私 追われています。
今年も、まだまだ、やることいっぱいあるのに、世間では、もう来年のための準備に必要なもの並べ立てています。
手帳、カレンダー、暦、日誌帳(テーブルダイアリー)、年賀状のデザインブック、干支の置物、お節料理の予約、そのうちにクリスマスセールも始まるのではないでしょうか。
これらは、いずれも例年のことではありますが、今年に限って言えば、早く震災の痛手から立ち直って、新しい年を迎え、気持ちの切り替えをしたいと言う思いが、一層かきたてているようです。
光陰矢の如し、ロケットの如し、歳月人を待たず。なんと忙(せわ)しいことでしょう。
しかし、どんなに追われても、マイペースで行くしかないのです。
去年も、今年も、積み残した仕事は旧暦の正月ぐらいまで片付かなくて、おりました。
サバンナで、あの豹に追いかけられたら、必死で走って逃げても瞬く間に襲われるでしょう。
時間と言う名の豹は、容赦なく追っかけてくるものですから、物陰に隠れてやり過ごすか、開き直って闘うかです。
「来年は来年はとて暮れにけり」。
来年もなるようになるさ。なるようにならなかった歳は無い。
時間の神様、どうぞ、ご髄意になされませ。