唐茄子はカボチャ

映画と音楽と・・・

ミニミニ大作戦

2006年12月15日 | 映画 ま・や・ら・わ行
2004/02/07 00:01

盗んだものを奪い取られてしまったのでまた盗みます。

ミニミニ大作戦という題名がちゃっちっぽいけど、中身はそんなにちゃちじゃないです。
だって女の人はきれいだし、知的で芯が強そうで、白いTシャツを着ているし・・・(笑)
敵を欺く面白さとか、過激なシーンがないのがいい感じ。スマートな映画

しかし、結果的には、裏切らないでみんなでわけあったほうが、お金使えたんじゃないかなあ・・・というわけで、裏切りはゆるさねえ!

リベリオン

2006年12月15日 | 映画 ま・や・ら・わ行
2004/02/13 09:31

第3次世界大戦後、人類が二度と戦争を起こさないためにとった選択は、感情を捨て去ることだった・・・

最初はしゃれで借りたんですが・・・マトリックスとマイノリティリポートのパクリみたい。でも、アクションは結構面白かったです。

しかし、戦争は感情でやられるものであるというところは果たしてそうなんでしょうか・・・
むしろ、感情の届かないところに戦争の意図があるような気がしてならないのですが・・・

リクルート

2006年12月15日 | 映画 ま・や・ら・わ行
2004/01/21 03:10

CIAにリクルート

アルパチーノはやっぱりいいなあ。しぶい。

上司でもあるアルパチーノからの命令を遂行すると・・・思わぬ罠が待っていて・・・
最後のめまぐるしい展開はちょっとついていけないところもあったけど、いろんな駆け引きが面白い。

結局真相はどうだったのかもいまいちはっきりしない・・・

アイス6(でしたか?)は本物で、訓練と称して女の人に盗ませた?それならばなんで主人公を動かす必要があったのだろうか・・・
あるパチーノがほしがったってことは本物だったんだよね。なぜあの女の人をマークさせる必要があったんでしょうか・・・
主人公を犯人に仕立てるため??

わかんないや!

映画館から出て、10ぷんはスパイの気持ちになった。余韻を味わいながら外に出るのって気持ちいい。





ブロークンフラワーズ

2006年12月15日 | 映画 は行
ブロークンフラワーズ

レントラックジャパン

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鬼才ジムジャームッシュ監督とかいてあります。
鬼才というのは、どういう意味なのでしょうか。ちょっと普通の人じゃないということなのかな?

まあ、鬼才が何なのか、鬼才なのかどうかはべつとして・・・・

見終わってこれはすごいぞ!という感じはありません。でも、この映画を「良い」と言える自分が良い感性を持っていると思いたくなる映画です。「良い」と言いたい!だって、DVDで買っちゃったし…

良いと言いたいといっているぐらいなので、好感は持てます。

何と言うか、一言で言うと、「妙におしゃれ」でしょうか。

ビルマーレイさんの顔のアップのシーンが結構あるんですが、そこの表情がなんとも不思議な顔なんです。ちょっと小三治師匠っぽいなと思えるときもありました。

それで、4人の女の人との関係がみんな同じ感情じゃなくて、ちょっと旦那と一緒に食事をしていたら、なんとなく間が持たないような不思議な空間ができたり、いつでも来てねって感じの人もいたり、今はもう入りこまないで!って感じだったり、感情的になっちゃったり・・・・それぞれとの何気ない会話で核心をつかない会話が流れて・・・ってとこが不思議とあうんですよねえ・・・・

所々で、なんとなくクスッと笑っちゃうところもあるし…なんで笑っちゃったのかがまたわからなかったりするんですけど…

それで、その目当ての女の人じゃないちょっとだけ出てきた花屋の女の子がすごい印象的だったり、女の子の裸に思わず目が点になっちゃったり…それで、景色がきれいです。とてもじめっとしていて、目に入り込んでくる感じがしました。

この物語もまた盛り上げてくれる・・・・いや盛り上げないでいてくれる音楽がいいです。景色になんとなくあうんですよね。フニャラニャラフニャラニャラしてます。

で、もしかして、この人かも?いや、この人か?というかんじで、結果があやふやで、その手紙も本当なのかいたずらなのかもわからないで終わります。

息子と思った人も、息子なのか、勘違いなのか、よくわかりません。

結局、主人公が言った言葉。「過去は戻らない…未来はこれからつくれる・・・だから今が大事」とかなんとか・・・これが、彼の出した結論なのだと、思いました。

本当に息子がいたとしても、いなかったとしても、過去をとりもどすことはできないし、彼女達との別れた結果も変えられるわけでもない。でも、今の次点で何かを変えようと思えば、彼女達との関係も変えられる可能性もあるし、出て行った今の女の人との関係も代えられるかもしれない。息子との関係も、過去にさかのぼって取り返すことはできないから、これから関係を作るしか・・・または関係をたってしまうのかもしれないけれど、これから何とかするしかないわけですから。

ごちゃごちゃ書きましたが、そんな複雑に考えることはないのでしょう。その、複雑な思いの部分を複雑なままで感じ取ったほうが「良い映画」と思えるような気がします。

映画のように単純に組み立てられないのが人生です。わからないまま終わっちゃうことだってあるんですと言っているようでもあり…

なんか、見終わったあとにボケ―ッとしてしまう映画でした。