モブログで更新したF市からの、帰りの電車の車中のこと。
ある駅で、急いで降りようとした若い娘(こ)がケイタイを落としてそのまま行こうとしたとき、近くの男性が「落ちましたよ」と大声で教えました。
その娘(こ)は、引き替えしざま さっと拾って降りました。
それを見ていた前の席のご夫婦が、「済みませんとか、有難うございますとか、ひとこと礼を言って行けばよいのに」「ほんとに、親の顔が見たいよ」と嘆いておられました。
電車も先へ行って、乗ってきた若奥さん風の女性が開いて読み始めた本(絵本のような表紙の)。見るともなしに見ると題名が「育てたように子は育つ」相田みつを・命の言葉、でした。
親の親ぐらいから、日本人の育て方が間違ってきたのかな。我らにも責任の一端有りか。道徳とか言う教科あるらしいが、こちらもどの様なこと書いてあるのか疑問だよ。
まさか、「老人はいじめよ。弱者は切り捨てよ。」と教えていないと思う。
咲きそろったチュウリップを、なぎ倒し、なで斬りする輩がでる。
「美しい国日本」にしたいとの志半ばで、首相降りた方が今となっては、懐かしい。
このお嬢さんも、自分の不足に早く気が付いてほしいです。
親孝行を言いながら、親を粗末にしている人たちもいますよね。
先日背広の男性がチューリップをなぎ倒しているのを監視カメラの写真で見ました。
自分の思いのままには生きられなくても、人のこと周りのことに多少とも気配りが出来るようになれればと願っています。
権利ばかり主張して、例えば、モンスターペアレント、我侭な言い分をむりに通そうとする人、思いやりのない言動・・などなど・・・
しかし、今の若い人たちを育てたのは私たちなんですよね~。
わがままに育ってしまったね~。
アノ頃は、仕事しか頭になかった・・・
とか、反省しきりの近ごろです。
近ごろ学校では、道徳の時間だってなくされていますよね。
チューリップをなぎ倒す事件が留まる所を知らず発生しているのを見るにつけ、日本人の心が荒んで全国に広がっている怖さを感じます。
昔から、親の顔が見たいといわれていましたが、自分の子だけはと、誰しも思って育ててきたのですが。
世の中様変わりして、しまったのです。
電車の中で見かけによらず席を譲ってくれる若者もいますので、良い意味でも(上手に育ったと)親の顔みたいときも有ります。
猛烈世代で仕事、仕事でろくに子育てもして上げられずでした。
国際化で、良い事も悪い事も見習ってしまうので、日本だけ、自分達だけの社会は成り立たないのですかね。「欧米か!」のようなギャグもでて来て?
一人一人が自覚して(大人も、子供も)社会全体の自浄作用が働くように仕向けていくことでしょうか。