新年度に希望を照らす純米燗
「天穏 純米大吟醸 無窮天穏 斎香R 3BY」
純米燗金太郎です。
気温差が激しいですね。
今日は
朝0℃
昼21℃
午前中、寒くて震えてたら、
午後は暑くて半袖でも良いぐらい。
温度差の刺激で、なまった身体が鍛えられて良いかもしれない(笑)
さて、今日お薦めする純米燗は、優しい旨味が余韻として、どこまでも伸びていく。その伸びゆく様は、まさに無窮天穏。
「天穏 純米大吟醸 無窮天穏 斎香R 3BY」
「斎(さ)」・・・清浄な・神聖な・無垢な
「香(け)」・・・食べ物・飲み物・供え物
神聖なお供え物、すなわち「斎香(さけ)」が「酒」の名称の起源ともいわれる。「米」「水」など自然の恵みで醸す酒を通じて、人と自然の調和を図り、天穏の名の如く天を穏やかにすること、そんな小島杜氏の思いを全て注ぎ込んだ会心の作の山陰吟醸。それが「無窮天穏」だ。まさに際限のない天の如く、どこまでも伸びのある味わいが特徴だ。
爽やかな乳酸由来のバニラやバナナにも似た含み香に、優しくて奥行きのある複雑な旨味がどこまでも伸びていく。そして柑橘系の爽やかな酸が静かにキレて、スッキリとした上品な余韻。
当然のことながら、燗につけると抜群のポテンシャルを発揮して美味い!食欲をそそる酒だね。
「吟醸酒の強い香り」が日本酒の幅を狭める!
*吟醸酒は香りが穏やかなものを選ぶ事をお勧めします。
吟醸酒の香りも、わずかなら上品であり、気にならないのですが、香りが立ち過ぎると興ざめしてしまいます。これを燗に付けると、なおさら鼻が曲がりそうになり、せっかくの料理の邪魔者となってしまいます。
日本酒は本来、色々な温度帯でその味わいが変化するのが趣深く、それを楽しむものです。
それなのに我々酒屋が、「吟醸酒は冷酒で楽しまなきゃもったいない」というようなことを吹聴したものだから日本酒の本来の魅力が半減しちゃったのです。
吟醸酒などのアルコール添加された酒を燗につけると、吟醸香やアルコール臭が立ち過ぎて呑めないものが多いです。これらの酒は冷酒で呑んでください。
しかし、純米吟醸酒で上立香が穏やかなものは、冷酒でも品が良く美味しいし、さらに燗につけても旨いものです。
吟醸酒だからといって冷やして呑むことにとらわれていると日本酒の世界感が狭くなります。
もっと突っ込んで言うなら、純米大吟醸酒などの最高級なお酒といえども、燗につけて料理を引き立てる酒質でなければ、半製品だと考えても良いぐらいです。
ただ酒質設計的に「冷酒」としてキンキンに冷して呑ませたい蔵元の思惑がある吟醸酒が多いのが実情で分かりづらいと思いますので、是非、酒屋店主に、選んだ純米酒の「呑んで美味しい温度帯」も訊いてみてくださいね。その方が失敗がないと思います。
色々な温度帯で呑んでみて、日本酒の懐の深さに触れてほしいと思います。
お酒を電話で取り置き予約もできます。
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播州佐用の酒屋
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兵庫県佐用郡佐用町上月1030-4
℡ 0790-86-1235
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