3月11日の震災から、8ヶ月過ぎた。
当初は、何でも自粛、自粛で国中がしゅんとしていたが、復興に向けて応援メッセージに変わり元気を出そうと声を掛け合ってきた。
しかし、原発事故による放射能汚染などの問題は、これからも何年経っても治まることは無い。
天災は人々が力を合わせていずれ乗り越えること出来ても、原発事故は救いようのない人災だ。
何十年とかけても終息に至らない。さらに原発を推進しょうとしたり、外国に輸出しようなんてことは、論外である。
ブレーキやハンドルの付いていない車を輸出しょうとしているに等しい。
安全管理がきちんとできる保証のないのが原子力である。万一輸出した原発が事故を起こしたら、製造物責任を取って、日本は底の無い賠償をすることになると思う。
今までも安全と偽って、原発で儲けて来た電力会社や、その恩恵を受けて来た有象無象の輩は、この際全部吐き出して貰いたい。
原発に頼らない電力はコスト高で、値上げだ、節電だとは、いずれ根拠のない話であろう。
うそつきが、うまい連中の言うこと聞いていると、正直ものの国民が馬鹿を見る。
超新星爆発が起きた時に、さまざまな元素が作られるそうです。そのおかげで私たち生命を作る元素も出来たとか。実験段階は済んでますよね。
8か月を過ぎても消息の分からない方、探しにも行けない方、ほんとにお気の毒です。生計の目途が付かない方も多いでしょうから。
宇宙や自然の流れで生まれた生命である人間が、科学の力でどこまで解明でき、挑んでも、お釈迦様の手の平の中で飛び跳ねているより小さい出来事です。
一方震災の被災者や犠牲になられた方々の物心両面で救われるのは8ヶ月経ってもほど遠いことです。
仮設住宅にも寒い冬がやってきます。せめて暖かい日が送れるよう対策を急いでもらいたいです。
特に、原発を輸出するなんてとんでもないことだと思います。
新聞をよく読んでも、輸出に関しては、小さく出ているだけです。
あくまで、安全を前提として進めているのでしょうが、福島の事故で東日本全体に放射能が広がっている事態に目をつむって、原発推進や輸出などは、もっての他と、声を高くして言わないのが不思議です。