このたび会計検査院が地方自治体の不正経理問題での検査結果の報告が出た。
不正経理が全国に横行、検査院の指摘と自治体の調査で72億円も判明とある。(朝日新聞夕刊)
解説では「犯罪の一歩手前なのに、古くからの慣習として続けていた」。「仕組みではなく、結局は職員個人モラルの問題だ」と指摘がある。とか。
かって、JRだったか、国鉄の時代かで、駅員が乗客の切符代の一部(100円未満)を抜き取ったとして厳しく罰せられた。窃盗罪に問われたのではないか。
数10円が犯罪で、億万のお金の不正が不適切な経理処理として指摘されるだけで済むのか。
国にしても、地方自治体にしても同じだ。
不正経理や、国費の無駄遣いのインフルエンザに効くワクチンや、薬がないものか。
許されることのない立派な犯罪として、公務員の自浄作用が働くこと、国民に詫びて償って欲しい。
会計検査院の公表、ずっと続いていますのに、同じような事例が今もなおでは--。
民間企業の、使い込みなら告訴されるのに習慣で皆がやってきたことだからと、その神経が問題です。