スペース的にも、時間的にも余裕のできるのはあと2ヶ月ぐらいでしょう。
夏休み後半に孫たちが来るまで、何とかせにゃならんのですが。
見た目はあと少しで片付くと思うのですが、10年間以上のメモや手帳を破棄し過去に別れを告げる作業は一番時間がかかるのではないかと思われるのです。
何しろメモ魔で、何月何日何時に、どこで何をしていたか、アリバイが証明できるくらいの記録があるので、全部引き裂いたりシュレッターにかけたりすれば、そのあとは全く新しい自分が生まれるのです。
大げさにいえば、今までの人生なんだったのだろうと振り返ることもなく、回顧録も残すこともない、一人の市井の人間のありふれた日常でしかない過去の積み重ねを破いて棄てることは造作もないことですから。
それにしても、人生の大半を無為に過ごしたとは思いたくないし、複雑な心理状態に陥るのです。
なんとなれば、会社人間で会社や社長のためには、大変お役に立ち貢献もしてきたつもりですが、それが即、社会的にどれほどのものであったか問われると大いに疑問の残るところである。