そういえば、ぽてちにも時差ボケというのがやっぱりありました。向こうにいる間中、
午後6時くらいになると眠いこと眠いこと。夜にも出かけたいと思うものの、
ご飯を食べるとさらに眠く、10時には寝てしまいました。ところが夜中の
2時~3時になるとパッチリと目が覚めます。そして4時くらいにもう一度寝るという
パターンでした。日本に帰ってからの方がキツいらしいのですが、それほどでもありません。
単に疲れていただけなのかも…。
さて、ブダペストから列車で約3時間でウィーンに到着です。まず最初にすることは、Cirrusもしくはマスターカードの
ATMを探すこと。なにしろ現金を持っていないので。その後地下鉄でシュテファンプラッツ駅へ。ホテルはアストリアです。
写真を撮り忘れてしまいましたが、古き良き時代のスタイルを貫いており、素敵でした。
部屋のドアやエレベーターのドアは二重になっており、キーもガチャッと回す昔ながらのもの。
バスルームも広く、家具もクラシカルで昔のウィーンを体験しているようでしたよ。
荷物を置いたらまずは美術史博物館へ。歩きです。上の建物です。日曜でしたが混んではいませんでした。
これは大体どこも同じで、シーズンオフなのだと思います。混んでいるのが嫌いなぽてちには最高です。
展示物よりも建物自体が素晴らしいくらいで見飽きません。
巨大な絵がびっしり並んでいます。バベルの塔やブリューゲルの狩りの絵、ベラスケスの幼い王女の絵など、
名画がたくさん。で、疲れたらカフェで休憩です。
カフェはドームの真下にあるので上を見上げるとこんな感じ。ここもぜひ来たかった。
晩ご飯はアウグスティーナ地階にあるワインケラーへ。穴倉みたいな落ち着ける雰囲気のお店で、
日本人多し。ターフェルシュピッツという牛肉の煮込みを注文。付け合せの野菜が美味。
ビールもおいしかったー。
で、また夜中に目覚めつつも翌日。地下鉄でシェーンブルン宮殿へ出かけました。
朝から雪が降っていて寒く、しかも到着が8時半だったので、ガラガラでしたよー。お馬さんもヒマそうでした。
ほぼ貸切状態で見られました。なにしろ係りの人が掃除機かけていましたから…。シシーの部屋やモーツァルト
が子供のころ演奏した部屋を見ました。ハプスブルグ家は絶大な権力を持っていたのですね。
お昼は日本食の店、天満屋でランチです。娘がブダペストの日本食レストランがまずいと言っていて、久々に
ちゃんとした日本食を食べたいだろうなぁ、というぽてちの配慮です。普通サイズのうどんにおにぎり2個、天ぷら
たくさん、ひじきの煮物、という内容でたしか18ユーロだったような…。量も味も良かったけど、もう少し少なめで
お安くしてもらうともっとよかった。
で、ここから予定が狂いました。
楽友協会ホールのツアーに行きたかったのですが、時間になっても閉まったまま。残念。なんでやってなかったのか、
わからずじまいです。ニューイヤーコンサートの会場で、ぜひ見たかったー。
で、寒いのでいったんホテルへ引き返す。場所がいいと便利です。
次にシュテファン寺院に向かったのですが、こちらも工事中のためかガランとして人気がなく、
またまた残念。
こんな巨大な寺院なんですよ。鐘の音は聞こえるんですけどね。仕方がないので塔にのぼりました。
(屋根の向こうにちらっと見えます)とにかくぐるぐるひたすら上る。先人たちに思いをはせながら、目が回りそうに
なりながらもひたすら…。
そして市内が一望にできました。
手前のタイルの屋根はこの寺院の屋根です。下から見るよりカラフル。
天気に恵まれず、あまり見たいところが見られなかったウィーン。
ぜひまた訪れたいです。
そして次の日、最大の危機(?)が襲います。
続きは次回。