日頃は、市内か隣の柏市から外に出ないので、東京の日本橋三越本店まで行くのは、日帰りのトリップだ。
他には、病院か、美術館に行く位だ。
以前は、仕事で定期券で、東京へほとんど毎日出かけた。
しかし、現在は手賀沼の遊歩道の散歩が、主な外出である。
院展と言っても、病院の展示会ではない、日本美術院のことだ。
伝統ある日本画の展示会だ。
日本美術院は、明治31年、岡倉天心が新時代における東洋美術の維持と開発を指標と創設した研究団体。
昭和20年、11月に日本美術院小品展覧会が、三越本店でかいさいされ、昭和45年からは、[春の院展」として、現在まで続いて、第68回展である。
巨匠と、新鋭画家の最新作300余点を、じっくりと観てきたのだ。
鑑賞とともに、日本画の技法の勉強もあって、絵に目をくっつけんばかりにして、観たのだ。
最近の日本画は、油絵のようにボリューム感がある。
絵具を盛り上げたり、引っかいたりして、技巧を尽くしているからだ。
もちろん、伝統の技法で描かれた立派な作品も多い。
絵の展覧会だけを、観て帰って、朝から午後4時頃になった。
深夜の更新になった。
入選するまで、挑戦されるのでしょう。