純米燗オヤジの戯言 佐用の酒屋 地酒のDON

「完全発酵の純米酒を燗で呑む文化を普及させたい」そんな純米燗伝道師を自負する酒屋のオヤジ奮闘記。

変遷

2005年10月19日 | 変遷
当店の酒屋としての創業は、1962年で私が2代目となります。
オヤジが創業して12~13年間は、もちろん定価販売で売上額はそこそこ上がり、儲け放題の時代だったようですが、その後は酒販店同士の商圏の奪い合いやディスカウントショップ等の出現により、酒類の売上は逓減するばかりになりました。
そこでオヤジは酒屋の先行きに限界を感じ、1976年ごろ魚屋と仕出屋をはじめ、1988年には寿司屋も開店し、オヤジ・おふくろ・私・弟・パート3名程度でまわして、何とか生活できました。その間に酒屋の売上は、月商20万程度まで落ち込みました。にもかかわらず酒類の定価販売はかたくなに守ってました。 
その後、私の結婚と父の死をきっかけに密かに暖めていた計画を実行に移しました。酒屋の古い建物を壊して、新たにお酒のDS(ディスカウントショップ)を立ち上げることでした。この事業展開により寿司・仕出し部門は弟とおふくろにまかせて、私と嫁さんは酒部門に専念することとなりました。(写真は、弟にまかせた寿司屋です。)


コメント (6)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« プロローグ | トップ | 「経費をかけずに店売り強化」 »
最新の画像もっと見る

6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
質問です (ころぼっくる)
2005-10-26 17:47:39
酒屋と寿司屋

どっちを継ぐ方がいいと思いますか?



酒屋に対するこだわりがあったのでしょうか?
返信する
儲けやすく安定してるのは寿司屋です。 (ドンファン)
2005-10-26 18:14:32
でも、単純に料理のセンスについて言えば弟の方が優秀でしたので、身を引いて、いばらの道?の酒屋を選択しました。
返信する
いばら (太っ腹)
2005-11-10 19:25:51
いばらの道が 人を成長させます。

よい選択です。(^^♪
返信する
ありがとうございます。 (ドンファン)
2005-11-11 07:03:17
いばらだらけで、嫁さんからはいつも責められっぱなしでス。

(笑)
返信する
仕入れ (太っ腹)
2005-11-12 09:35:25
当店も、私が仕入れが大好きなので

今月の売上より仕入れが多いときがありす。



その時には、家内が ドドードカーン

バリバリバリ と雷が落ちます。

年々強くなる一方です。 お互い

いばらの道を歩みましょう。(笑い)
返信する
はい、 (ドンファン)
2005-11-13 08:38:45
笑って歩いていけば、何とかなるでしょう。
返信する

コメントを投稿

変遷」カテゴリの最新記事