プロムナード・コンサートでは、毎回、よく知られている…であろう曲をプログラムに取り入れるようにしています。
今回はこの曲。
ドラマやコマーシャルで聴く機会がけっこうありますね。
ベートーヴェンのピアノ・ソナタは全部で32曲、その8番に当たる悲愴ソナタは、ベートーヴェン自身が標題をを付けた最初のピアノ・ソナタです。
初期の傑作と言える曲です。
作曲されたのは諸説ありますが、1797~98年ごろというのが一番有力です。
今回弾く第2楽章は、ベートーヴェンはこんな曲も書いたのかと思えるほど優雅で美しく、祈りの気分を持った抒情的な歌です。
おそらく一番美しい曲かも…です。
形式は、ABACACodaという、単純ロンド形式です。
ロンド形式と言えば、軽快なテーマというのが本来ですから、そう言う意味では少し違和感があるかもしれません。
私自身は、このソナタ全楽章を弾いたこともありますし、2楽章をピアノとエレクトーンのアンサンブルにして演奏したこともあります。
年を重ね、演奏を重ねるたびに、違う発見があって、多分、以前弾いた時とまた違った表現になっていると思います。
ベートーヴェンの良さが、最近やっと少し見えてくるようになった気がします。
苦手だと思う作曲家の曲も、毛嫌いしないで弾いてみることが大切ですね。
CDは、バックハウスの演奏がいいですね。
バックハウス/ベートーヴェン:四大ピアノ・ソナタ集
今回はこの曲。
ドラマやコマーシャルで聴く機会がけっこうありますね。
ベートーヴェンのピアノ・ソナタは全部で32曲、その8番に当たる悲愴ソナタは、ベートーヴェン自身が標題をを付けた最初のピアノ・ソナタです。
初期の傑作と言える曲です。
作曲されたのは諸説ありますが、1797~98年ごろというのが一番有力です。
今回弾く第2楽章は、ベートーヴェンはこんな曲も書いたのかと思えるほど優雅で美しく、祈りの気分を持った抒情的な歌です。
おそらく一番美しい曲かも…です。
形式は、ABACACodaという、単純ロンド形式です。
ロンド形式と言えば、軽快なテーマというのが本来ですから、そう言う意味では少し違和感があるかもしれません。
私自身は、このソナタ全楽章を弾いたこともありますし、2楽章をピアノとエレクトーンのアンサンブルにして演奏したこともあります。
年を重ね、演奏を重ねるたびに、違う発見があって、多分、以前弾いた時とまた違った表現になっていると思います。
ベートーヴェンの良さが、最近やっと少し見えてくるようになった気がします。
苦手だと思う作曲家の曲も、毛嫌いしないで弾いてみることが大切ですね。
CDは、バックハウスの演奏がいいですね。
バックハウス/ベートーヴェン:四大ピアノ・ソナタ集