新しく入手した真空管を使ってみました。数字?が表示できるようですが、あくまでもこれは真空管ですから。
いつもの FCZ研究所が過去に販売していたFCZ IC基板の 自作品で試作です。
最初15V単電源で動作させていましたが、いろいろネットをみると高電圧でも動作可能という事で、
壊れるのを覚悟でデータを取ることにしました。
新規に作った、昇圧電源基板のテストも兼ねてみました。ただ元は200V仕様としていたのですが、そこはそれ好き勝手作る物なので
電圧変更など簡単です。(流石に多回転半固定抵抗だけでは可変できない量なので、抵抗を入れ替えてみました)
それならば、いやまてよ。流石にグリッドにいきなり高電圧はまずいので、15V時には2MΩ(念のため)でプラスにつないで
プルアップにしていましたが、ここは安全策をとるべく、グリッドから2MΩでグランドにつなぎました。
いわゆるゼロバイアスです。
69.2V。 15Vと違いが感じられません。
それならば
どうだ。135V。燃える様子もなく、ガラス部分も熱くもなく平然と音が鳴っていますが、何か音が歪みっぽい感じがします。
それならばこれならどうだ。
185V。見違えるようにいい音がしだしました。高域が非常に伸びているのが分かりますし、低域が急に出るようになりました。
プレート電流もやっと安定して流れているので、良い感じです。
しかしまだテストは続く。
壊れるの承知で電流量測定しながら恐る恐る200Vをかけてみました。
もっともプレート抵抗がこの時は470KΩを付けていたので、実際にはプレートには99Vかかっていました。
185V時と大差なくプレート電流だけが増えた様子ですが、流石にガラス面は熱くなってきましたが、まだ触っていられるレベルです。
さて、どうしましょう。このまま高圧化させるのもよし、15Vで動作させるのもよし。
考えどころです。