Dlifeの「アンダー・ザ・ドーム」が話題です。アメリカで今年の6月に
放映されたばかりなのに、太っ腹!ぜひ観ます!
っていうか、先行で第1話を観たんだけど、おもしろかった。
「綿摘み野郎」が口癖のビッグ・ジムもハマッていたし。
で、キングつながりで、「11/22/63」を読んだ。最新刊です。
ここの街の図書館利用者は海外の小説には興味のない人が
多いようで、ぽてちが最初の借り手だったみたい。
しおりもペタンコに貼りついている真新しい本を読めるのはうれしい。
なにしろ上下巻で4,200円(!)もしますからね。絶対に買っては読まない。
ではではAmazonさんの紹介文。
「小さな町の食堂、その倉庫の奥の「穴」。その先にあるのは50年以上も過去の世界、1958年9月19日。
このタイムトンネルをつかえば、1963年11月22日に起きた「あの悲劇」を止められるかもしれない…
ケネディ暗殺を阻止するためぼくは過去への旅に出る。世界最高のストーリーテラーが新たに放った最高傑作。 」
ということになるらしい。正直、「いまさらケネディ?」と思いながら読みましたが、
結果、大満足の内容でした。
ホラー色はほとんどなく、SFに近いかな。いつもの冗漫さ(それなりにおもしろいけどね)も
気にならない程度だし、さすがページターナー、読ませます。
過去の世界に何年いても2011年の世界では2分しかたっていない、とか、
お金はリセットされずに銀行に残っている、とか、なかなか考えられています。
過去は変えられたがっていない、という言葉は考えさせられた。そういう気もする。
あと、妙な符号ですね。これは小説とは関係ないけど、
2001年の9.11と10年後の2011年の3.11とか。
最後にセイディーと踊るダンスシーンがいい。しみじみしてて。
この間読んだ「リーシーの物語」はスピリチュアルすぎて、ちょっと
ついていけない感がありました。こっちのほうが好きです。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます