さて、今回はエステ協会誌に掲載されていたサルコペニアについて書いておこうと思います。
私の意見も入れながら協会誌に記載されていたことも書くので読みづらかったらゴメンなさい( ̄▽ ̄;)
以前に、寿命が長くても『健康寿命』が長くないと!
…と、書きましたが。
まさしく。
その為にも、ご高齢のオクサマ方も体操教室や大人のバレエ、スポーツジムなどで頑張ってらっしゃいます。
そうして、将来寝たきりにならないように、と気をつけている方は良いのですが、無頓着な方は将来が怖いですよ~
骨がスカスカだと、少し転んだだけで大腿骨骨折になって最低1ヶ月は入院、となりますし。
下手するとリハビリが長くかかって、以前と同じスピードで動くのに3ヶ月ほど必要になったり。
骨もとても大切です。⇒『骨を貯める』
という前置きをしておいて、と。
サルコペニアとは、全身の筋肉量が落ちて握力が弱くなったり杖がないと歩けなくなったり、生活に支障が出ることを指します。
それが、転んで骨折をしてしばらく寝たきりになったから、とか。
内臓疾患や薬の副作用で食べれないから筋肉量が減ってしまった、などどいう理由があるものももちろん含むのですが。
そうでなく、加齢や老化によりサルコペニアが起こってしまうのはみすみす健康を自ら放棄しているのと同じで勿体ない、と私は思います。
細胞や体の働きは18~25才がピークとされていて。
肌のなめらかさやハリ具合もその頃がベストですね✨
で、もちろん筋肉量もその頃がピーク。
その後、年と共に減っていきます。
私はまだ40代ですが、ピークの頃よりも筋肉量が減っているのは…
自分のお尻を見ると解っているので…
え?( ̄▽ ̄;) 垂れてる?www
…なのでヒップアップ体操もしてます(笑)
でも悲しいかな、これからもっと筋肉は減っていきます。
そんな筋肉量は元々男性の方が多いですよね。
それは男性の方が男性ホルモンが多く出ているから。
しかし男性は60代以降になると男性ホルモン(テストステロン)の減少によりサルコペニアになる確率が一気に上がります。
そう書くと、男性は大変ねぇ、って思いますが。
なんと、女性は40代からサルコペニアになる確率が高くなっていて、40代の30%近くの方がなるそうです!!Σ( ̄□ ̄;)
男性のように一気にサルコペニアが増えるのもビックリしますが、
女性は早くからっていうのも、かなり怖いですね!
女性は元々筋肉量が少ないというのもあると思いますけど…
病気などでなく健康体の場合どういった方がなりやすいかというと。
デスクワーク中心の方や車メインの生活の方、在宅ワークで太陽光も浴びない方(骨も弱る)、など基本的に運動量が少ない方。
それから20代でも、運動をしない上に食べないというダイエットをしている場合。
その後も生活を変えず運動量を増やさず年を取るのは非常に危ない、ということですね。
まぁ、20代のような若い方ですと短期間だけ変なダイエットをしてリバウンドする事の方が多いかな?とは思います。
なので更年期や閉経後、高齢の方がサルコペニアを招く負のサイクルを書いておきます。
【負のサイクル例】
食欲の低下(食事摂取量低下)
↓
低栄養状態 (体重減少)
↓
筋肉量の減少(サルコペニア)
↓
基礎代謝の低下
↓
食欲の低下…
と、どこからスタートするかは個人差ですが、このようにサイクルするのです。
当てはまるかもと思われた方や、
ご家族の脚が細くなってきたかも、と思われた方は、
下記のチェックをご自身またはご家族に試してみてください。
【閉経後の方や高齢者がサルコペニアかどうかチェックできる方法】
ふくらはぎの一番太いところを本人の両手の親指と人差指でぐるりと囲みます。
≪結果≫
・囲めない⇒サルコペニアの可能性は低い。
・ちょうど囲める⇒サルコペニアの可能性がなきにしもあらず。
・囲める上に指とふくらはぎの間に隙間が出来るほど⇒サルコペニアの可能性が大きい。
ということだそうで、ふくらはぎの細さが目安になるみたいですね。
病院で検査を受けるのが確実ではありますが、ご参考までに。
ともかく背筋を伸ばして歩けるようなオバアちゃんになりたいなら、なるべく日々の運動量を減らさず、筋肉量を減らさないことが肝心。
普段から運動不足だと感じる方はタンパク質を多く摂って、意識的に体を動かすこと。
デスクワークでも、デスクの下で膝を曲げたまま足を上げ下げするだけでも太ももの運動になりますよね。
通勤時に階段を上り下りする際も、爪先立ちで行うなどされるとより筋力が高まりますよ~
もっと年を取ってからでいいや、ではなく今から少しずつ動く量を増やしていくといいかと思います(* ̄∇ ̄)ノ
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