プロストワインハンデル公式ブログ「クライナー・プラッツ Kleiner・Platz」

ドイツのリューデスハイムに所在するドイツワイン専門店です。在住者ならではの新鮮な情報と個性的なワインをご紹介します。

ロルヒのワイナリー訪問

2019年07月24日 10時33分29秒 | ワインと食

どうも皆さまこんにちは!わかこです。

6月末は40℃を超える地域があるほど暑く、どうなるかと思った7月。

むしろ「あれ?今年の夏、終わっちゃった??」と思うほどの打って変わっての秋のような涼しさでした。

でも一昨日から今日までは6月末の暑さを超える気温になる、との予報に戦々恐々としております

日本は未だ梅雨明け前だそうですね。ジメジメしていると洗濯物も生乾きになるし

なんとなくストレスですが、少しでもスカっと、カラッとした気分になっていただけるよう、

ラインガウ地方の端っこの村・ロルヒのヴィスパー渓谷から吹きおりてくる風、日本まで吹いていけ~!!

という気持ちを込めて今回は、ロルヒのワイナリー訪問の様子をご紹介します!

 

 まずは村の様子から。

 渓谷から流れる小川はライン川に合流します。小川沿いは涼しいしキレイに整備されているのでお散歩には最高

ちょっとわかりにくいですが、きみどり色の壁色の木組みの家って珍しい。

街を散策していると普通のお宅の壁にオブジェが。。。

どういうコンセプトなのか分かりませんが何となくかっこいい

靴の下に敷かれているスレートの石板がロルヒっぽい!!

 小川沿いに坂を少しのぼるとヴァイラーさんというワイナリーさんが。

外見は近代的でおしゃれ。

 

色々飲み比べしてきました。

赤ワインもロルヒ~アスマンズハウゼンの畑で飲み比べ。

グラスの写真の一番右はアスマンズハウゼンの有名な畑ヘレンベルクです。

石の写真はどれぞれの土壌の特徴である石のサンプル。

右は堆積岩、左は赤いスレート、とこうしてみるとイメージしやすくて分かりやすいですね!!

 

ロルヒにきたらヴィスパー渓谷のマス(フォレレ)を食べねば!!

軽~く燻製してあってフレッシュな野菜とロルヒのワインと合わせて頂きました。

なんやかんやワインに食事に舌鼓を打っていたら、このワイナリーさんの

スタッフのお兄さん(余談ですが彼女がこのワイナリーの娘さんだそう)が『蔵も見たい?』と声をかけてくれました。

やだ~、そんなの断るわけないじゃないですか~!ということでお言葉に甘えて。。。

近代的なレストランの奥の扉をあけたらすぐにワイン蔵!

トンネルをくぐって・・・以外と古くて広いぞ~

なんと約百年前に鉱山として掘られた坑道だそう。

上を見上げると鍾乳洞の赤ちゃん見たいなものが。

ここはカルキ(石灰)が含まれていないから、よくある鍾乳洞のように固くはならないそう。

プルプルした鉱物のツララが天井にびっしりです。

お兄さん曰く“鼻水”とか。たしかに(笑)

古ーいワインも端っこに保管されていました。

この瓶に生えているカビはアルコールに反応して繁殖していくのだとか。

面白いですね!

最後に梯子してプロストでおなじみのラクアイさんのワインとここでもフォレレを食べてきました。

マスの味もワイナリーによって燻製加減や塩気、味わいが違うけど、ワインに合わせると、

「やっぱりこのワイナリーのワインにはこの味付の方があうな~」と納得してしまいます。

流石です!!

 以上、ロルヒのワイナリー訪問でした!

ロルヒのワイン飲んでみたーいという方、ここをポチっとどうぞ♪

プロスト会員様限定でご案内の夏カタログNo.6アルテンキルヒもロルヒです。

よかったら見て下さいませ

 

それでは皆様、暑い季節ですが水分をしっかりとってご自愛くださいませ。

わかこでした。

 

 

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ローマに行って来ました

2019年07月17日 13時59分34秒 | ワインと食

お疲れ様です

ささです

いつもドイツのリューデスハイムでこじんまりとヨーロッパ生活を満喫しておりますが、

今回は少し遠出してイタリアのローマに行ってまいりました。

 

ローマは私の大好きなパスタ「カルボナーラ」発祥の地として大変興味深い土地です。

 

今回はローマで出会った美味いものをランキング形式でお届けします。

イタリアワインの生産者の方には大変失礼かもしれませんが、どうしても料理と相性のよいワインをドイツワインで脳内変換してしまいますね。

合いそうなワインのURLも貼っておきますので料理とのペアリングの参考にして頂けますと幸いです。

第5位 牛ヒレ肉のステーキ (タリアータ)

 

イタリアでステーキと言えばフィレンツェと!思っていましたがローマでも十分にうまい肉に出会うことが出来ました。

このステーキにはオリーブオイルと岩塩、ちょっとローズマリーくらいしか味付けが施されていません。

肉の旨味をジューシーに感じ、濃厚な赤ワインが進みます。

ドイツワインならヴュルテンベルグ産のこれとか相性が良さそう。。

http://prostweinhandel.shop-pro.jp/?pid=112744464

 

第4位 アマトリチャーナ

 

 

カルボーナラと双璧をなす説明不要のローマの味覚アマトリチャーナ。

トマト、パンチェッタ(豚バラ肉の塩漬け)、パルミジャーノ・レッジアーノという味付けながらトマトの味の濃さに驚きました。

トマトは旨み担当、味付けは肉、コクはチーズと役割分担がはっきりしていて口に入れた時に一体となる味わいがたまりません。

当然赤ワインがぐいぐいと楽しめます。

 

ラインガウの軽やかなシュペートブルグンダーが欲しくなる味わいですね~

http://prostweinhandel.shop-pro.jp/?pid=128391985

 

第3位 仔牛のサーロインステーキ

 

 

左下に移っているのがそうです。

仔牛のサーロインって真っ赤ではなくて豚肉みたいな色をしているんですね。

これがもうほろほろの柔らかさ。何だろう豚と牛の良いところが合わさったような何とも贅沢な味でした。

脂身も程よく味付けは岩塩のみ。それにしてもこれだけの調味料しか使っていないのになぜこんなに美味いんだ!

 

これはドイツのブラン・ド・ノワールの出番ですね。特にこちらのゼクトはあいそうだな~

http://prostweinhandel.shop-pro.jp/?pid=136394856

 

 

第2位 ボンゴレ・ビアンコ

 

魚介好きにはたまらない逸品でしょう!

ナポリが本場ではありますが、有名店の味は伊達じゃない!

貝の濃厚な出汁が白ワインのコクと重なって少しクリーミーに。

程よいにんにくの風味とちょこっとの唐辛子のピリ辛が白ワインにはたまりません。

ドイツの酸味が強い辛口ワインではこのピリ辛具合を加速させてしまうかもしれません。

中辛口のこれなら甘みが絡みを和らげてくれるかも!

http://prostweinhandel.shop-pro.jp/?pid=135695935

 

第1位 カルボナーラ

 

やっぱり本場にはかないませんよ。

卵のきめ細やかさ、濃厚なパルミジャーノとペコリーノ・ロマーノ、そして脂と旨みたっぷりのカリカリにローストしたグアンチャーレ(豚ほほ肉の塩漬け)。

素材の旨さをこれでもかと活かした味わいは、しっかりこってりしているのに何杯でも食べられそうな中毒性があります。

これを食べにローマに行く人の気持ちがわかるかも。。

 

以前イタリア人の友人に「カルボナーラは卵とチーズを楽しむパスタなんだぜ!」と、言われたことがあります。

確かにこの濃厚な味わいにはイタリアの酸味の少ない旨みたっぷりの白ワインが合いますね!

 

しかし!あえてドイツワインで合わせるならここは赤がいいのではないかと思います。

http://prostweinhandel.shop-pro.jp/?pid=88278470

 

 

番外編 ロブスターのリングイネ

4位のアマトリチャーナと迷いましたがホームの味が勝ちということで。

これも絶品でしたが、食べづらくて服にトマトソースがはねてしまいへこみました。

 

 

滞在中の気温が平均して35℃を上回るという凄まじい天気でしたが、観光そっちのけで食を満喫した素晴らしい休暇でした!

いまはクーラーなしで生活できるドイツの涼しい夏に感動しています。

 

長らくご覧いただきありがとうございました。

 

ささでした

 

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MAGIC BIKE Rüdesheim

2019年07月01日 13時43分34秒 | イベント情報

皆さま、猛暑の中いかがお過ごしでしょうか。

先日は熱さをさらに加速させるお祭りに伺いました。

その名もMagic Bike Rüdesheim。

ハーレーダビッドソンがスポンサーの下、2002年から毎年続く由緒正しき?お祭りです。

 

こちらライン川沿いの直線道路。期間中は道路が封鎖になりますので悪しからず。

どこから集まったのかバイク、バイク、バイク。ほぼハーレーです。

ハーレーのイメージといったらヘルズエンジェルスですよね。

まるでバイクの宝石箱や~(彦〇呂)

少数派ではありますが、カワサキやホンダのスポーツタイプもお見掛けしました。

 

様々な催しものが開催されますが、中でも音楽ライブが多いです。

 

人が多すぎて何が何だかわからないまま終わってしまいましたが

火花が降ってきたり、火柱がたったり、なんなら火炎放射器も使用してたりと

ビール片手に鑑賞するにはちょうど良い内容となってました。

 

また来年。

 

ところで皆様、なぜこの祭りがワイン畑が広がる穏やかな地で行われているのかご存知でしょうか。

私も知りたいです。誰か教えてください。ブルでした。

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