2017年4月16日
道の駅川根温泉を出発して8時に蓬莱橋(ほうらいばし)に着きました。
蓬莱橋は以前、TVでみたことがあり、昨夜車中泊をしているときに
スマホで島田市の観光スポットを検索してみたら、
なんと近くにあることを知りました。
蓬莱橋は明治12年に大井川に架けられた木造の橋です。
全長897.4m、幅2.4mのこの橋は、「世界一長い木造歩道橋」
として英国ギネス社の認定を受けました。
長さが「897.4m」ということから「厄無し」
長い木の橋という事から「長い生きの橋」
ご利益がありそうです
通行できるのは歩行者と自転車のみです。
番小屋で料金100円を支払います。
夜はライトアップされるそうで、8:30〜17:00以外は橋の手前にある
料金箱にお金を入れます。
番小屋でお金を払うと係りのお母さんから
「ラベンダーの香りは好きですか?」と聞かれました。
「大好きです~~」と応えると
「そこのラベンダーを採って作ったのでどうぞー」と
ラベンダーのポプリをいただきました
早速、シャツの胸のポケットに入れて
運転中、ず~~~と良い香りがしてました。
「箱根八里は馬でも越すが越すに越されぬ大井川」
ふっと頭をよぎりました。
職場で若い子に
「越すに越せない大井川って言うでしょ」って話したら
「なっですか?それ」
「箱根八里。。。 初めて聞きました~」って
江戸時代、大井川を渡るためには川越人足に肩車をしてもらうか、
蓮台と呼ばれる梯子に乗せてもらって渡っていました。
雨で川の水かさが増すと、川止めとなり渡ることができませんでした。
川止めが20日以上続くこともあり、旅人は
「川を越してから宿を取れ、川の手前で宿を取るな」と言っていたそうです。
旅人が不便な思いをしているにもかかわらず、
江戸幕府はどうして大井川に橋をかけなかったのか。。。
なぜ大井川には渡し船がなかったのか。。。
江戸を守るための軍事的な理由で、幕府により大井川には橋を掛けることは
許されなかったとか。
他にも
旅人が川止めに遭うと日数、宿泊費がかかります。
地元にとって経済効果が絶大だったそうです。
橋の真ん中に「ど真ん中」って書かれていました。
下を見ないと気づかない人もいそう(笑)
ど真ん中からの景色です。
ギネス登録されています。
蓬莱橋を往復してきました。
厄が落ちて長生きできるかな。
この橋、長いので渡っていると風がかなり強いです。
渡る手前とは身体に感じる気温が違うので上着を持って行くのをお薦めします。
さて、朝ご飯がまだです。
美味しいものが食べたいなぁ~~ つづく