パナソニック汐留美術館で、19日まで開催されている「ピカソひらめきの原点」展に行きました。
意外に人気のようで、昨日時間予約をしようと思ったら、15:45〜16:00の時間帯以降しかダメでした。
もうちょっと午後の早い時間…と思っていたのですが…。
で、この時間帯を予約。
予約をすると、QRコードが発行され、支払いは当日受付でって…。
う〜ん、パナソニックともあろう団体が、WEB決済すらできないシステムってどうなのよ…と思った次第です。
そのままWEB決済できたら、受付で待つこともないのに。
おまけに、QRコードの画面に名前と時間が記載してあるので、QRコードである必要すらないし…。
行く時、ちょっとだけ早めの電車に乗りましたが、蒲田駅でしばらく止まったのです。
踏切立ち入りだったかよくわかりませんでしたが、確認のために停車とか言ってました。
ちょっとだけ遅れて…7、8分くらいかな…出発しましたが、指定の時間に遅れたら困るなぁ…と。
何しろ、15分刻みですから。
15分刻みってのはどうなのかなと思ってましたけど、こういう電車の事情とかあるわけで、もう少し余裕を見た時間、例えば30分とか1時間とかにしたほうがいいと思うのですよね。
15分指定というのは初めてでした。
15分という細かい指定にしているにもかかわらず、入ると、混み合ってますのでお好きなところから鑑賞してください…と。
何のための時間指定かな…です。
いやぁ〜入る前からツッコミどころ満載でした。
このピカソ展は、イスラエル博物館所蔵のもので、版画作品が中心でしたが、もちろん普通のもありました。
ピカソと言えば、ちょっと変わった絵、キュビズム的な絵を思い浮かべますが、初期の頃は割と普通の絵を描いているのですね。
だんだんまぁ普通じゃないと言うか写実的ではないと言うか、崩していく画風になるわけで、ああいった描き方が作り出せるのは、やはり才能か…とか思ったりするわけです。
印象に残った絵は、マリー・テレーズの顔の絵。
マリー・テレーズは、ピカソが40代の頃17歳だった女性で、同居をしていたようですが、奥さんもいたので、まぁ愛人という立場でしょう。
恋多き画家だったようですね。
絵は、リトグラフです。
2010年にフランス旅行をした時、アンティーブのピカソ美術館に行きましたが、ピカソがアトリエにしていたお城でした。
ピカソ美術館と言いながら、ピカソの主だった作品はなかったように思います。
今回のピカソ展は、作品数も多く、ピカソの作風の変化がよくわかりました。
ピカソをたくさん見るのは、なかなかに疲れるものではあります。
パナソニックのビルに、向かいのビルがきれいに映っていました。