唐茄子はカボチャ

映画と音楽と・・・

チャングムの誓い / 25)母の敵 26)罠 27)偽りの自白

2006年12月11日 | ほか
つらいです・・・ハンさんが死んじゃいました。
2人の絆には泣かされてばかりです。

ハンサングンはこの絶望的な状況で、チャングムに前を向いて生きろといって死んでいきます。実際、こんな状況だったら、そこからまた這い上がることなんてできるはずないのに・・・でも、チャングムにはそれを求めます。

チャングムはまた重いものを背負って生きていかなければなりません。いやあ、ここでみるのをやめちゃったら、絶望しかありませんね。

もう、陰謀ばっかりでテレビの画面をぶっ壊したくなっちゃうぐらい腹が立ちます。ドラマだけど、瞬間ムカッとしてしまいます。まったく、食わすんだったら、チャングムに食わすのが一番じゃないか。熱がでれば犯罪人が熱を出すだけの問題なんだし・・・

俺が宮中にいればこんなことには・・・・・・・・いや、たぶんチェ一族につくな・・・いや、やっぱり、何もしないで布団に包まっているのが一番なのでしょう。しかし、人間の道が問われちゃうわけですね。

そして、2人の流刑はチェサングンとクミョンにも何かすっきりしないもの・・・いや、もっと深く鋭いものを突き刺したようです。一族を守るためにどんなことでもしてきましたが、心にすきをつくってしまったのかもしれません。情が出ちゃったみたいです。火種を残してしまいました。その火種が大きな炎となるまでを早くみたいのに・・・残念ながら、とりあえずここまでです。

ドラマにしては、けっこう拷問を正面から描いていますが、韓国の歴史がそうさせるのかもしれません。日本の侵略やその後の軍事政権のなかで、拷問を受けるということ自体が、日本人がイメージするよりも、もっとリアルで身近なことなのかも・・・と思いました。

王様もバカだな。バカバカバカ!民をどうのこうの言っておいて、宮中の不正も自分で正せないくせに、まったくバカ王め!王様にあたっても仕方がないけれど・・こんなに苦しんでいるのに・・・王様は変わらず豪華なうまい飯を食い続ける・・・・

おれが王様だったらこんなことには・・・いや、民のことよりうまい飯だもんね。