知り合いにチケット譲り受けて・・・(ただでいいのかなあ・・・)柳家三三(さすがにさんざじゃ変換できないですね)の独演会に行ってまいりました。
その知り合いというのは、三三さんがお気に入りで、メールなんかでもやり取りをしているようです。たまに三三さんの手書きの会報みたいのもくれたりします。かなりいろいろみているみたいです。
鼻水がだらだらたれる中、ティッシュで鼻を押さえながら、気を使いながらでしたので、ちょっと万全ではなかったのですが・・・
最初に柳家ろべえさんという人が初天神をやりまして、そして三三三が・・・おい!さんが三に変換されちゃったじゃないか!三三さんが、鰍沢、そして中入り後に宿屋仇をやりまして・・・やっぱり三三さんはうまいなあ・・・というのが印象でした。妙に落ち着きすぎてる気もしますが・・・・
場所が文化放送のビルの中で、会場に行くにはエレベーターしかないという不便で良くわからないところでやってましたが、それはそれとして、会場は小さいところだったので演者と近いという点ではいいんですが・・・ちょっと舞台というのかな?が高くって、ちょっと見上げる感じになって観づらかったです。
初天神は何度もみたことがあるおなじみの話でしたが、こんな近くから客にギロッと見つめられてやるのはやる方もやりづらいだろうなあなんて思いながらみていました。なんでも、ろべえさんは喜多八さんの弟子だそうで、そういわれてみれば、そんな雰囲気も・・・あったかな??・・・よくわかりませんが、でも、若いというのは、落語にとって必ずしもいいもんじゃないというのは感じました。肝が据わってるかどうかもあるんでしょうけど、やっぱり、若いというだけで違和感がある。三三さんのようにしわがあるぐらいじゃないと、おとっつぁんやくなんかもあまりなじんでこない気がしました。間の取り方とかもあるんでしょうが・・・なかなかに面白いんだけど、どっと笑ってこないのはやっぱり間の取り方なんでしょうか。笑いそうでちょっと止まってしまうというか・・・
「鰍沢」は三三さんのをビデオで一度みたことがあったので、話は知っていました。鰍沢という場所も知っています。というのも、身延山に仕事で数ヶ月いたことがあったので、情景もなんとなくわかります。
マクラは、ろべえさんと同じように名前の由来とかを面白おかしくやってました。
マクラから本題に入る前にその知り合いが鰍沢をやるよって耳打ちをしてくれました。そのマクラのところで大体何をやるのかがわかっちゃうんですねえ・・・
雪の情景・・・寒そうです。でも、おれは暖房もきいていたので汗をかいてました。火にあたるところもあったかそう・・・わかります。雪で近々にからだが冷え切って、手足も痛いぐらいになっているときに温かい火にあたる・・・体から何かがすっと抜けていくように気持ちいい疲れが出てきて・・・上手だなあ・・・自分もちょっとイスに座って見上げる格好だったんで腰が疲れてきました。ちっとも心地よくない。(ちょっと早く終わってほしいと思ってしまいました)
会場の中まで雪に埋もれた家の中にいるようにシーンと静まり返っています。玉子酒がほんとにあったまりそうで・・・おいしそうに飲みますなあ・・・
それからの展開はあっという間でした。自分の気持ちが通じたのかも。
(中入り)
「宿屋仇」は、たしか、DVDで桂枝雀さんのを見たこともあるし、他にも何度か、みた記憶がある話でしたが・・・なかなか絶妙な笑いを取ります。やっぱり間の取り方がうまいのでしょうね。思わず笑っちゃうというところが何度もありました。
祖しかも、鰍沢をやったあとなのでその話もちょこっとおりまぜたりして、これは、この会場にいないとわからない笑いですよね。そういうちょっとしたサービスもうれしいじゃありませんか。お客さんとのキャッチボールを楽しんでいるかのようで・・・
呼んだ芸者が「若いだけじゃだめだでも、わざわざ年寄りを連れてくるな。要は腕のいいげんしゃを!」という話をして・・・芸者と遊んでいるときは何もそこがでてこないんですが、散々楽しんだ最後に、「こういう事情だからお開きだ」ってなったときに、最後に「孫を大事にしろよ」とか、一言付け足すんです。そこでまた笑っちゃう。
抜け雀でもそうでしたが、何度も同じことを繰り返し言って刷り込ませて、またいおうとしたら、相手がそれを覚えちゃって言い返すみたいな落語の笑いの取り方のひとつなんでしょうけど、そういうところも笑っちゃいます。
まあ、笑っちゃったところを書いていたらきりが無いか。
そういうわけで、情景を楽しむ落語と、思いっきり笑える落語を楽しませていただきました。
その知り合いというのは、三三さんがお気に入りで、メールなんかでもやり取りをしているようです。たまに三三さんの手書きの会報みたいのもくれたりします。かなりいろいろみているみたいです。
鼻水がだらだらたれる中、ティッシュで鼻を押さえながら、気を使いながらでしたので、ちょっと万全ではなかったのですが・・・
最初に柳家ろべえさんという人が初天神をやりまして、そして三三三が・・・おい!さんが三に変換されちゃったじゃないか!三三さんが、鰍沢、そして中入り後に宿屋仇をやりまして・・・やっぱり三三さんはうまいなあ・・・というのが印象でした。妙に落ち着きすぎてる気もしますが・・・・
場所が文化放送のビルの中で、会場に行くにはエレベーターしかないという不便で良くわからないところでやってましたが、それはそれとして、会場は小さいところだったので演者と近いという点ではいいんですが・・・ちょっと舞台というのかな?が高くって、ちょっと見上げる感じになって観づらかったです。
初天神は何度もみたことがあるおなじみの話でしたが、こんな近くから客にギロッと見つめられてやるのはやる方もやりづらいだろうなあなんて思いながらみていました。なんでも、ろべえさんは喜多八さんの弟子だそうで、そういわれてみれば、そんな雰囲気も・・・あったかな??・・・よくわかりませんが、でも、若いというのは、落語にとって必ずしもいいもんじゃないというのは感じました。肝が据わってるかどうかもあるんでしょうけど、やっぱり、若いというだけで違和感がある。三三さんのようにしわがあるぐらいじゃないと、おとっつぁんやくなんかもあまりなじんでこない気がしました。間の取り方とかもあるんでしょうが・・・なかなかに面白いんだけど、どっと笑ってこないのはやっぱり間の取り方なんでしょうか。笑いそうでちょっと止まってしまうというか・・・
「鰍沢」は三三さんのをビデオで一度みたことがあったので、話は知っていました。鰍沢という場所も知っています。というのも、身延山に仕事で数ヶ月いたことがあったので、情景もなんとなくわかります。
マクラは、ろべえさんと同じように名前の由来とかを面白おかしくやってました。
マクラから本題に入る前にその知り合いが鰍沢をやるよって耳打ちをしてくれました。そのマクラのところで大体何をやるのかがわかっちゃうんですねえ・・・
雪の情景・・・寒そうです。でも、おれは暖房もきいていたので汗をかいてました。火にあたるところもあったかそう・・・わかります。雪で近々にからだが冷え切って、手足も痛いぐらいになっているときに温かい火にあたる・・・体から何かがすっと抜けていくように気持ちいい疲れが出てきて・・・上手だなあ・・・自分もちょっとイスに座って見上げる格好だったんで腰が疲れてきました。ちっとも心地よくない。(ちょっと早く終わってほしいと思ってしまいました)
会場の中まで雪に埋もれた家の中にいるようにシーンと静まり返っています。玉子酒がほんとにあったまりそうで・・・おいしそうに飲みますなあ・・・
それからの展開はあっという間でした。自分の気持ちが通じたのかも。
(中入り)
「宿屋仇」は、たしか、DVDで桂枝雀さんのを見たこともあるし、他にも何度か、みた記憶がある話でしたが・・・なかなか絶妙な笑いを取ります。やっぱり間の取り方がうまいのでしょうね。思わず笑っちゃうというところが何度もありました。
祖しかも、鰍沢をやったあとなのでその話もちょこっとおりまぜたりして、これは、この会場にいないとわからない笑いですよね。そういうちょっとしたサービスもうれしいじゃありませんか。お客さんとのキャッチボールを楽しんでいるかのようで・・・
呼んだ芸者が「若いだけじゃだめだでも、わざわざ年寄りを連れてくるな。要は腕のいいげんしゃを!」という話をして・・・芸者と遊んでいるときは何もそこがでてこないんですが、散々楽しんだ最後に、「こういう事情だからお開きだ」ってなったときに、最後に「孫を大事にしろよ」とか、一言付け足すんです。そこでまた笑っちゃう。
抜け雀でもそうでしたが、何度も同じことを繰り返し言って刷り込ませて、またいおうとしたら、相手がそれを覚えちゃって言い返すみたいな落語の笑いの取り方のひとつなんでしょうけど、そういうところも笑っちゃいます。
まあ、笑っちゃったところを書いていたらきりが無いか。
そういうわけで、情景を楽しむ落語と、思いっきり笑える落語を楽しませていただきました。