梅雨を爽快に愉しめる純米燗
「諏訪泉 純米酒(うさぎラベル)熟成2夏 積算温度Σ8000℃」
純米燗金太郎です。
市場には梅が沢山出回ってきたようですね。
まだ、梅を漬ける焼酎(ホワイトリカー)の準備が出来ていないのに、
買いに来られるお客様が一気に増えてきました。
例年よりも時期的に早くないのかなぁ?
来週は忘れずに発注しなきゃね。
ちなみに、少しなら在庫がまだあります。
備忘録です。
^_^
今日紹介する純米燗は、アーバンスタイルに洗練された、とてもクールな熟成酒です。
「諏訪泉 純米酒(うさぎラベル)熟成2夏 積算温度Σ8000℃」
黒糖にナッツの香ばしさが混じる熟成香が強めにある。まろやかに練れた旨味がはんなりと口中に広がって非常に心地よい。後半には檸檬のようなフレッシュな酸が跳ねるように立って独特の存在感がある。はんなりとして、爽快な酒質。
燗につけると、旨味と酸のバランスが良く、呑み飽きしない落ち着いた燗あがりする純米酒だ。
日本料理はもとより、味わいの濃い中華やイタリアン、チーズ料理などとも合わせ易く、安心・安定の食中酒だ。
はんなりとした燗酒を愉しんでください。
「私は、炭濾過しない山吹色の日本酒を選びます」
本来、日本酒というものは山吹色なのは周知のとおりです。
なのに見た目が悪いから炭でろ過して透明にする事が多いです。
そしてもう一つの要因として、炭でろ過することにより雑味をとり除くという目的もあります。
もちろん雑味とともに日本酒の肝ともいうべきお米の旨味成分までも取り除かれてしまいます。つまり搾った酒の味に自信がないので、炭を使いさし障りのない味の酒にしようとしている行為なのです。こんなのが美味しいわけがないのです。
一方、杜氏さんが醪を完全発酵させ、自信をもって搾った純米酒なら、無ろ過にするか、軽くフィルターろ過するだけで、炭をかけて肝心の日本酒の旨味や個性を取り除くような野暮なことはしないものです。
また、山吹色の濃さは熟成度合のパラメータにもなりますもんね。
だから私は、透明な日本酒を見ると、すごく不安になります。
このお酒って絶対美味しそうには見えないだよなぁ。」という逆の観念に支配されてしまうのです。そういう意味で、「山吹色」の純米酒を選ぶ事は私にとっては、とても重要です。
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赤松酒店(地酒のDON)
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店主 純米燗伝道師 赤松儀和
〒679-5523
兵庫県佐用郡佐用町上月1030-4
℡ 0790-86-1235
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