秋から冬に向かって、興味を惹く映画がたくさんあります。
「至高のエトワール」も観ておきたい映画の一つだったのですが、12月に入ってからはコンサート等で忙しく余裕がなかった…。
クリスマスコンサートが終わってからふと思い出して、シネリーブル神戸のサイトを見ると、何と26日まで!
そうなんだぁ…と。
でも、スケジュールを見ると、絶対しなければ!という用事はない。
ならば行こう!と思いましたが、これがまた10:10からの上映しかない…。
またまた悩みましたが、やっぱり観ておきたい…と、朝も早くから出かけました。
無理してでも観て良かったぁ!
いい映画でした。
などと一言では言えませんが…。
内容は、2013年10月10日のアデュー公演「椿姫」でパリ・オペラ座のエトワールを退いたアニエス・ルテステュの、オペラ座引退までの2年間の姿を追い、アニエス自身や多くの関係者の証言と映像で綴ったものです。
パリ国立オペラというのが、フランスを代表するバレエとオペラの団体で、オペラ座を拠点に活動しています。
歴史のあるオペラ・ガルニエと新しいオペラ・バスティーユの2つがありますが、バレエは主にガルニエの方で上演されているようです。
バスティーユがオペラ中心です。
でも、もちろんガルニエの方でもオペラは上演されていますから、何としてもガルニエの方でオペラを観たかったので、2012年に行った時観ました。

中の天井画は、シャガールによるもの。

いかにもシャガールっぽい。
オペラが作られ始めたのはバロック時代初期、ルネサンスの終わりごろからです。
イタリアで発展していきましたが、フランスではオペラではなくバレエの方が発展したのです。
舞台芸術と言う意味では、オペラもバレエも同じ流れ…なのでしょう。
ちょっと方向が違うだけ…。
なので、オペラとバレエがオペラ座で上演されるのでしょうね。
映画に戻りましょう。
オペラは、歌によるものですから、言葉がありますが、バレエは踊りですべてを表現しなければならないので、その分別の苦労があるんだ、というのを踊る様子を見て思いましたね。
細かい動きをパートナーと合わせる…やってる人には当たり前でしょうが、ホントに細かいところまで行き届いていて、すごいなぁ…と。
エトワールというのは、フランス語で「星」を意味しますが、16年間星として輝き続けるには、ホントに努力の連続だったのでしょう。
もちろん、持って生まれた才能も大きいでしょうが…。
オペラ座は42歳が退団の年齢だそうです。
でも、バレエって、踊るのはその人個人ですが、全体としてはいろんな人との共同作業がほとんどで、振り付けの人やコーチなどの言うことも聞かないといけないし、何かすご~くストレス溜まりそうだなぁ…と思ってしまいました。
ピアノは、レッスンなどを受けてる場合は別として、自分一人で作り上げるものですからねぇ…。
いろんなことを考えさせられた映画でもありました。
惜しまれて最終舞台のカーテンコールに答える姿は、感動モノでしたけど。
使われている音楽、ところどころブラームスの小品も出て来て、あんな曲もあったと思いだし、またやりたくなってきました。
「至高のエトワール」も観ておきたい映画の一つだったのですが、12月に入ってからはコンサート等で忙しく余裕がなかった…。
クリスマスコンサートが終わってからふと思い出して、シネリーブル神戸のサイトを見ると、何と26日まで!
そうなんだぁ…と。
でも、スケジュールを見ると、絶対しなければ!という用事はない。
ならば行こう!と思いましたが、これがまた10:10からの上映しかない…。
またまた悩みましたが、やっぱり観ておきたい…と、朝も早くから出かけました。
無理してでも観て良かったぁ!
いい映画でした。
などと一言では言えませんが…。
内容は、2013年10月10日のアデュー公演「椿姫」でパリ・オペラ座のエトワールを退いたアニエス・ルテステュの、オペラ座引退までの2年間の姿を追い、アニエス自身や多くの関係者の証言と映像で綴ったものです。
パリ国立オペラというのが、フランスを代表するバレエとオペラの団体で、オペラ座を拠点に活動しています。
歴史のあるオペラ・ガルニエと新しいオペラ・バスティーユの2つがありますが、バレエは主にガルニエの方で上演されているようです。
バスティーユがオペラ中心です。
でも、もちろんガルニエの方でもオペラは上演されていますから、何としてもガルニエの方でオペラを観たかったので、2012年に行った時観ました。

中の天井画は、シャガールによるもの。

いかにもシャガールっぽい。
オペラが作られ始めたのはバロック時代初期、ルネサンスの終わりごろからです。
イタリアで発展していきましたが、フランスではオペラではなくバレエの方が発展したのです。
舞台芸術と言う意味では、オペラもバレエも同じ流れ…なのでしょう。
ちょっと方向が違うだけ…。
なので、オペラとバレエがオペラ座で上演されるのでしょうね。
映画に戻りましょう。
オペラは、歌によるものですから、言葉がありますが、バレエは踊りですべてを表現しなければならないので、その分別の苦労があるんだ、というのを踊る様子を見て思いましたね。
細かい動きをパートナーと合わせる…やってる人には当たり前でしょうが、ホントに細かいところまで行き届いていて、すごいなぁ…と。
エトワールというのは、フランス語で「星」を意味しますが、16年間星として輝き続けるには、ホントに努力の連続だったのでしょう。
もちろん、持って生まれた才能も大きいでしょうが…。
オペラ座は42歳が退団の年齢だそうです。
でも、バレエって、踊るのはその人個人ですが、全体としてはいろんな人との共同作業がほとんどで、振り付けの人やコーチなどの言うことも聞かないといけないし、何かすご~くストレス溜まりそうだなぁ…と思ってしまいました。
ピアノは、レッスンなどを受けてる場合は別として、自分一人で作り上げるものですからねぇ…。
いろんなことを考えさせられた映画でもありました。
惜しまれて最終舞台のカーテンコールに答える姿は、感動モノでしたけど。
使われている音楽、ところどころブラームスの小品も出て来て、あんな曲もあったと思いだし、またやりたくなってきました。