まるは の ココロ

ああだこうだの工作日誌

次なるヘッドホンアンプ 102

2013年10月23日 | Weblog

 知人が、このブログを見ていただいたそうで、連絡していただきました。

昨日から、どうしたことかと思っていたのですが、手元のAKI-DACは不良品の烙印を押されました。

 

知人も1台目が全く同じ症状となって何をしても直らないため、2台目を作ったところ

あっさり何の問題もなく動作したということで、オシロで見ても1台目は出力の所で

異常な波形だったということで、ICの不良だろうという事で決着をつけたそうです。

 

そして、どのようにして修理をと、お聞きしたのですが、あっさりと

「捨てること」

だそうです。

下手に触っても何も解決しないので無駄な事をするより、もう1台作った方が

早いとのことでした。

恐るべし秋月電子。やはり今だにスキルが必要なキットが存在しているとは。

 

ということで、動作品を頂いてきて自宅のPCにつないだところ、あっさりと

音がでました。

AMラジオの音はしていません。

もっとも、いまひとつ、といった音です。

1時間くらいしかエージングしていないそうですが、高域は耳に刺さるし

サ行は走る、低域はさっぱり出ない上に、レベルの高いバス音が入ると

単に電源用の電解コンデンサが起きていないのか

いわゆる「しゃっくり」のような状態に似た、音レベルの低下がみられるので

これでエージングを行えばすべて解決するようには思えなくなって・・・・・・・・・・・

 

今まで使用して取り外している、エージング済みの電解コンデンサに交換と

3端子レギュレータ周りに発振留めのコンデンサの追加など、いくつか手を

入れるしかなさそうです。

 

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次なるヘッドホンアンプ 101

2013年10月22日 | Weblog

何を思ったかと指摘されそうですが、秋月電子のUSB-DACを試す事にしました。

キットですが、思ったより基板が小さいのが意外でした。

キットとはいえ、フラットパッケージのICやUSBコネクタなどは、最初から付いているので

あとは電解コンデンサと抵抗とコネクタぐらいなので、1時間もかからずできたのはいいのですが。

 

さて、パソコンと接続しました。

以前、DigiFi-10も鳴らす環境にしていたため、ドライバ類も問題なく、1発で認識してくれたのですが(それが当たり前ですが)

さて出力はというと、RCAジャックから音を出すようにしましたので、ぺるけ式ヘッドホンアンプにケーブルで

繋いでみました。

(ただ、RCA-ミニジャックのケーブルが行方不明で、15分ほど探す手間が。。。)

 

DigiFi-10で音を聞いていたため、それなりの音がするものだろうと思って、ヘッドホンをつなぐと

え?という音がしてきました。

いつも聞いている音が、まるでAMラジオの音になっています。高域も低域もありません。

これは根本的に何か間違えたなということで、あらためて基板を眺めてみました。

説明書は全くあてになりません。肝心な事が書かれていない不親切極まりない物なので

ネットでの情報を得ることにしましたが、このような症例が見当たりません。

というか、部品の付け間違いに違いないか、はんだでショートさせているか、それらしか考えられないので

穴があくほど基板を眺めてみました。

 

 でも、どこも間違っていません。

そして再度つなぐと、やはりAMラジオレベルの音がしています。

ふと思って、DigiFi-10をつないでみました。

まともな音がしています。(笑

 

ということは、AKI-DACがおかしいという事ですが、解決方法がみあたらないので、

毎度のお約束となりました。

「こんなもの、しばらく放置します」

 

来週くらいになって、基板を再度眺めたら、どこか間違いが見つかるのかもしれませんが、

いまはこれを眺めようという気も起こりません。

 

 

慣れないこと?をするものではありませんねぇ。

 

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次なるヘッドホンアンプ 100

2013年10月07日 | Weblog

 ヘッドホンのねたも、ついに100回にもなりました。

好き勝手いろいろとしてきました。

でも、切りの良い回ですが子ネタでした。

 

 

たかじんさんの「0db HyCAAヘッドホンアンプ」基板を箱に入れましたが、

机に傷がつかないようにという事で、裏側にゴム足を付けることにしました。

いつものゴム足ですと厚みがけっこうあって、背が高くなってしまうため

百均のゴム足ならぬ、スポンジ足?を付けることにしました。

しかしながら、基板ぎりぎりサイズのケースのため、固定用のネジもほとんど端にあるため

ゴム足がネジをよけて付けるところがないため、穴を開けることにしました。

もっとも、カッターで切ると、切った部分が綺麗ならないため、ポンチを使う事にしました。

ただ、適当なサイズがありません。6mm径のがほしかったのですが、5mm径の次が

8mmということもあって、少々難しい作業となりました。

型紙を作る事も考えましたが、おおよそのところにあけてずれたら横にもう1度開けなおすという

手抜きで行うことにしました。

その結果がこの有様です。

うまく穴が開いたところもあれば盛大にずれているところがありと、にぎやかな事となりましたが、

大事な目的が達成できたので、よしということにしましょう。

 ということだったのですが、机の上に置くと、簡単にずれてしまいます。

役に立ちませんねぇ。やれやれ。

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次なるヘッドホンアンプ 99

2013年10月02日 | Weblog

たかじんさんの「0db HyCAAヘッドホンアンプ」基板を箱に入れましたが、

中の構造物の写真が残っていました。

真空管の後ろは3面貼りとなっています。

2面でもよかったのですが、あまりに鋭角になりすぎるのと、屏風?を支えるところが基板上になるため、

その位置を確保しようとすると、3面という奇妙な構造になってしまいました。

 

今回は基板を切った貼ったしない、というのが最大の目的だったので(せっかくの頒布基板ですから)

「抵抗を利用したポップ音低減回路」を後から足そうかと思っています。

単に音声出力の所にリレーを介して抵抗を付けて、「ボン」という事を「ポスっ?」という程度に

音量を下げるという、意味あるのか意味ないのかもう一つわけのわからない物ですが、

他のミュート回路がけっこう良いだけに、これにも利用したいところですがパターンの一部を切る必要が

あるので、今回はやめました。

 

 ちなみに、リング照明つきパネル(と勝手に名前つけました)のため、ボリュームの軸を短くしています。

単に使ったアルミ製つまみが短かいためで、奥まで押し込む必要性があったので、切りました。

今は万力が無いので、小型ボール盤のバイスのみを外して、軸を1.5mmほど掴んで糸ノコで切りました。

 よく軸を切るとボリュームがぐらぐらになるとか聞きますが、軸を掴ますのであってボリューム本体を

掴むと肝心の軸が切るときの振動で壊れてしまいます。

糸ノコと書くと、よくあんなものでと言われますが、模型店で「FRP切削用替え刃」があったので、

これでサクサクとアルミ素材なのに下手な私でも切れました。

(角を丸めようとしましたが、仕上げが悪く、写真でみると先が若干曲がっているように見えます;;;)

 この替え刃は凄いもので、以前、鉄製のパソコンケースの空気穴の部分から、電源の配線を

中に引き込むため、大穴を開けましたが、1.6mm厚くらいある鉄板が、ゴリゴリと切れていくのには

驚いたほどです。

道具って大事ですね。

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次なるヘッドホンアンプ 98

2013年10月01日 | Weblog

たかじんさんが基板の頒布もされている「0db HyCAA」ヘッドホンアンプの電源を

トランス電源にしたところ、試作中に不思議な現象にでくわしました

原典はこちら。

http://nw-electric.way-nifty.com/blog/2013/09/0db-hycaa-ad1a.html#more

13Vのツェナーダイオードなど手持ちにないので、部品箱を探すと3種類ありました。

とりあえず、6.2Vと5.6Vを直列にしたところ、何故か7Vくらいしか電圧が出ません。

てっきりツェナーダイオードを逆接続したのかと思って確認したのですが、間違いはなく

それぞれの電圧を測定すると、5.6Vが単なるダイオードに近い電圧になっていました。

てっきり故障品かと思い、別の物に交換したのですが、電圧が若干違うだけで同じ結果になって

しまいました。

 流す電流が足りないのかと、抵抗を交換してみたのですが大差なく、いったいどうなっているのだろうかと

手持ちの物を総動員させることにしました。

 さすがに1個ずつ半田付けできないので、わに口クリップを付けて、応急として試す事しました。

 

写真の左端のは、直列にしても全く問題ありませんでした。(ただ、少し電圧が高すぎました)

直列のもうひとつが6.2Vだからでしょうか?

しかし、右の二つは同様に0.7V程度にしかなりません。

6.2+5.6では問題なのでしょうか。

 

そして最後の1個は試作基板上に取り付けてしまいました。左端と同じで電圧が違う物のようでした。

これでとりあえず動作する物になりましたが、ツェナーダイオードによって直列で問題が出るのでは

安心して使う事ができませんし、どの部品がうまく動作するのか、店頭で一々確認できないので

これまた困ることになります。

 もっとも、13Vのツェナーダイオードを購入すると解決することなので、楽観していますが、さて

田舎の店に在庫があるかどうか。(これが最大の問題かもしれません)

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次なるヘッドホンアンプ 97

2013年10月01日 | Weblog

たかじんさんが基板の頒布もされている「0db HyCAA」ヘッドホンアンプの電源を

秋月のDCアダプターから変更することにしました、どうも思った物ができませんでした。

原典はこちら。

http://nw-electric.way-nifty.com/blog/2013/09/0db-hycaa-ad1a.html#more

 

何が悪いのか、あれこれ相談させていただいたところ、トランジスタのベースからツェナーダイオードなどの

部品の距離を極力短くということで、試作基板をみたところ、けっこう長い距離ということに気づきました。

3種類の回路をテストしたので、2SC1815を外したあとをジャンパーで引いたのが間違いだったのかも

しれないので、極力短くしてみることにしました。

無負荷(LEDを点灯しているので厳密には無負荷ではありません)で12.68Vで0db HyCAAにつなぐと

12.44Vとなりました。

ツェナーダイオードを使った電源なので、360mAも流れると電圧降下はしかたないのかもしれません。

なにせ、フィードバックも掛かっていない回路なので、ここらがいいところなのかもしれません。

 

さて、音出しを。

1時間ほど鳴らした後で、秋月12VDCアダプターと今回のトランス電源、そしてヘッドホン、イヤホン合わせて3種類を

とっかえひっかえしてみました。

思わぬ時間が空いたので、さっさと家に戻って気になった点を変更してみました。

 

2SC3421のベースに付けた電解コンデンサは、かなり古いものだったので、それも気になりましたが、同じ容量の

物がないので、とりあえず100μFを付けてみました。。

秋月12VDCアダプターの方が、高域が延びているように聞こえてしまいます。(これでは昨日より悪化しているような)

ただ、低域から中域にかけては、トランス電源の方がしっかりとした音がしています。(昨日組んだ同じ回路と同様です)

 やはりかという事で、減らした電解コンデンサは元の容量に戻しました。(これでは昨日と同様です)

こうなると、音楽ソースと音の好みの差というしかないのかもしれません。

ある意味、うるさくないBGM的に使うのであれば「トランス電源」の方がいいのかもしれません。

曲によっては高域が耳に刺さる場合がありますし、「サ行」が流れにくいので、これも大事かもしれません。

 

あとは、昨日作ったリプルフィルター回路も組み込んで、スイッチを箱につけて切り替えるのも方法かもしれません。

その場合、確実に切り替えるため、6ピントグルスイッチでAC出力側で切り替えるのが一番ですが、

この2種類の電源の出力はというとどうしましょうか。

いっそのこと、2接点リレーを付けて、切り替えるのが簡単かもしれません。

 

 

ということで、これでいいのではないか、という事になりました。

ただ、テスト中、不思議な現象にでくわしたので、これはまた次回にでも。

-------

何故か書きかけの物がアップされていて、後から変更した物になっていませんでしたので、

先ほど、再度手直しをしました。

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次なるヘッドホンアンプ 96

2013年10月01日 | Weblog

たかじんさんが基板の頒布もされている「0db HyCAA」ヘッドホンアンプの電源を

秋月のDCアダプターから変更することにしました

http://nw-electric.way-nifty.com/blog/2013/09/0db-hycaa-ad1a.html#more

原典ではツェナーダイオードが使われていて、ダーリントントランジスタで構成されていました。

ところが、昨日朝おきてブログを見て、寝ぼけたままなのか、安定化電源とリプルフィルターが

混在してしまいまして、ここからしておかしな事となりました。

 

 実は、3端子レギュレータが手元になかったときに、手持ちの部品でツェナーダイオードとトランジスタで

安定化電源(たしか5Vだったような)を組んだ事があります。ずいぶん昔でしたが。

5.6Vのツェナーダイオードで、無負荷で5.3V近くでておかしいなと思いました。

負荷をかけて(たしか数十mAほど)みて、5Vさえ維持できないのに驚きました。

LEDが3個付いて点滅する物でしたが、電流が変化すると電圧が0.5Vちかく変動する有様で

これは非安定化電源ではないかと思ったほどでした。

つまり3端子レギュレータは、凄い性能なんですね。

 

どうも、これがトラウマになっていまして、何が悪かったのかが払拭できないまま今に至っています。

 

そしてツェナーダイオードとトランジスタ1石を使った電源?を作ってみると、やはりトランジスタのベース電流が

足りるはずがありませんので、ツェナーダイオードとベース電流含めて10mAほど流す事にしました。

トランスが12V-1Aで、出力のところで実測16.8V程度でした。

 

この電源回路を通すと、ほぼ12.1Vくらいになりました。

0db HyCAAで聞いてみると、秋月小型DC12Vアダプターと差し替えると、確かに音が違って聞こえます。

まだできたばかりなので、エージングも何もありませんが、音がすっきりというか、抜けがよくなり、高域もよく

鳴る感じが受けました。

 でも、やはり原典が気になります。それなりに回路を知り尽くして実力があり、実際に納得する物を製作して

基板まで頒布されている方が正しいはずですし、私の耳などあてになりません。

その日々の体調によって、簡単に音が左右されてしまうのですから、私の方が正しくないはずなので

原典どおり製作してみました。

 鳴りはじめから、なにかおかしい、というかDCアダプターとの差を感じることができません。

そのとき思いました。花粉症の影響が耳に来てしまったのだと。そうでなければ正しいはずの回路で

良く思わないのは、そうに違いないと。

 丸1日エージングしました。翌日、朝、もう一度、いつもの音源でいつもの3種類のヘッドホン、イヤホンで

かわるがわる聞いてみました。30分聞いて、電源を換えて、また聞いて。

 

おかしいです。耳がおかしいようです。

 

 回路に手を加えたくなかったのですが、試してみなければ分かりませんので(いつもの消去法です。全部試してみて

どれが良いか悪いか判断するしかありません)、リプルフィルターに変更することにしました。

 トランジスタを1石にして、ツェナーダイオードを単なる抵抗にしました。(最初15KΩでしたが22KΩに)

出力電圧は、無負荷(LEDが入っていますが)で、15.6Vもありますが、0db HyCAAをつなぐと12.1Vまで低下します。

そして電流は360mAほどで曲によってかなり変動するようですし、電圧は12.4Vくらいまで上がりました。

 

 これがどうしてか、すっきりとした音がします。ノイズっぽくもなく、高域も中域も抜けがよく、凄くよい感じがします。

どうしたことでしょうか。

ということで、今日は花粉症を抱えて困っている上に(聞く間だけは薬が切れた時間です)、電源でこんなにも

頭をかかえる事になろうとは。

 

 

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電流値を間違っていました。

360mAです。訂正いたしました。

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