それでも、8億円も借りなくて済むのは、何も持たざる者の、幸いなり。