まるは の ココロ

ああだこうだの工作日誌

次なるヘッドホンアンプ  223 ポータブルアンプへの道 完成の上に追加の上に変更の後に交換

2015年03月31日 | Weblog

 これで終わりだろうと思っていても、後から考えてみると、もう少し何とかならないかと思うことがしばしばあります。

アルトイズ缶に入れた、ポタアンも、音的には非常に満足していますが、(中身は0dbHyCAAですから)バッテリーの持ちの悪さだけは

どうにもなりませんでした。

 ということで、気にかかっていた昇圧回路のコイルを交換する事にしました。

 

表面実装型チップハイパワーインダクタ 6.7A 10μHSHP1055P-F100A にしました。

少しサイズが大きいのですが、電流量が多いのと、磁気遮蔽がよさそうでした。

交換前の昇圧回路がこれです。

うっかり、交換後の写真を撮り忘れました。;;;

 

さて、実装してみると、発熱はそう変化ありません。あいかわらず昇圧基板裏は熱い(暖かいというより熱い)ようですが、

電圧も安定していますし大きな違いは感じられませんでした。

 可聴範囲のノイズもほぼ聞こえないレベルでしたが、携帯電話の真横に基板むき出しのまま寄せても、ほとんど

ノイズが入らないことに気づきました。これは以外でした。

 

元どおり缶に基板を納めて聞いてみましたが、ペンケースに入れた0dbHyCAAと遜色ない音がしています。

これはこれでよかっただと思い、コイルの慣らしも兼ねてしばらく鳴らしたままにしておきました。

 

そういえば、そろそろバッテリーが放電末期だろうと90分ほどたっていたので電圧を測定しましたが、以外にも2.1Vほどあります。

はて?という事で、そのままカナル型イヤホンを付けて聞き続けました。

しばらくネットサーフィンなどしていましたが、あいからず鳴り続けていますし、電圧降下警告用のLEDも点灯してきません。

どうなっているのかなーという事で、そのまま放置の結果、最終的には180分ほど電池が持つようになりました。

100分からすると80分伸びたということで、3時間もてば十分です。

なにせ電池は単4ニッケル水素電池2本ですから。

 

早めにインダクタコイルを交換しておけばよかったという事でした。

 

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次なるヘッドホンアンプ  222 蛍光表示管LD8035を鳴らす

2015年03月30日 | Weblog

蛍光表示管というものがあります。VFDとも言いますが。

独特の青みがかった発光表示管ですが、データシートをみれば見るほど、真空管じゃないかという事で

これを3極管として鳴らすことにしました。

 安いのがありがたいところです。でも、この資料を書いた方は、蛍光表示管を理解されていない様子がうかがえるのが

ちょっと残念です。せっかく、裏から見た図を描いていますが、7セグメントが表示される方向が書かれていませんというか、これでは

どちらなのかも分かりません。

 

さて、反転式HyCAAがあまっているので、試作基板に蛍光表示管を取り付けて配線してみました。

おっそろしいピンボケですみません。デジカメのモードを間違えていました。

数字が表示されていますが、ほぼ点灯したままです。それも一部暗くなっている所もある様子ですが、

まずはハムノイズがものすごく、音を聞くどころではありませんでした。

最初はむき出しのままだったので、人間が近づくだけでブーンという音が大きくなり、蛍光表示管に手を近づけると

ほとんどがハムノイズといった具合なので、そこらにあまっていたプリント基板を裏側にシールド板として立ててみました。

相当ましになりましたが、表示側はむき出しのままなので、手を近づけるとあいかわらずの状態でした。

 そして、チーン、という例の音がしています。マイクロフォニックノイズです。

この手のサブミニチュア管の宿命なのかもしれません。

 

ということで、まずはハムノイズ対策から。

サイズが小さいということで、ふと思いつきました。シールドしてしまえばすむことです。

しかし丸い筒に治めるのも大変な工作になるので、シールド線だとどうだろうかということで、ごそごそ探して

古いテレビ用の5C-2Vを掘り出してきました。ケーブルテレビにも使える、アルミ箔を内側に巻いたスズメッキのアミ線付きの

同軸ケーブルもあったはずなのですが、見つかりませんでした。

銅むきだしなのと、ハンダ付けしたり触ったりしているので、そのうち変色、腐蝕してくると思います。

 

当然ながら、このアミ線もグランドに繋いでいます。極細の真鍮線を上、中央、下とノイズが治まる箇所を求めて

裏側で半田付けしては音を鳴らしと、いくつかテストしてみたところ、下をグランドに繋くと一番効果が大きいようでした。

あとは、アミ線という事で、うっすらと中の数字も見えますので、多少、視覚効果もあるようです。

 

マイクロフォニックノイズは、実装時に考えることにします。このままでも、手荒く触らなければ、以外と音はしなくなりました。

 

さて音ですが、以外と綺麗な音がしています。

普通のサブミニチュア管だと言い張っても遜色ない感じがします。

 

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プラレール 車両の修理 5

2015年03月29日 | Weblog

元祖・総本家・大熊猫叉本舗 が好き勝手に御送りする?超不人気の修理シリーズです。

 

動かないので見てくれと渡されたものは、最悪のプラレール動力車でした。

車輪の周りをみただけで、身の毛がよだちます。(これを触らなければならないのですから)

綺麗にプレス?されれいます。

実はもっと酷かったのですが、流石にブログに載せるのも何なので、少しだけ掃除しかけたときの写真です。

ギアを外すと、軸とプラギアの間に髪の毛が巻きついていて、切りとるのに苦労するとは、このとき思いませんでした。

 

これじゃ、車輪どころか、モータも回るはずがありませんね。

長時間走行して、定期的にメンテナンスしないと(子供さんはしないでしょうね)、こういう事になるという

典型的な例でしょうか。(えっ?所有者は大人だったの。やれやれ)

名前をつけました。「おだぶつ号」。

 

 

さて、試験走行して驚きました。モータはオリジナルっぽいですが(灰色の缶)、異常に早いのが驚きです。

機関車なので、これくらいパワーがある方がいいかもしれませんね。

 

これは有名シリーズの。

もう1台渡されたのは、比較的きれいな方でした。ギアの割れもなく、中のグリスもまだ乾燥していませんでした。

しかし・・・・中の構造がさっぱり分からなくて、そちらに時間が取られました。

肝心の中の写真を撮り忘れてしまいました。

 

やっとの事でくみ上げて、電池入れて動作確認していて、何か変だと思いました。

動輪の連結棒が左右同じです。まぁ、オモチャなので気にする事はないのですが・・。

しっかりと左右で90度違えて組み付けました。

そしてテスト走行。。。。遅い。異常に遅い。蒸気機関車だから、遅いのでしょうかね。

 

 

 

さて、踏み切りの工作は・・。さっぱり進みません。

単線区間で、左右どちらかでも踏み切りに近づいても、警報機と警告灯が点滅しだして、というはずだったのですが

何を間違えたか、右から左は正常動作して、左から右が・・・・あれ?

プログラムをどこかで間違えたようですが、今ひとつヒラメキがきません。まぁ、そのうちふと何か思いつくことかと・・・・

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次なるヘッドホンアンプ  221 Phonoka+の似て非なる基板  その10

2015年03月28日 | Weblog

 エージングも進み、低域も高域もよく出て非常に聞きやすくなったポタアンですが、

似て非なる基板という事と真空管やら部品配置の違いがやはり気になってしまいます。

とりあえず、部品配置だけ同じ物にして(自作両面基板なのでベタアースは出来ても基板製作時のパターンショートの確認が非常に困難なため)

どういった具合になるのか試しでアートワークしてみました。

とりあえず、缶には納まるようですが、たぶんこのまま作る事はないと思われます。

 

似て非なる基板では、昇圧回路のノイズ対策で苦労しましたので、肝心の昇圧回路をメーカー公表のデータシート

推奨回路とパターン図を真似てみたいと思っています。

さて、同じスペースにうまく収まるといいのですが。

 

 

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次なるヘッドホンアンプ  219 0dbHyCAAの昇圧電源

2015年03月23日 | Weblog

 アルトイズ缶(ミント缶)にいれた、0dbHyCAAの昇圧回路を若干改良しました

 

単4ニッケル水素電池2本から昇圧させていますが、電圧の安定度が今ひとつでした。

ノイズは各定数の変更で、ほぼ耳では聞こえない(耳が劣化して聞けないだけ?)レベルにまで低下させていますが、

それでもオシロでみると、かなりのノイズが出ている様子なので、最後の追加点として、LT1308Bの5ピンにコンデンサを

追加してみることにしました。

 最初、102(1000PF)を足すと、13.7Vあった電圧が8Vまで低下してしまいましたので、次々と値を下げていって

妥協できる点として180PFとなりました。

これで、13.08Vを確保できて、電池放電末期の1.6V(2本直列のため)でも、ほぼ13Vを維持できる事が分かりました。

 

いろいろと試してみるものですね。

 

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次なるヘッドホンアンプ  218 Phonoka+の似て非なる基板で作った昇圧電源回路  その8

2015年03月22日 | Weblog

似て非なる自作基板で動作させている、Phonoka+(モドキ)の昇圧電源部分の回路図です。

オリジナルは本家を参照していただくことにして、変更部分だけ値を付けています。

 

ほぼ、オリジナルの定数のままですが、入力側のコイル(220μH)は、手持ちの関係上、この値となっています。

また、電圧を高くしたため(12.88V)分圧抵抗の部分が1MΩになっています。

ノイズを押さえるためのコンデンサですが、LT1308Bの5ピンにコンデンサを付けるという方法を取っていますが、

最初104(0.1μF)をつけると、なんと7.5Vしか昇圧できませんでした。(値が大きすぎました)

値を変更していくと電圧が上がってきたので、昇圧用のノイズとの兼ね合いで102(1000PF)あたりが良い状態でした。

 

同じく、アルトイズ缶にいれた0bdHyCAA用の昇圧電源と同じICを使っていますが、入力電圧によって同じ回路定数では

期待したどおりの電圧が得られないのも不思議でしたが、データシートをみますと、パターンの引き回し、グランドパターンの位置によって

効率や昇圧電圧にかなり違いが見られるらしいので、ここらあたりで差が出ているのかもしれません。

 

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プラレール 車両の修理 4

2015年03月21日 | Weblog

元祖・総本家・大熊猫叉本舗 が好き勝手に御送りする?修理シリーズです。

(正直なところ、このブログを見ていただいている方々には、これほど人気がないとは思いませんでした;;;

なにせ、プラレール関係を載せるとアクセスが10分の1になって、しばらくアクセス数が回復しません(笑

まぁ、好き勝手やっているので、興味ない分野は飛ばしてください。)

SLの中間動力車の中古ですが、ものすごい音がします。とんでもない物を落札してくれたものです;;;

動いているなぁといった具合で、ギーギーと異音がしますので、中を開けてみることにしました。

 

初めてみる構造で、いきなりバネが飛び出してきましたが、はて?どこから出てきたものやら後で付ける場所を

探すはめになりました。

 結局は、ピニオンの割れでした。

また、上側のギアの遊びが大きすぎて暴れるのが、異音の原因みたいでした。

プラギアを若干外に移動させましたが、かなり劣化している様子で、すぐ元にもどってしまいますので、

わざとスペーサ(金属製)を両端に入れて、無理やり支えることにしました。

 ピニオン打ち換えはいつもの事ですので、この手の物は必ず交換しておく必要がありそうです。

 

バネの箇所も探しまくりやっとわかり、組みあがりました。

さて音は・・・・多少ましになったかな?という程度でした(笑

シャーシとボディに共鳴しているので、ボディ内部に薄手の鉛シートを貼るほうが対策としては

最適かもしれません。

 

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次なるヘッドホンアンプ  217 Phonoka+の似て非なる基板  その7

2015年03月20日 | Weblog

 似て非なる自作基板で動作させている、Phonoka+(モドキ)ですが、

いくつか対策をして、ノイズが入らないと思って、他のヘッドホンアンプも置く場所の上に設置すると

右chだけチーっという小さな音が場所によって入る事が分かりました。

 また、オーディオケーブルを挿すと、これまた場所によって変わるといった具合で、安定度がいまひとつのようでした。

 

ということで、対策をして見る事にしました。

電源ラインのパターンを切ってアモビーズを入れてみました。画像右下の緑色の物体です。

全く無いより少しましかな?という程度でした。

 

次にコメント欄にも書いていただいているX Underbarさんのアースライン追加を試してみました。

パターン図からグランド部分を選び出して、1本ずつ配線を追加してみては、イヤホンで聞いてみるという

地道な作業となりました。

 結局1本ではらちがあかず、2本追加でやっと聞こえないかな、というレベルにまできましたが、

まだ何か足りない様子ですが、配線追加では解決できませんでした。

 

 ということは、真空管独特の対策方法を試すしかありません。

まずはヒータの部分にパスコンを足してみます。

また、プレート側か、グリッド側に、小容量のコンデンサを足すという、ある意味、諸刃の剣の対策です。

あまり容量が大きすぎると、高域の減衰が増えすぎるなど弊害だらけとなりますが、チーっという音のためなら

少しくらいは犠牲になったところでしかたないではないかという事で試してみることにしました。

特に右chが怪しいので重点的に行いました。

ヒータのみパスコンでは、大差ない感じでした。

ということで、次はプレート抵抗の電源側にパスコン(104)を追加してみました。

何か変わったかな?という様子で違いが分かりませんでした。

 

ここらで業を煮やして、オシロを繋いでみました。

正直なところ、DCDCコンバータからの出力(12.88V)をみると、凄いノイズだらけだなと呆れるほどですが、

流石に600KHzともなると聞こえません(というかAM波の波長ですから)が、かなり広範囲でノイズが出るため

可聴域でも聞こえてしまうのかもしれません。

グランドラインにも場所によってノイズレベルの差があるのが分かりましたが、左右の真空管周りで違いが生じているのに

気づきました。

やはり右ch側がパターンが長いので、いろいろと影響が出ているのかもしれません。

 

正直なところ、音が通る所には余計なコンデンサを追加したくないのですが、試しという事で

真空管のプレートにパスコン(5pF)を付けてみました。

耳では変化がわかりませんが、入力無音時では確かに複雑な波形に違いが出ています。

しかし肝心のチー音は変化ありません。(そろそろ耳が劣化しかけているので、13KHzあたりでピークが

出ると微妙に聞こえる所なのが歯がゆいのですが)

 

ということは、最後の方法です。グリッドに直接パスコンを足します。

プレート側のを外してパスコンを移動させてみました。

可聴域に入るチー音が消えました。(正確にはレベルが低くなったのですが)。

 

 やれやれこれでやっと、ケースに収められると持って写真を撮っていて思いました。

基本中の基本を忘れていました。

実は、一番最初の対策でグリッド抵抗(3.3KΩ)を基板表に付けたのですが、よくよく眺めてみますと

真空管の位置を変更したので、グリッド抵抗は遠い所についている事になります。

これではせっかくのグリッド抵抗が仕事をしてくれません。

ひょっとすると、これだけですべて解決したかもしれませんが、とりあえず現状でしばらく

エージングを続けてみます。

 

 

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次なるヘッドホンアンプ  216 Phonoka+の似て非なる基板  その6

2015年03月19日 | Weblog

 似て非なる自作基板で動作させている、Phonoka+(モドキ)ですが、

長時間のエージングとなると、電池を入れ替えなければならない手間もあって

いろいろと都合が悪いので、外付け電源から供給するようにしました。

元より電源は単3ニッケル水素電池1本ですから、1.25Vあたりで動作しています。

手軽に作ったので、別のトランス式15V電源の隙間に、LM317を入れて別配線と、わざとサイズが違う

プラグを付けました。

 よくやってしまうんです。今や2.1mm標準プラグが主になっていますが、家には3Vから24Vまで電源が

あるため、違うコネクタを挿してしまうことがしばしばでした。

しかし、さすがに1.25Vの所に15Vを供給するのは最悪 火が出そうなので、間違わないために

1.3mmのプラグを使う事にしました。

 横着しているので、実はニッケル水素電池と外付け電源とは直結になっています。

ただ、1.25V程度にしているので、よほど放電していないかぎり電池に無理な充電をする事はないので、

このような構造にしました。

 

 外付け電源でも、異常なノイズも聞こえず、長時間連続のエージングが可能となりました。

 

 

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次なるヘッドホンアンプ  215 Phonoka+の似て非なる基板  その5

2015年03月18日 | Weblog

 やっとの事で、マイクロフォニックノイズから逃れられたので、ケース加工に入りました。

基板固定は3ミリ角のプラ棒を台にして、2mmのタップを切っているので、2mmビス4ケ所で固定できますが(逆に取り外しも可能)

ボリュームとジャック、電源用のジャック用、電源スイッチ用の超小型スライドスイッチの穴を開けなければなりません。

また、ヘッドホンジャックは基板用を用いたため、ジャックのところでGNDをケースに落とすことができませんが、一工夫しました。

基板裏側は広いグランドパターンなので、中央付近に、130モータ用のブラシ1枚(銅製)をハンダ付けして、

ケース面は表面を削って、タミヤ導電グリスを塗って接触させることにしました。

 

あとは組み込んでみてノイズの拾い具合のテストが待っています。

ブリキとはいえ金属製なのと、上で取り付けたアースタグが役に立ったのか、基板むき出しでは

ノイズを拾いまくっていたのに(まるで妖怪探知機?)一切拾わなくなりました。

いくつか対策も予定していましたが、すべて必要なくなったのは有り難かったです。

 

回路的には出来るだけオリジナルを尊重させていただきましたが、 真空管は6418、5極管を3極結合させていますし、

いくつかの実験の結果、真空管のプレートとオペアンプの間にコンデンサ(1μF)を入れる事にしました。

信号ラインにコンデンサを入れるに当たっては賛否両論あるようですが、そもそも真空管がどのような領域で動作しているのか

皆目見当がつかない状況ですし(プレート電圧12.88V,プレート抵抗100KΩ)、可聴範囲内でのノイズにならないノイズの軽減を

考えますと有利に働くのではないかと思っていますし、実際、ざわざわした音から、すっきりと抜けのよい音(のような?)気が

するため、あえて採用しました。

 

音的には、出来たばかりというのに、低域から高域まで綺麗に音が伸びているのが分かりますし、昇圧電源(実測12.88V)の

スイッチングノイズも聴感上は感じられず、無音時にはノイズがない状況で非常に聞きやすいようです。

 

唯一、気になるといえば、真空管なのにヒータが点灯しません。

それもそのはずで、規格上ヒータが1.2V・10mAなので、これでオレンジ色に光れというのは無理かもしれませんし、

真空管を直接触っても熱を感じられません。

また、動作電流は無音時に実測91.8mAでほぼ安定していますが、昇圧電源の効率の悪さが災いしているようです。

昇圧用のコイルを変更してみる必要がありそうです。

 

別のヘッドホンアンプ用に作っていたトランス電源にもう1つ回路を組み込んで、1.25V用の専用電源をつくりましたが、

またそれは次回にでも。

 

 

 よく確認もせずにWebで部品キットのみを買ってしまったのが発端で、何と、似て非なる基板まで自作して、ぽたあんを

製作しましたが、回路公開や部品頒布などされていた、しろくま様に感謝いたします。

 

 

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次なるヘッドホンアンプ  214 Phonoka+の似て非なる基板  その4

2015年03月17日 | Weblog

 マイクロフォニックノイズが酷いのを改良してみました。

両面基板を新たに作って、真空管の方向を逆にして、衝撃吸収パッドの上に真空管が乗る構造にしてみました。

ただ、手持ちの生基板が一番薄いので0.5mmしかなく、以前、チョロQナイトライダーにフラッシャーを作ったときに

もっと薄い生基板を使ったので探してみましたが、発見できませんでしたので、0.5mm基板の表側?に銅箔テープを

貼り付けて、両面もどき基板にしようとしました。

 ただ、銅箔テープの接着面は以外と弱く、パターンが細いためすぐにはがれてしまうため、結局は、表側は

より線で配線することとなりました。

 

 結果的には成功です。今まで基板本体を持っているだけで、チーンという澄んだ綺麗な音がしていましたが、

真空管を直接触らないかぎりほとんど音がしなくなりました。

後から考えてみますと、大変な思いをして真空管保持用の基板を作らなくても(実はこれは2枚目)、

真空管に、より線を付けて、真空管そのものは衝撃吸収パッドの上に置き、テグスで基板に開けた穴を通して

固定するだけで十分なようでした。

 

 後はむき出しの状態では、机の上でノイズを拾うので、これをどうするかが課題です。

缶ケースに収めてしまえば、かなり緩和されるのではないかと思われますが、昇圧電源の電圧をオリジナル同様に

10Vあたりに下げるか、プレート抵抗を低くするか、帰還抵抗をもっと低い値(今は33KΩにさげています)にするか、

その時々で対応していこうと思っています。

 

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LEDライトと改造

2015年03月16日 | Weblog

 行きつけの模型店で面白いものを見せていただいたので、一工夫することにしました。

元は百均の製品ですが、けっこう面白い格好をしています。

LR41のボタン電池3個で点灯させていますが、電気スタンドの格好をしていますし、角度も変更できるようです。

スタンドの傘の後部がスイッチですが、同じ色なので、わざと黒色と交換しました。

 分かっていれば何でもないことですが、これでスイッチの位置がよく分かるようになります。

でも、これだけでは

元祖・総本家・大熊猫叉本舗

としては面白みが欠けるので、一工夫しました。

これまた百均で売られている、USBチャージャーを下部に取り付けて、単3乾電池2本で長時間駆動を可能にしました。

押しボタンは赤と入れ替えたので、一目瞭然です。

ただ、このUSBチャージャーは電源スイッチがないため、わざとLEDライトのスイッチとボタンを

台に移植しました。(けっこう手間かかりました)

 5Vに昇圧していますが、元は4.5V直結でLEDを点灯させているため輝度の違いがあるので、

こちらには27Ωの抵抗を1本入れて、同じような明るさにしています。

 

しかしながら、3店舗まわって黒は1個しかありませんでした。

赤と白はどこでも大量に店頭在庫があるのですが、黒だけは売り切れていたようです。

 

 

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次なるヘッドホンアンプ  213 Phonoka+の似て非なる基板  その3

2015年03月15日 | Weblog

似て非なる基板に部品を付け終わりました。

0dbHyCAAから比べると、昇圧電源さえ出来れば、後は部品点数はしれていますので、それほど時間が

掛かりませんでした。

しかし、肝心な事をすっかり忘れていました。

サブミニチュア管は特にマイクロフォニックノイズが入りやすいので、対策が必要だったのですが、

滑り止めシート?だけでは全く効果はありませんでした。(笑

 

 あと、基板むきだしという事もあって、周りのノイズを相当拾いやすいので、早めに缶に入れたいところですが、

キーンというこのノイズが10秒も続くのでは話になりませんので、その対策が先となりそうです。

 

 

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次なるヘッドホンアンプ  212 Phonoka+の似て非なる基板  その2

2015年03月14日 | Weblog

 似て非なる基板をちまちまと作っています。

昇圧回路のコイルが予定より大きすぎて、電池ボックスが若干オフセットしたため、ICソケット付近が

非常に狭くなってしまいました。

予定では、1μFのコンデンサ(オレンジ色)のがICソケットと電池ボックスの間に入るはずだったのですが

コンデンサを隙間に収めると今度はオペアンプが収まらないことが分かって、急遽、横にずらしました。

 昇圧用IC、LT1308Bは12AU7を入れたポタアンで苦戦したので、すんなり動作しました。

ただ750KΩの抵抗が手元に無かったので、最初は470KΩ+330KΩにすると、11.3Vほどになりました。

しかしながら、オリジナルの回路をみると、コンデンサが2個ほど多く、ノイズ対策に効果があるようなので

部品を足してみることにしました。

最初、チップコンデンサ(104)をそれぞれつけてみたのですが、なんと電圧が7.8Vまで低下して

これはおかしいという事で抵抗を換えて(470KΩ+470KΩ)電圧を上げてみようとしたのですが、あまり変化がないため

別の部品を換えてみようとしたところ、これまたチップコンデンサの手持ちがないため、普通のラジアル型の

コンデンサ(104と102)をつけてみたところ、うまく動作するようになりました。

 単なるハンダミス?かもしれませんが、パターンを広めにとっていたので、ここは楽勝で収まりました。

いつものごとく、ごちゃごちゃとしてきましたが、安定動作が一番なのでしかたないようです。

ちなみに、昇圧電源の出力側には、10μFのタンタルコンデンサも付けておきました。

 

ボリュームもつけて、あとは真空管。あれ?どこにおいたのやら。またもや捜索となって中断です。

 

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ドライブレコーダ 見てみたものの

2015年03月13日 | Weblog

 1分しか動作しないという、ドライブレコーダを頂きました。

 

どうせ壊れているので中を覗いてみましたところ、リチウムポリマー電池が入っていました。

せめて、リチウムイオン電池にしてもらいたいところです。なにせ設置場所は車内とはいえ、

ガラスに貼って固定するタイプですから。(これって道交法上、問題ないのでしょうか。フロントガラスに貼り付けるタイプは)

 

USBミニコネクタで給電するようなので、手持ちのコネクタをつなぎ、パソコンのUSBから内部の電池を充電してみました。

ほとんど空の状態で2時間たっても充電が終わりません。

電池がダメかなと思っていたら、充電が終わっていたので一安心です。

とりあえず、電池駆動のまま放置している間に、一番怪しいシガーライターからのアダプターを開けてみました。

 基板を裏返してみると、なんでしょう、このパターンを半田で盛った後は。

それも完全についていない様子で、怪しさプンプンしています。

という事で、抵抗のあまった足で怪しいパターン部分をジャンプして繋いでみました。

 

さてどうでしょうか? たいして変化がみられません。

出力電圧は、手を入れる前も後も5.23Vのままですが、負荷を掛けていないので、先ほど放電させている

本体につないでみました。

 とりあえず充電している様子ですが・・・・

 

最大の問題は、取扱説明書を読んでも、設定がさっぱり分かりません。

というか説明書どおりの動作をしません。

スイッチは7個。しかし電源スイッチをのぞいて6個をどう操作しろと。

 

日本語の説明書を読んで、何をどう説明したいのかさっぱり分からず、結局、ボタンをあれこれ押して、

静止画モード?動画モード?レビューモード???

 

 やはりどこか壊れているのでしょうね。

 

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