NEC LaVie L (PC-LL9506D)についているバッテリは今まで見た中でも最悪の状況で
2秒と電圧が保持できないほど低下している有様なので、無理やり電池交換という荒業に
出ることに。
運よく、ニッケル水素電池8本(バッテリーパックに貼られたシールから予想)なので、手元に
あった百均単3ニッケル水素電池と入れ替えることに。
バッテリーパックを開けるのは、それはそれは大変な作業とは予想されたものの、
プラスチックに残る傷を気にしなければ、どうにでもなるので、これこそ荒行に近い?ことに
なることに。
どうも様子からみると、2つのプラスチックを接着している様子で、隙間に小型精密ドライバーを
差し込もうとしても、全く動じることがなく、これは困ったことに。
しかしここは荒行。こういうのは四隅の角さえ開くと後は楽になるので、一番込み入った形に
なっている角を電工カッターで斜めに切り込みを入れ、角を5mmほど削ると中が見えて
きたので、そこを突破口としてマイナスドライバー2本を交互に差し込み、横へ横へと開けて
いくことに。(しかし作業に夢中で写真を取り忘れることに)
対角線の角を削ることで無事開けることができたものの、写真のようにボコボコ状態に。
中の電池は3800mAの容量ということで、単3電池と比べると、なるほど太いし長い。
しかし、この手の物の入手は時間と値段と手間がかかりすぎるので、安直に単3ニッケル水素電池
8本といれかえることに。(これまた写真撮り忘れ)
4本ずつ組電池を作り、それを直列にして8本直列の物にして、端子をすばやく半田付け。
しかしながら、電池の大きさが違うので中に隙間があくことに。
また、バッテリーパックを本体に取り付けると、端子の構造上、電池が上面に付く事になるため
中で落下してしまう恐れがあるため、底面(本体と同じ銀色塗装)と電池の間に何かはさむ物が
必要なので適当なものを探したところ、タミヤ3mm角のプラ棒の余りがあったので、両面テープで
底面に貼り付け、電池を支えることに。
厚さもうまく言った様子で、これで蓋を閉めるものの、接着されていたのを無理やり外したため
ここは伝家の宝刀の接着剤を使うことに。シューグー。
これこそ万能?接着剤ともいえるもので、隙間に塗りたくり、あとは硬化するまでマスキングテープで
仮固定するだけ。(ここらになると楽しくなりすぎて写真撮り忘れ)
さて、マスキングテープを貼ったままで少し差し込みにくくなったバッテリーパックを挿して起動。
しかしXP上のパッテリメーターは100%のまま。あれれ。ということで、ACアダプタの線を抜くと
見る見る電圧が低下していって警告が出てくれたので、ここですかさずACアダプタを挿すと、
充電開始。
ACアダプタの性能と元の電池の容量を考えて、セルあたりの充電電流は約1.5Aほどかと。
入れ替えた単3ニッケル水素電池(容量が約1600mA)では充電時間は約1時間程度かと。
そして、バッテリー駆動時間は・・・1/3以下になりそうなものの、最大で1時間半くらいはもちそうなので
これで十分かと。なにせ最初は2秒とバッテリーがもたなかったので。(笑