ぽてちの「人とはちがうモノ」日記

「人と同じことはしない」ぽてちが選んだ、いろいろなモノたちのお話。

ウィーン

2013-03-27 17:00:09 | 

そういえば、ぽてちにも時差ボケというのがやっぱりありました。向こうにいる間中、

午後6時くらいになると眠いこと眠いこと。夜にも出かけたいと思うものの、

ご飯を食べるとさらに眠く、10時には寝てしまいました。ところが夜中の

2時~3時になるとパッチリと目が覚めます。そして4時くらいにもう一度寝るという

パターンでした。日本に帰ってからの方がキツいらしいのですが、それほどでもありません。

単に疲れていただけなのかも…。

 

さて、ブダペストから列車で約3時間でウィーンに到着です。まず最初にすることは、Cirrusもしくはマスターカードの

ATMを探すこと。なにしろ現金を持っていないので。その後地下鉄でシュテファンプラッツ駅へ。ホテルはアストリアです。

写真を撮り忘れてしまいましたが、古き良き時代のスタイルを貫いており、素敵でした。

部屋のドアやエレベーターのドアは二重になっており、キーもガチャッと回す昔ながらのもの。

バスルームも広く、家具もクラシカルで昔のウィーンを体験しているようでしたよ。

荷物を置いたらまずは美術史博物館へ。歩きです。上の建物です。日曜でしたが混んではいませんでした。

これは大体どこも同じで、シーズンオフなのだと思います。混んでいるのが嫌いなぽてちには最高です。

 

展示物よりも建物自体が素晴らしいくらいで見飽きません。

巨大な絵がびっしり並んでいます。バベルの塔やブリューゲルの狩りの絵、ベラスケスの幼い王女の絵など、

名画がたくさん。で、疲れたらカフェで休憩です。

カフェはドームの真下にあるので上を見上げるとこんな感じ。ここもぜひ来たかった。

 

晩ご飯はアウグスティーナ地階にあるワインケラーへ。穴倉みたいな落ち着ける雰囲気のお店で、

日本人多し。ターフェルシュピッツという牛肉の煮込みを注文。付け合せの野菜が美味。

ビールもおいしかったー。

で、また夜中に目覚めつつも翌日。地下鉄でシェーンブルン宮殿へ出かけました。

朝から雪が降っていて寒く、しかも到着が8時半だったので、ガラガラでしたよー。お馬さんもヒマそうでした。

ほぼ貸切状態で見られました。なにしろ係りの人が掃除機かけていましたから…。シシーの部屋やモーツァルト

が子供のころ演奏した部屋を見ました。ハプスブルグ家は絶大な権力を持っていたのですね。

お昼は日本食の店、天満屋でランチです。娘がブダペストの日本食レストランがまずいと言っていて、久々に

ちゃんとした日本食を食べたいだろうなぁ、というぽてちの配慮です。普通サイズのうどんにおにぎり2個、天ぷら

たくさん、ひじきの煮物、という内容でたしか18ユーロだったような…。量も味も良かったけど、もう少し少なめで

お安くしてもらうともっとよかった。

で、ここから予定が狂いました。

楽友協会ホールのツアーに行きたかったのですが、時間になっても閉まったまま。残念。なんでやってなかったのか、

わからずじまいです。ニューイヤーコンサートの会場で、ぜひ見たかったー。

で、寒いのでいったんホテルへ引き返す。場所がいいと便利です。

次にシュテファン寺院に向かったのですが、こちらも工事中のためかガランとして人気がなく、

またまた残念。

こんな巨大な寺院なんですよ。鐘の音は聞こえるんですけどね。仕方がないので塔にのぼりました。

(屋根の向こうにちらっと見えます)とにかくぐるぐるひたすら上る。先人たちに思いをはせながら、目が回りそうに

なりながらもひたすら…。

そして市内が一望にできました。

手前のタイルの屋根はこの寺院の屋根です。下から見るよりカラフル。

天気に恵まれず、あまり見たいところが見られなかったウィーン。

ぜひまた訪れたいです。

そして次の日、最大の危機(?)が襲います。

続きは次回。