ぽてちの「人とはちがうモノ」日記

「人と同じことはしない」ぽてちが選んだ、いろいろなモノたちのお話。

香水探しの旅 5

2015-04-16 11:20:25 | 香水探しの旅

ゲランにもイディール以外にぽてち好みの香りがあると思いたい、と2種を追加して試しました。

 

結果、

「ランスタン・ド・ゲラン」   むほっ

「ジッキー」  むほっ

以上、と言ってしまうと実も蓋もないけど、どうしてこうなるかなぁ。

 

@cosme の誰かがコメントしてたけど、ゲランって、日本の高温多湿の気候ではうまく香らない、

とおっしゃるのです。

それか!ぽてちの鼻はやっぱり北海道向きなのか?

 

ランスタンの方は甘く粉っぽい干菓子のようです。

ジッキーは間違いなく匂い袋。「にほひ袋」と書いた方がピッタリかも。

オリエンタルといえばオリエンタルだけど。

…こんなこと書いてるとしまいにゲラン好きの人に怒られそうです。

 

もうひとつ、右に写ってるのはトム・フォードの「カフェ・ローズ」。

男性モデルと一緒に香水が写ってる写真があったのですが、

モデルじゃなくてトム・フォード自身なのね。びっくり。

 

ローズという名がついてますが、どうもトニック臭が気になる。

ちなみにこれだけ減ってますが、好んで使ったわけではなく、

こぼしてしまったのです、床に。

おかげでしばらく男性化粧品の匂いが漂ってました。

 

やれやれ、素晴らしいローズってどこにあるんでしょう。

 

 

 


香水探しの旅 4

2015-04-14 11:50:57 | 香水探しの旅

そうこうするうちにイタリア行が迫ってしまって、本来ならば向こうでボトルなんかを購入すると

日本で買うよりお安くて良かったんですが、まだどれにするか決めかねていたので、

買わずに帰りの飛行機に乗ってしまいました。

 

退屈しのぎに機内販売のカタログを

ペラペラめくっていると、ゲランのミニ香水セットというのが目に留まりました。

 

おぉ、ここで見つけたのも何かの縁、しかも試してみたことのない4本セットであり、

さらにユーロがちょうど40ユーロほど残っていたという偶然も重なり、

機内販売タイムに購入しました。

この4本で40ユーロです。

 

実はこのうち手元にあるのが上のイディール1本のみ。

 

感想

ラ・プティット・ローブ・ノワール(左上)  とっても甘ーい香り。かき氷のイチゴシロップを

思い浮かべました。ゲランにもこういうのがあるんだ。でもイヤな甘さではなく、かわいらしいのは

さすが。娘におみやとしてあげました。

 

シャリマー(右上)  おぉ、もわっとしてゲランらしい。ぽてちは不得意な香り。実はヤフオク出品を始めたのですが、

第1号として売りました。人気あるみたいです。

 

イディール(左下)  ゲランらしくなく、パウダリーっぽさがないです。スパイシーだけど男性的ではなく、

甘いんだけどそれほど女性的でもなく、絶妙な調香だと思いました。ゲランでは今のところぽてちの

イチオシです。結構使ってます。機内で売ってくれたキャビンアテンダントの女性が(日本人)、

「私、これ使ってるんです」と言ってました。30代で働く女性にぴったりだと思います。

(その時はどんな香りかわからなかったので、へぇー、だけでしたが、今思うと彼女に合っている。)

 

アンソレンス(右下)  これもヤフオクで売りました。甘い、という人が多いんだけど、ぽてちには

ただ単に、パウダリー、としか思えません。どうもそこにひっかかるんだよね。

 

ゲランの中で好みの香りを見つけられたのは収穫であった。

 

 

 


香水探しの旅 3

2015-04-11 11:16:55 | 香水探しの旅

ローズ系で行く、というところまでは決まったのですが、やはり別の香りのタイプも試してみたい。

 

某ショップで個々の香りの要素みたいなのがミニボトルで販売されているので、買ってみた。

「オールドローズ」  ぽてち好みのローズ。深みのある香り。

「ロサブラン」  白いバラ。女学生向きな清潔感のあるローズ。

「沈香」  香木。たしかに木の香りがします。白檀とはまた違った香り。

       白檀よりスパイシーかな。

「パチュリ」 摩天楼と題されたボトルにはローズ&パチュリの香り。

        甘さはなく、ちょっと男性化粧品の香りがします。

 

どれも天然ではなく、合成されたものだと思うけど、自分の好みを見つけるには

十分です。しかも1本183円。なんと便利なんでしょう。

 

メンズ系はちょっと苦手かも、とだんだんにわかってきました。

 

 


香水探しの旅 2

2015-04-09 15:14:08 | 香水探しの旅

さて、薔薇の香水です。女学生向きではなく、大人な香りの。

 

どうやって探せばいい?知恵袋を見てもおすすめとして知らない香水の名がずらり。

@cosmeというサイトを見てみるが良い。玄人はだしのなんと詩的な表現が多いことか!

専門用語らしい、パウダリーとか、シプレーとか、なにそれー。

ますますわからなくなりました。

 

そこでとりあえずちょっとだけ試してみようかな、最近は便利なものがあるんですね。

量り売り香水のショップです。画像のお店はちょっとお高めですが、1mlだと300円台で売っているところもあります。

「ローズ・ド・ロジーヌ」は試してみたかったので、購入。

「ミツコ」はぽてちでも知っている名香なので、どんなものかと。

「ローズ・アブソリュ」と「ジョイ」は店主さんのおすすめとか。

 

感想

「ミツコ」 ゲラン

      ゲランは業界でもトップブランドですが、ぽてちには「…無理!」

      いわゆる「マダム臭」というのか、もわっとしたにおい方がもうダメです。

      ちょっとショック。マダム年代としては期待してました。それがこの始末。

      どこかでかいだことのある香りではあります。遠い昔。これがパウダリーなんだろうな。

      お化粧くさい。

「ローズ・ド・ロジーヌ」 ロジーヌ

      ローズではあるのですが、甘さが残って、まったりとした感じ。

      体調悪い時には無理かも。かわいらしさはあり。

「ローズ・アブソリュ」  アニック・グタール

      さすがプロの方はぽてちの好みをわかってらっしゃる。

      「これぞローズ!」という、ローズそのものの香り。いいですねぇ。

      トップ~ミドル~ラストと香りは変化しないので、つまらない人もいるかも。

      ぽてちは好きです。

「ジョイ」  ジャン・パトゥ

      一番最初は「うっキツイかも」、と思いましたが、次の瞬間、「な、なんていい香りなの!」

      ジャスミンなのかな、バラなのかな、両方かな。花束ですよ、花束。そこに顔をうずめているみたい。

      むせかえりそうだけど思いっきり胸いっぱいに吸い込みたくなる香り。

      発売は1930年。「ミツコ」も名香らしいけど、ぽてちは断然こっちです。

      気分がアガるんです。その名の通り、高揚します。知らない人にはおすすめしたくなる香り。

 

ぽてち的にはジョイだな、と思うのですが、やっぱりまだまだ試してみたい。

旅を続けます。

      

 


香水探しの旅 1

2015-04-06 13:13:27 | 香水探しの旅

自分の好みの香り、もしくは自分に似合う香り(両者は同じではない)

をお探しの方も多いはず。

 

ぽてちも香り探しの旅の途中です。

 

きっかけはロクシタンのローズの練り香水がなくなってしまったことでした。

 

もともと香水には興味がなく、惰性で長く使っていたのはこの1,000円台の練りのみ。

ほとんど無頓着といえましょう。

でも、しいていえばこのロクシタンも、ちょっとチープ、というか、添加物的な香りが

鼻についていたのでした。

 

とりあえず同じロクシタンのピオニーのロールオンするタイプを購入したのですが

(口コミでは評判良かった)、うーん、今ひとつピンときません。

 

さてどうするか。気に入らないととことん気に入らなくなる。

まずはいろいろな香りを知ることから始めよう。

で、前から気になっていた、「ムスク」。怪しげな響きだが、どんな香り?

 

これを知るためにお香なんかを扱っているらしい、アメリカのお店から

サンプルを送ってもらいました。(上の画像)

送料込800円。

封筒から出したとたん、東南アジアの雑貨を売っている店が思い浮かびました。

あぁ、これか。エキゾチックというか、お香のようなアジアンな香り。

しかもいろんな種類があるのね。

昔は動物から採っていた香料ですが、最近では動物保護の観点から

合成されたものがほとんどだそうです。

 

このストアにはアンバーグリスという香料もあります。

クジラの消化器官内にある石のようなもので、龍涎香とも呼ばれます。

じつにレアで、軽いために海岸に流れ着いたものが高価で売られたり

するみたいですな。鑑定団でも見たことがある。

どんな匂いなのか気になります。

機会があればぜひ。

 

ムスクはちょっとねぇ、となると、やっぱり薔薇系ですかね。

旅はまだまだ始まったばかり。