近年、いろいろな言葉が「言葉狩り」にあって、差別用語として葬られてきた。なのに「天下り」は差別ではないのか。
まず天、天があって、地がある。天から地べたへ降りてくる「天下り」は、お上の役人が、民の世界に下ってくる事だろう。
士農工商の階級社会は無いはずなのに、四民平等なのに、江戸時代から明治になっても、官は民の上にあってお上で通っていた。
戦後の民主主義になっても、公務員は公僕と言って、民の僕(しもべ)と言いながら、高いところから、見下ろしてきた。
「天下り」なる言葉は、民を蔑視する差別用語の最たるものだ。
昔「天孫降臨」といって、天子さま以外は天下りした人?いないのだ。神話の時代、天照大神の孫「ニニギノミコト」が最初に天下りしたのだ。
官吏が「天下り」なんてもっての外。不遜なること許しがたい。憲法のどこに書いてある。
「天下り」が、死語になって日本から消えたときはじめて「美しい国日本」が実現する。
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