ガッタンゴットンン♪ガチャガチャゴンゴン♪
まるで列車の様な重厚な乗り味のわがCT。
これでオン&オフのデュアルパーパス??
毎回乗るたびそう思うのですが、実はある時意外な事実を知ることに…
というのも、友人諸氏が所有する同機種に跨らしてもらったり、乗らせてもらったりしてみたら…
え?!わしのより断然軽いし、キビキビしてる!?
同化したら乗車位置そのもの高い位置で、なるほどこれならデュアルパーパス…
と、そう納得できるほど。
当初は、輸出しようと国内仕様(私のは国内仕様)の差であるのかとも思いましたが、
後に私とほぼ同年式で同じ程度にくたびれた国内仕様に跨っても同様な感想。
これはもしかしたら…
私のだけがどんくさい?!
とまあ、そういうことを感じ始めてはや10数年。
今でももちろんそういう気持ちはあるものの、
「まあ、これは、これ。」
と、その乗り味に納得し、満足して日々乗っておる次第です。
そして実はこの日こいつに積んで持ち出してきたストーブも似たような感じ。
フランス軍用VIST
1940年代のインドシナ紛争の際、外人部隊用に配備されたストーブです。
8くわいsくはこちらをどうぞ。「外人さんのお弁当箱?」)
実はわたしは過去に6台ほどこの機種をレストアして使ってみたのですが、
どうにもこうにもこの一台だけがやたらどんくさい!
立ち上がりが渋く、バルブ開度一杯一杯まで開かねば着火もしない!
構造的にはみな同じなのになぜ???
というか、実はこの個体が見た感じ一番状態は良かったんですけどね…
それでもいったん火が付けば後は優秀!
ワンタッチで使用できる手軽さもあり、戦地では大変重宝されたであろうことが十分想像できます。
ただ、想定された使用場所が熱帯地方であったためか、寒さと横風にはめっぽう弱いのですよ。
ですので私はこういう小細工を…
ふたを立てて風防代わりで熱をこもらす!
この際付属のレンチと磁石を使用しているので非常にお手軽で便利!
これ、8Rなどにも応用できていいですよ♪
そんなわけでこの日も無事お湯が沸きました♪
さて、こういうどんくさいコンビなのですが、この話を友人にしたところ…
「それはね、メンテナンス不足ですよ。
可動部を分解清掃、そののちシッカリ給油をすれば乗り味はもちろん、
またがったときの沈み方も激変するから。」
と、なるほど…
で、実はストーブの方も思い当たる節がないこともなく…
レストア時、古いウイックを嫌いこうい自作のものと交換したのですよ。
もしかしたらこれが原因かな?
でも今さら分解して確認するのも面倒なのでこのまま使用し続けるんだろうな~。
で、まず間違いなく…
こいつもばらさずこのまま乗り続けるんだろうな~。
**動画**
どんくさい個体? ~ホンダCT110&フランス軍用VISTA~french military stove VISTA