知人の、ぺるけ式ヘッドホンアンプを貸してもらいました。
セリアで買ったものの、使い道に困っていた、トタンの缶にいれたものです。
部品は選別品の選別だけに、見事に電圧が揃っています。そして、低域から高域まで綺麗に伸びています。
コンデンサは少ないものの、けっこう低域が出るのも驚きでした。
さて、家では一昨日が2台(+HV 0dbと すんばらしい煙草缶仕様)、昨日が すんばらしいキティー缶仕様とPhonoka+偽基板仕様 、
ぺるけ式ヘッドホンアンプ(タガメ仕様コンデンサ10個版)と姪達の連日工作大会(といっても横でたまに説明するだけですが)で、
まさに「大変」でしたが、続々と完成するので、面白いといえばおもしろかったです。
動作しだしたばかりと、じっくり熟成?しているのを比較するのは無茶ですが、やはり、非選別品の昨日できたばかりのヘッドホンアアンプと
比較すると、これほど違いがあるのかと、分かっているものの驚きがありました。
ただ、夜中でも30度といった気温だったのが数度下がると、人間って不思議なもので、涼しい、いや、窓からの風が寒く感じるのも意外ですが
それでも室内は少し暑いくらいです。
その中で、このトタン缶のヘッドホンアンプを動作させていると、やはりかなり熱くなりました。
トランジスタは手で持っていられる程度の暑さですが、電源いれて20分ほどが一番良い状態で、あとは なにかずれてきている感じが
していました。そこで非接触式の温度計で測定すると3度程度ばらつきがありました。
選別品の選別ですが、素子の動作温度に狂いが生じるのも意外でした。
それならばという事で、横でハイテンションで工作しているのに踊らされて?、突貫工事をひとつ。
あまっているアルミ板でヒートシンクを作りました。穴は適当な現物あわせです。
さて、これでどうでしょうか。
20分ほどして調子が出てきていた?アンプが、もの数分から安定しだすのが分かるほど音の違いが出てきました。
そして、1時間たっても熱だれもなく素晴らしい音を出し続けてくれました。(おかげで、寝不足ですが)
久々の突貫工事も悪くないものです。