まるは の ココロ

ああだこうだの工作日誌

ヘッドフォンアンプ 魔改造  その8

2011年10月21日 | Weblog

 

12V化した1球式ヘッドフォンアンプの回路なんぞを。

元は、プレートから抵抗を通してFETに直接つながっていたものの、LEDを使った定電流回路

を使わずプレート抵抗だけとして、あえて、FETは固定バイオスで動作させることに。

もっとも、元の24Vの回路のままでは歪みが酷すぎて聞けたものではなかったので、

こういう仕様になってしまうことに。

音的には、以外とすっきりと抜けが良い感じで、こんな回路でも鳴るのだなと逆に関心するほどに。

 

回路の試行錯誤の中で、大ポカをひとつ。

ミュート回路にリレーを使っているものの、2接点の在庫がなく、5V用の1接点を使ったのがそもそもの

間違いの始まりと共に、基本が大事という事を再度認識することになろうとは。

5V用リレーを12Vで動作させるので、コイルの内部抵抗を測り5V時の指定電流になるように

保護抵抗を1本足す必要があるものの、ここは2個のリレーを同時に動作させる必要がある事ばかりが

気にかかり、大間抜けな事に2個のリレーのコイルを直列に配線してしまうというミスを。

何か接点が動作する音が小さく、ヘッドフォンを通すとノイズが入るため、おかしいなと思い回路を

見ていて間違いに気づくことに。(この状態では、コイルは電流不足)

保護抵抗の値を変更しても、動作に変わりがなく、これは根本的におかしいということに。

 そもそも、保護抵抗を付けた場合、トランジスタの逆起電圧保護のためにダイオードを入れなければ

ならないものの、コイルと並列なのかそれとも抵抗も含めて並列になのかという疑問が沸いてきて

実験することに。

最初は、トランジスタのコレクタから+12Vに向けてダイオードを入れていたので、保護抵抗を含めて

ダイオードが入ったことになっていたのを、コイルと並列に付け替えてみると、いつものような

カチッという確実に動作している音がしたので、こちらが正解ということに。

しかし、次はコイルが直列というのも気になっていたので、あえて2個並列につなぎ直して、

コイルと並列にダイオードを入れて、これまた同じように確実に動作することに。

リレーが2個という事で電流は倍になるものの、気分的に安心感があるため、あえてリレーは

並列駆動?にすることに、というか、これが正しいのかも;;;

 

えらく回り道をしてしまったという、情け無い話で;;;

 

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ヘッドフォンアンプ 魔改造  その7

2011年10月21日 | Weblog

 12V化した、1球式ヘッドフォンアンプを、バケツに入れることに。こちらはとりあえず金属製(ブリキだが;;;)。

ただ、サイズ的に問題があって、なんと縦に入れるという暴挙に出ることに。

ミュート回路はヘッドフォンジャック(大)の上にスペーサで支えたものの、ノイズが出るかなと思いきや、かんがえてみると、

ミュート回路のリレーは電源ON時には動作していないので、コイルが発生する磁場の影響など考えなくとも良いことに気づき、

無駄な心配をしたものだと;;;

写真と撮ってから気づいた点は、表のパネルの保護フィルムを外し忘れていたという点かも。

バリが多いなと思いきや、保護フィルムがけばだっていたとは。やれやれ。これまた分解が面倒なので次に分解するときにでも;;;

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ヘッドフォンアンプ 魔改造  その6

2011年10月16日 | Weblog
 見るからに怪しげな物体だったものを、まっとう?な方向に戻すべく
入れ物にいれることに。

しかしながら、何を間違ったのか、めったに行くことがないショッピングモールの
中のファンシーショップに、ふらふらと入っていったのが運のつきで、このような
入れ物を買う事に。
見事なまでに中華製のプラスチック製品ながら、思う事あって、場違いな所な
買い物をして、いそいそと帰ることに。

一球式ヘッドフォンアンプは、入れ物が縦に長いためスペーサで持ち上げているのを
利用して、基板下にはミュート回路基板を同じくはさむことに。

ヘッドフォンアンプは24V仕様ながら、数々の対策は今ひとつの部分が多かったために
だんだんとシンプルになっていき、最低限度の発振対策にすることに。
別に作った6.3Vのヒータ回路も廃止して、元の不思議な回路を使うことに。
LEDはできれば使用したくないものの、基準電圧として2つ利用しているため、
熱収縮チューブで囲み、裏側に取り付けることに。

基板から発生する熱が気になっていたので、あえてスリットがある入れ物を選んだのと
上部のパネルをアクリルからアルミ複合板に交換して、少しでも熱対策にするつもり
だったものの、せいぜい0.2mm厚のアルミ板でポリエチレン樹脂を挟んでいる構造なので
熱に対しては今ひとつというのと、柔らかいので加工しやすいものの、逆にポリエチレン
樹脂が柔らかすぎて切削しずらい点が難点かも。

 音的には、入れ物無しの場合と変化なく、パソコンや携帯からのノイズを拾う事もなく
シャーっというヒスノイズもなく、電源ON/OFFでほとんどポップ音がしなくなったので
これはこれでよしということで。
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