12V化した1球式ヘッドフォンアンプの回路なんぞを。
元は、プレートから抵抗を通してFETに直接つながっていたものの、LEDを使った定電流回路
を使わずプレート抵抗だけとして、あえて、FETは固定バイオスで動作させることに。
もっとも、元の24Vの回路のままでは歪みが酷すぎて聞けたものではなかったので、
こういう仕様になってしまうことに。
音的には、以外とすっきりと抜けが良い感じで、こんな回路でも鳴るのだなと逆に関心するほどに。
回路の試行錯誤の中で、大ポカをひとつ。
ミュート回路にリレーを使っているものの、2接点の在庫がなく、5V用の1接点を使ったのがそもそもの
間違いの始まりと共に、基本が大事という事を再度認識することになろうとは。
5V用リレーを12Vで動作させるので、コイルの内部抵抗を測り5V時の指定電流になるように
保護抵抗を1本足す必要があるものの、ここは2個のリレーを同時に動作させる必要がある事ばかりが
気にかかり、大間抜けな事に2個のリレーのコイルを直列に配線してしまうというミスを。
何か接点が動作する音が小さく、ヘッドフォンを通すとノイズが入るため、おかしいなと思い回路を
見ていて間違いに気づくことに。(この状態では、コイルは電流不足)
保護抵抗の値を変更しても、動作に変わりがなく、これは根本的におかしいということに。
そもそも、保護抵抗を付けた場合、トランジスタの逆起電圧保護のためにダイオードを入れなければ
ならないものの、コイルと並列なのかそれとも抵抗も含めて並列になのかという疑問が沸いてきて
実験することに。
最初は、トランジスタのコレクタから+12Vに向けてダイオードを入れていたので、保護抵抗を含めて
ダイオードが入ったことになっていたのを、コイルと並列に付け替えてみると、いつものような
カチッという確実に動作している音がしたので、こちらが正解ということに。
しかし、次はコイルが直列というのも気になっていたので、あえて2個並列につなぎ直して、
コイルと並列にダイオードを入れて、これまた同じように確実に動作することに。
リレーが2個という事で電流は倍になるものの、気分的に安心感があるため、あえてリレーは
並列駆動?にすることに、というか、これが正しいのかも;;;
えらく回り道をしてしまったという、情け無い話で;;;