マスミンのピアノの小部屋

ピアニスト兼ピアノ指導者松尾益民が、ピアノや教育、世の中の出来事など日々感じることを、徒然なるままに綴ります。

予定変更なしで

2014-06-18 23:48:38 | 日記
姫路に帰りました。
午後4時からのレッスンに間に合うように帰りたかったので…。
今週から、発表会でする親子連弾のレッスンが始まるからです。
先週水曜日も、レッスンをするために姫路に帰ったわけですが、その時が父との別れの時になってしまいました。
いったん姫路に帰ると言うと、父はうっすらと涙を浮かべていましたが、多分父にはわかっていたのでしょうね。
先週のレッスンもこなすことができたあと、土曜日に亡くなったわけですが、今日のレッスンをするまでにすべてを終えることができたのは、父の配慮だったか…と。
火曜日夜のレッスンは残念ながらできませんでしたが、ほぼ予定通りに私のスケジュールは進んでいます。
6/8のプロムナード・コンサートが終わるまでは…と思っていたのが無事通過し、6/29の発表会に影響しない時期に…というのもクリアできたのです。
父は今頃、7歳の時に死に別れたお父さんに会えるのを楽しみに、あの世への道を歩いている…か…。

今回はまるで余裕がなかったので、実家を片づけるのはできませんでしたが、今後のこともあってあちこち見てまわる中で、父の物も大量に残っていて、物をたくさん持っても仕方がないということを改めて考えさせられましたね。
何一つ持って行くことはできませんからね。
父は、仕事で使うということがあったとはいえ、新しい機械や道具を持つのが趣味みたいなものだったので、こんな物も!というくらい残っています。
田舎の家は広く、置き場所にも困りませんから…。
今後は実家の家そのものについても考えて行かなければなりませんが、家というものにこだわってきた父の意向に沿うことは難しそうです。
一人の人間ができることはそう多くはないのです。
自分の生活も老後もありますから、あれもこれも管理するのは大変!
物は物でしかない…そんなことを考えるこの頃…。