皆さま、こんにちは。
そして、大変遅くなりましたが・・・
あけましておめでとうございます!
2020年もこの不定期更新のクライナープラッツとリューデスハイムのプロストワインハンデル、
そしてここの住人・私たちプロストの愉快な仲間たちを
どうぞよろしくお願いいたします!!
新年早々、日本では3月の春のような暖かい気温だったとニュースで見ましたが、
こちらドイツも暖かい冬を迎えております。
そこそこ「寒いーーー!」とつい口にしてしまうような寒さはあり、
ドイツらしい曇りと雨が多いどんよりした「安定な冬」のお天気ではあります。
しかーし!
「ドイツらしい寒さ」がありません!
私たちにとっては冷え込みが厳しくなく、過ごしやすくて大変助かるのですが、
やっぱり冬らしくないのです!!
数年前までは1月2月ともなれば、雪が積もることもあれば
気温はマイナスに下がり、外に出るのが辛い時期でした。
外に出るときは何枚も重ね着し、足元は凍りついた石畳を恐る恐る歩くという
非常に大変な季節でした。
それがここ数年、そんなに気温が下がらない。
この冬はまだ数日マイナス2,3℃に下がったくらい。
みーんな待ちに待っている2019年産アイスワインは。。。
そんなことを考えていたら雪化粧のラインガウの畑が恋しくなって、
過去の写真を漁ってみました(笑)
顔も手足の指先も寒いけど、雪の畑を散歩するって、気持ちがいいのです☆
さて、せっかくなので写真でお散歩に出てみましょう♪
リューデスハイムの名所、ニーダーヴァルトの丘にそびえ立つゲルマニア像も
心なしかキラキラして見えるような
そういえば、以前雪が積もったっときにあそこに行ったかも!
と思って探したら、ありました。
シュロス・ヨハニスベルク
ドイツワインを語るうえで忘れられないこちら。
今から遡ること245年前。
1775年
当時ブドウ収穫を開始するには司教の許可状が必要でしたが、この年この許可状が届くのが遅れ・・・
という事件がありました。
そのアクシデントから生まれ始まった、ドイツワインの遅摘み・シュペートレーゼ
いまでもこちらのシュペートレーゼはじめ、アウスレーゼ、貴腐ワインなどは世界中の人気です。
そんなシュロス・ヨハニスベルクは、ちょうど北緯50℃に位置します。
以前は「ワイン用ブドウの栽培最北の地」と言われたこのあたり。
ヨハニスベルクの畑にはその「北緯50℃」の位置にしっかりと目印があります。
ちなみに、こちらのシュペートレーゼはオンラインでご案内中♬
http://prostweinhandel.shop-pro.jp/?pid=108083591
冬のブドウ畑は
残った木の実に雪が積もったり、
ブドウの樹の幹が霜でキラキラしたり、
寒いなかでも緑が色鮮やかだったり。
そして、何より太陽の陽が射したときは、生命感がわくわくと湧いてきます
そんな冬の畑散歩
もしも、こんな時期にブドウ畑に行くことがあれば楽しんでみてください。
(注)写真は全て過去数年間のものです☆
ハマっ子