まるは の ココロ

ああだこうだの工作日誌

FIAT でびゅっと

2005年10月31日 | Weblog
 作りだしたのがいつだったのか忘れてしまそうなFIAT500ですが、
ついに?デビューしました。
プラモデルのボディなので、いきつけのコースでバックして
壁に当たると、間違いなくボディが割れるため、ピアノ線で
ガードを付けました。
 前輪はホイルをスライスしてベアリング1個分の厚みにして
やっとボディに収まるかと思いきや、とんでもないキャンバーを
付けなければ入らない事が分かり、市販のキャンバー入りナックル
シャフトを、もう一曲げして収まるようにしました。

 ただ、あまりにホイルベースが短いので、01シャーシを切り詰め
ましたが、今度はタイヤが電池BOX前に当たる有様で、タイヤも
皮1枚まで薄くして、シャーシに当たる部分は丸く削り込みました。

リアのデフは01用ではギアがシャーシに当たるので、オーバーランド
用のギアを無理やり付けてみました。
モータマウントも01用ですが、ハイマウント用のスペーサを付けると
後部窓下に当たるため、無理やり角度を代えて、FRPを切って作った
Hバーで固定するはめになりました。

バンパーは、すべてポリカーボネートで作るつもりでしたが、
手抜きとなりピアノ線バンパーとなりました。

 さて走行ですが、海のものとも山のものとも分からないシロモノ。
以前の01シャーシの悪夢が今だにこびりついているので、どうなる
事やらと思いましたが、鬼キャンのおかげとパームランナー用
タイヤのグリップのおかげなのか、以外とスムーズに走ってくれ
ました。
 リアは、むちゃくちゃワイド仕様?となっているため、横転もせず
フロントは限界まで切れるようにセットしているため、ホイルベース
の短さも重なって、とんでもない小回りが効きました。
 ただ、ギア比が2を切っているため、単なる130モータでは
初期が非常に辛く、走り出しが鈍すぎますが、走り出すとギア比の
関係上、他のマシンと遜色ない速度で直線を走る事が分かりました。

 本来ですと、ルパンのカリオストロの城をイメージした車なので
黄色に塗りたいところですが、シンナー系の臭いに異常に弱くなり
喉や鼻が辛いので、ホワイトボディのままにするしかありませんでした。
水性塗料も考えましたが、エアコンプレッサが部屋のどこかに潜り
込んだままなので、パスという事に。

 次の課題としては、モータ交換が必須のようです。
トルク型のモータにします。
フロントライトもLEDで付けたいところです。
リアフードの下には、ターボ仕様エンジンのギミックを付けたい
所ですが、プラ板や丸棒から作った物は今ひとつ気にいらないので、
良い物が出来たら搭載する事にします。
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エアロアールシー FET換装(改定版)

2005年10月11日 | Weblog
 エアロアールシーの駆動用制御トラジスタをMOS-FETに
入れ替えてみました。
元の回路のままトランジスタをMOS-FETにしたのでは
動作に支障がでるため、回路図の右のように駆動用トランジスタで
Pchのみ制御させるようにしました。
回路図はHブリッジの半分しか書いていませんので、右側も
同様の回路となります。

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ここで若干、回路説明の補足をします。
回路図左側がオリジナルですが、L6と書かれたチップトランジスタは
2SC1623らしくhfeは200~400のようです。汎用チップです。
ICからの信号を1個のトランジスタだけでNPNとPNPを同時にONに
出来ます。スイッチングとして使用されているので、増幅率は期待
できないと思います。
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部品追加は抵抗4本と、アースライン2本。
パターンカットが2ヶ所となります。チップトランジスタのエミッタを
グランドに落とします。
MOS-FETは小型の物なので最大で5Aしか流せませんが、
ケース加工が不必要になるのと重心が高くならないので
有利だと判断しました。

本当は別のアンプに使用していたのを流用したため、足を
短く切っています。抵抗の余った部分で延長しているため
元の基板の穴にそのまま挿す事ができますが、見かけは
あまり良くないようです。
実験用のため、まず動作確認が先ですから。

 トランジスタに比べてMOS-FETは電圧降下が非常に少ないのと
内部抵抗が極端に低いため、モータへの駆動電圧が若干高くなる
ようです。
元から付属していたモータを4セル(ニッケル水素4本)で回して
みましたが、かなり高回転になりました。
レブチューンも試してみましたが、MOS-FETが多少暖かくなる程度で
十分に回る様子でした。

ここでふと思いました。
単3アルカリ電池2本にするとどうなるでしょうか。
2SK2231と2SJ377は低電圧でも動作可能のため3Vでも十分に
使用できます。
試しに電池2本にしたところ、ノーマルモータは今まで回りだしが
重い感じだったのが、軽く回り出す感じでした。
ある意味、電池2本こそMOS-FETを使用するのが正解なのかも
しれません。

 さらにMini-Zでも使用している単4ニッケル水素電池2本も
接続してみました。
シャーシ脇に単4電池BOXを1つずつ貼り付けて、中の電池と
それぞれ並列に配線しているため、どちらでも使用可能に
しています。
予想どおりアルカリ電池とは比べ物にならないパワーとなり
(電池の内部抵抗が低いため)六畳間(走行可能は三畳程度)でも
かなり早く感じられました。
モータをレブチューンに入れ替えましたが、そろそろ部屋の中では
扱えない速度に近づきました。逆にステアリングの切れが遅く
感じられ、こちらにも手を加える必要性を感じたほどです。
コメント (2)
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XMODS 改修計画 モーター換装編

2005年10月10日 | Weblog
 もう1つ、いつ入手したかも分からない180系モータを
開けてみました。
やはりロータが長い。これでなければトルクが足りません。

肝心のエナメル線がなくなったので買うつもりだったのですが
すっかり忘れていました。
忘れず買っておかねば。
コメント (1)
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XMODS 改修計画 モーター編

2005年10月05日 | Weblog
 久々にコースで走らせようと持っていったXMODS改ですが、
モータが回りませんでした。
ロータに巻いた巻き線がショートしているらしく、回らず
ベルのように振動している有様でした。
 それでなくても高負荷がかかり、発熱も尋常ではないので
寿命という事なのでしょうね。
当然ながら、市販モータのロータに、エナメル線で巻きなおした
物でした。
 以前から180モータが気になっていたので、このさいという事で
180モータ分解と線を巻きなおす事にしました。

さて開けようとして、なんとカシメの固い事か。
開けることを想定していないのと、防塵のために、埃が
入りそうな箇所にはプラで蓋がされていました。
物は、MITUMIの180モータです。

ノーマルでは、トルクはあるのですが回転数がさっぱり
上がらず、逆に扱い辛い感じでしたので、中の様子を見てから
巻き数と線の太さを決めることにしました。
さて元は何ターン巻いているのでしょうか。まずは線の細さに
驚きです。0.1mm径でしょうか。
巻き戻して450回巻いている事が分かりました。

2極目と3極目のエナメル線はニッパで切りました。
とてもじゃないですが、手で戻していたらいつになるやらで。

 ロータを見てふと思ったこと。これは130系モータと同等の
物が使用されています。てっきり鉄板の枚数が多く、さぞかし
幅広のロータだろうと思っていたのですが、これは以外でした。
普通の180モータはこれで十分なのでしょうね。
部屋の中でどこかにもぐってしまった、エアプレーン用の
ハイパワーモータも機会があれば開けてみる事にします。

130用ロータと違う点は、コミュテータとの間に丸い部品が
付いています。これが何を意味するのか分かりません。
ハンダのみで付いていたので、取り外す事にしました。

エナメル線を巻く前に確認する事がひとつ。
進角です。180系モータは回転方向が指定されています。
ところがXMODSは逆回転となるので、全くパワーが出ません。
これを変更します。

 エナメル線は在庫の都合上0.4mm径の物となりました。
回転数とトルクを考慮しますと、25ターンから29ターンあたりが
最適ではないでしょうか。という事で、物は試しという事もあって
25ターンに決めました。

 巻き方は過去の書き込みを参照してもらうとして、久しぶりに
巻くと腕がなまって綺麗にできません。
何個か巻いているうちに感が戻るのですが、今日は1個しか物が
ないので、しかたなしです。

 XMODSには、お約束どおりMini-Zの01基板を載せています。
当然ながらFETも2段積みに交換しています。
さて回してみました。
モータを固定せず手で持っているので、相当の反トルクを感じ
ました。かなり野太い様子で、回転数も上がりすぎずなかなか
良さそうな感じがしました。
ターン数が少なめなので少しパワーを出しすぎた感もありますが、
負荷が大きい車なので、そのうちブラシが磨り減ってちょうどいい
くらいになるではないでしょうか。

 ここで問題発生。回らなくなったモータから金属製ピニオンを
専用工具で抜こうとして、なんと工具が壊れてしまいました。
真鍮製のしっかりした物なのに、見事に口が開いてしまいました。
やれやれ。店は休みなので金曜日に買いに行かなければなりません。
こんなもの壊れるのですねぇ。(笑
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