午後はルーティンのフランス語講座。
今日はテキストの関連で、簡単な道案内の復習。
パリ市内で地図を見ながら案内するというもの。
まっすぐ行くtout droit 右に曲がるVous tournez à droite. サン・ミッシェル橋を渡るVous traversez le pont Saint-Michel.等々。
「右に曲がる」と「まっすぐ行く」はよく似ているので、聞き間違えることがあり、今日もそのことが話題になりました。
私も、今ではそんなことはないものの、もう20年以上前ですが初めてパリに行った時、ルーブル美術館でミロのビーナスがどこにあるかわからなくて、監視員の人に尋ねたのですが、聞き間違えたようで、結局行きつかなかったのです。
今では何度もミロのビーナスは見ていますけど…。
ツアーで行った時、午後からフリータイムになり、ちょうどその日はクリスマス前で、ルーブル美術館が夜21時半まで無料になっていて、19時ごろ入口のあるピラミッドのところに行くと、すご~い行列!
これは入れないかなぁ…と、それでもあきらめきれず並んで待っていると、係りの人が来て、我が家の三男を見て何歳かと尋ね、6歳だというと、こちらからどうぞ…と、出口から入れてくれたのです。
子供は優遇されているので、三男のおかげでついでに家族全員が入れたというわけで、ツアーだったからというのもあって何の下調べもしていなかったので、パンフレットをゆっくり見る間もなく、急に入れることになって残り時間も少ないし…で、慌てたのでしょうねぇ。
まぁ、その頃はフランス語も片言で、道を尋ねる、ちょっとした買い物をするくらいでしたから…。
あとでゆっくりパンフレットを見ると、何だあそこをまっすぐ行けばよかったのか…と。
さて、左岸と右岸の話。
セーヌ川を下流に向かって右側が右岸で左側が左岸です。
ルーブルは右岸、オルセー美術館は左岸、エッフェル塔は左岸、凱旋門やシャンゼリゼ通りは右岸、モンマルトルは右岸、モンパルナスは左岸等々。
私は、パリの地図は大まかに頭に入っているので、わかったのですけど。
セーヌ川で市内が分断されているので、橋がないと不便…で、すごくたくさんの橋がありますが、橋のある町はやはり交通渋滞などは多いでしょうね。
橋と言えば、一番古いのに「新しい橋」という意味のポン・ヌフがあり、芸術橋という意味のポン・デ・ザールがあり…。
ポン・デ・ザールは歩行者専用橋で、恋人同士が永遠の愛を誓い、南京錠に二人の名前を書いて欄干の金網に取り付けて鍵をかけ、その鍵をセーヌ川に投げ込むというのが流行った橋ですが、重さに耐えきれず禁止になったようです。
…が、2年前に通った時はやっぱり取り付けられていました。
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木製の橋なので、歩行者用です。
これはポン・デ・ザール上から下流方向に向かって撮った物。
上流方向には、ノートルダム大聖堂の鐘楼の塔が見えます。
フランスに行けるのはいつになるでしょうねぇ…。
まぁそれまでに、もう少しマシに話したり聞いたりできるようになっておきたいものです。
メトロが急に止まった時なども、放送が聞き取れないと困りますし…。