もふもふランド♪

たくさんのわんこと もふもふしてます。
    by ぷーどる♂ & ぷーどる♀

人事と自分事

2008-08-06 13:14:24 | だいちゃん
昨晩、寝ているだいちゃんを抱き上げようと手を触れたら、

「きゃぁ~~ん!」

大きな悲鳴を上げました。
ビックリしたので、声をかけながら顔を近づけると、
尻尾を振り、私の顔を舐めようとします。
落ち着くまで待ってみて、
「もしかして寝ぼけてた?」
そう思い、もう一度今度はかなりそっと抱き上げようと身体に触れると、
またもや悲鳴を上げ、今度は私の手に噛み付きました。
(手は歯型がついたくらいでなんともないです)

これはきっと尋常ではない痛みだと思い、
心配になったので、かなり慎重に抱き上げ寝室へ移動させ、
様子をみながら私も床に就きました。

そのあとは、数回悲鳴を上げるのでとても心配になり、
今朝方奥さんに獣医さんへ、ケージにいれ台車で運んで連れて行ってもらいました。

なぜ私が連れて行かなかったのかというと…

怖かったのです。

年寄り犬のだいちゃんなので、
以前飼っていたコロたちのことが頭に浮かび、
連れて行って先生の話を聞くのが正直怖かったのです。

結果的には、レントゲンや各種の検査の結果、
これといった不調もなく、おそらくは加齢による痛みであろうと…
とりあえず、痛み止めの注射とお薬を頂いて戻ってきました。

ほっ・・・

とはいえ、実はこの診察を受けて家に戻ってくるまでの2時間ほどが私にはすごく長く感じられ、
「もしかしたら・・・」
「まさか・・」
「いやいや、そんなことはないけれど、もしかしたら・・」
よくないことばかり想像してしまい、仕事も何も手につきませんでした。

ですので、奥さんが戻りその報告を聞いたときには、
緊張が一気に解け、つい涙ぐんでしまいました。

ああ、我ながら情けない・・

よく、他の方が愛犬やペットの不調で気に病んでおられるとき、
私は結構冷静に、情報を集め、検討し、方針を考えたりできるんですが、
いざ自分の愛犬となったらもう何も出来ませんでした。
おろおろと気に病んで、うろうろと歩き回るくらいしか出来ませんでした。

ああ、人事と自分事は、本当に勝手が違う・・
(とはいえ、万が一の時は覚悟を決めて対応できるのですが、
やはり、その導入部ではずいぶんうろたえてしまいます。)

だいちゃんは、ちょうど一年前に、迷い犬だったのを拾った犬。
その時点で白内障の気があり、歳のため腰の方も不安定でした。
ですが、愛嬌のあるとぼけたキャラクターのため、
そういうこともふと忘れてしまいがちでした。




ですので、今回は近い将来いつかはそういうときが必ず来るんだと、
目の前に突きつけられたようで、正直かなり辛かったです。

でもまあ、腰は軽いヘルニアがあるものの手術まではしなくて良いし、
心臓はやや肥大気味ですが、心音はきれいだし、
それなりに、年寄りとしてはまあ普通との診断結果でしたから、
今はもう落ち着いております。(私もだいちゃんも)

「店に戻って来る帰り道、いつもの公園でオシッコをして、
そのあと台車のあとをニコニコしながらついてきたよ。」

奥さんがそう言っていたので、本当にほっとしました。

できるだけ長く、お気楽で楽しく、そしてニコニコしながら過ごしてほしいです。





コメント (6)
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