マスミンのピアノの小部屋

ピアニスト兼ピアノ指導者松尾益民が、ピアノや教育、世の中の出来事など日々感じることを、徒然なるままに綴ります。

休んでいる間に

2014-06-27 23:43:25 | 日記
今日も朝から発表会の準備。
プログラム原稿をやっと完成させて、明日は印刷するだけ。
印刷する前に、一日置いてもう一度見直しをしようと思っているのです。
自分ですべてやっていると、思い込みがありますから、間違いを発見しにくいので、一晩置くわけです。
たぶん大丈夫…。
練習もしないと、と思いながら、なかなかです。
夜になってやっと練習しましたが、実は、2週間以上まともにピアノを弾いていないのに、やたら弾きやすいのですよ。
たぶん、休んだおかげで、ピアノを弾くことによる腕の疲れが取れたのか…と。
それと、違う曲ではありますが、プロムナードで弾くためにかなり指のトレーニングをしていましたから、記憶が定着したのかもしれません。
がむしゃらに弾くばかりが上達の道ではないのですよね。
なので、コンサートとかで弾くために曲を仕上げるのは、1週間前がいいわけです。
最後の1週間は少し力を抜いた練習をする…。
そうできたら結構いい演奏ができるようになるのですけどね。
最近はいつもギリギリです。

昔、ホントに昔ですが、大学院の入学試験の時、それを実感しましたね。
大学院の入試の1週間くらい前が大学の卒業演奏でした。
それに向かって一生懸命練習をして、大学院入試の時はそんなにがむしゃらに練習してなかったのです。
けっこう推理小説を読んだりしてました。
でも、その試験で実にいい演奏をしたと、後にピアノの先生から聞かされました。
そのおかげで大学院に入れたようでした。
音楽史が全然できませんでしたから…。

明日も能率よく準備しないと時間が足らなくなりそう。
コンサートは弾くのが大変ですが、発表会は他の準備が大変なのです。