穴あけは難航しました。
ポンチを打っているものの、穴あけ初めはドリルビットの先が非常に滑りやすく、いわゆる、嚙まない状況で、
いったん穴が開きだすと力の加減が悪いと斜めの穴が開くと始末の悪い材質のようでした。
アルトイズ缶よりは柔らかいようですが、逆にそれが非常に作業しずらし様子でした。
でも、道具があると楽です。一文字ビットは下手でもそこそこの穴が開きます。
裏側は面白い事になっていました。
ポコンポコンという感じで穴が開いています。
指先で表側を触ると多少バリが出ているのが分かりますが、これなら満足できるレベルです
あとは一気に仕上げました。
ただ基板の幅が足りないので、L字スペーサと基板の余りを使って延長ステーで固定する事ができました。
さて音的には、いつも?のぺるけの音がしていますが、低域ブーストが効いているので、カナル型イヤホンですと、けっこう
盛っている様子ですが聞き疲れのない音となっているようです。
また、元やスピーカ出力が目的のアンプですので、オフセット電圧は多回転半固定抵抗で調整するようですが、
左が0.6mV、右が3.9mVと多回転半固定抵抗を中央にしておいた事もあって最初から非常に良いレベルでした。
あとは温まってからほぼ0Vにすると、ほとんどずれない様子でした。見事な設計です。
気になる点は発熱です
4個もトランジスタがあるのに、放熱板が小さいのではないかと思っていましたが、やはりこの温度となりました。
前出の ぺるけ式 FET Ver4なんて、ぬるい温度ですね