まるは の ココロ

ああだこうだの工作日誌

次なるヘッドホンアンプ  269 ぺるけ式 ツアラーVer4 (何故かヘッドホンアンプ仕様)

2016年01月31日 | Weblog

 今度は自分の工作でした。

これまた基板を作ってから2週間もたって、やっと工作に着手しました。

 

 部品をつけだして何か変な事にきづきました。

これまた毎度ながらのタカチ180ケース仕様のはずですが、ダイソーにらくらく入ります。

これは以前に裏ブタが外せることが分かったので、無理に外す仕様の缶です。同じくダイソーです。

そして毎度ながらの勇気の印、ダイソーのキティ缶です。

これまた開きすぎた感があるほどスカスカになっています。

 

 おかしいなとおもいつつ部品を付けて。唖然。

 何と基板の縮尺を間違えているではないですか。

横に寝かす1/4W抵抗が微妙な斜めにしか入りません。無理して足を曲げると何とか入らない事もないですが、加工に時間がかかるため

横着しました。

そして1/2W抵抗などはみ出しもいいところで、抵抗どおしで終段のトランジスタの間がいっぱいになってしまいました。

 

作り直しも考えましたが、ここまできたらこれもよかろうという事で無理やり製作を進めました。

 

 

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次なるヘッドホンアンプ  268 ぺるけ式ヘッドホンアンプ FET Ver4

2016年01月30日 | Weblog

 基板作るのさえ辛くなっていた時期に1枚だけ作った基板は、知人に製作を依頼しました。

あえて片面ベークという方法をとっています。

毎度ながらの、ぺるけ式ヘッドホンアンプですが、FETがVer4となり久しいようですが、作るペースが落ちているので

なかなか着手することができませんでしたので、いい機会なので委託状況となりました。

 

ケースは毎度おなじみとなっている、ダイソー製キティ缶でした。

しかし問題発生。最初はタカチの180ケースに収める予定でしたが、基板を縮小してくれといわれて夜中に作業していて

何とパターンが合計4ケ所も間違っているという大失敗のまま基板化してしまいました。

そして画像をみて、これ基板の方向が逆だ、と気づきました。(いまさら?

 この方向ですと、入力のラインと出力のラインが交差してしまいます。気にしなければそれまでですが。

やっと発掘した非接触式温度計で測定しました。設計状況から温度が高めのようですが、けっこうな温度でした。

冬場は1時間もすると、何となく缶が暖かい状況となりますが、夏場は熱がこもりすぎるかもしれません。

 

音的にはいつもの、ぺるけ式の音がしています。低域から高域まで綺麗になり、ホワイトノイズも皆無、電源ON時のポップ音もほとんどしないなど

見事な設計だと毎度ながら感心しています。

 

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レザークラフト 初級脱線編

2016年01月26日 | Weblog

 以前からしてみたかったものに、レザークラフトという物がありました。

専用のロウを引いた糸とか針まで買いましたが、肝心の皮を買っていませんでした。

ふとみると、ダイソーでフェイクレザーという事で合皮で、小さなバックを作るキットが売られていたので

これを作るはずが何故か脱線して別の物になりました。

それがこれです。

子供の頃、同級生がこのタイプの高級品を見せびらかしていたのを覚えています。

さすがに金属製で、もっと7セグメントが小さな物でしたが、数字が光るデジタル時計は非常に印象的な物でした。

それが今や百円で似たような物が売られる時代となりました。

もっとも、見かけはチープです。まさに百円商品そのものです。

それをより悪く(良いではない)する事にしました。

 

まずは、穴を開けて糸を通す練習をしました。

いきなりですがこういうこととなりました。

丸い金具より下は、これまた百円で売られていたものをそのまま取り付けました。

作業は上のシリコンベルトを縫う、という、これまた無茶な事をしてみました。

しかし大きな間違いがあります。表はこのように縫えていますが、レザークラフトでは裏も同様に縫うという鉄則を忘れて

裏は糸が真っ直ぐになっているという大失敗でした。

どうりで糸が余るはず。2倍から初心者なら3倍で十分な糸があまるあまる。おかしいはずですが、それさえ気づかない

初心者ですから、とりあえず、格好だけ真似たという失敗作品でした。

 

これを踏まえて次に。

これがダイソーにあったフェイクレザーキットの合皮でした。厚さが約0.5mmと厚紙程度なので、うってつけです。

型紙はこんな感じでしたが、別の店で「Dかん」という一部分が平らになった輪が売られていたので、

これを使うべく多少変更となりました。

 

そして縫う。前に穴あけをしなければなりませんが、肝心の菱目打ちという工具を買っていませんでした。

無いならないで頭と手を使おうという事で、何とピンバイス1mmで穴を開け、千枚通しで穴を広げました。

間隔を一定にしたかったので、定規を当てる方法も考えましたが、日ごろ電子工作をしている身としては便利な物があります。

 蛇の目基板でした。ただピッチが2.54mmなので若干狭いですが、縫う作業になれるという事で数をこなす格好の練習台となりました。

 

そして何と7時間もかかってやっとできたのがこれ。

下の皮はスェードのはぎれがあったので、文具店で買いました。何でも売っているものですねぇ。

ただ、非常に柔らかいのと(そういう目的の皮ですし)薄いのでどのようにして縫おうかと考えた結果、工作ボンドで両面を

張り合わせてから穴を開けて縫いました。

 

 できてから見てみると、糸のピッチが細かすぎるのと、糸そのものが太すぎたというのが気になりました。

もっと細い麻糸か、半分に減らしてもよかったかなという感じですし、穴のピッチも倍でもよかった感じでしたが、

まずは一通りの作業をつかむという事で、これができました。

 

レザークラフト6級独学取得・・・ならずですね。これでは。まだまだ修行と工作方法の勉強が必要と思いました。

 

 

 

 

 

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工具の修理 電動ハンダ吸取器

2016年01月25日 | Weblog

 実は去年の年末に、虎の子?の電動ハンダ吸取器が故障しました。

かれこれ17年ほど使った事となりますし、外側のケース以外、ほぼ全部交換した(はず)の物ですが、

まだまだ動いてもらわないと、という事で年末の忙しい時期になんと2週間も待たされてやっと部品が届きました。

なんと、これは今年3本目です。

驚いたことに、同じ箇所が壊れます。別に荒く使った覚えも無く、慎重に中にセットして使っていたはずなのですが、ヒータへの

配線がろう付けされている箇所が、ポロっという感じで取れていました。今年に入ってこれが2度も起こるとは思いませんでした。

 直すという方法ありますが、とりあえず使えないことには話にならないので、新品を購入してしまいました。

修理についてはまたいずれという事に。

 

ヒータへの線(赤い被覆)は上のような状況となっていますので、かなり無理に曲げる構造のようです。

これが余計なストレスを与えるはずですが、十数年つかって1度も壊れなかった物が、交換後1ケ月もたらず、あげくのはてに

年末にと2度も起こるというのも変といえば変です。

また、以前ショートさせてしまった抵抗(1Ω)も交換しました。でも、電動ハンダ吸取器がないと作業しずらいですが、その本体を

開けているので、しかたなくハンダを多目に持って溶かすして無理やり部品を引き抜きました。

 

 おかげさまで快調に動作するようになりました。

まだまだ動いてもらわないといけませんねぇ(笑 

次の修理は基板上の部品かもしれません。

 

電解コンデンサが何個かあるので、そろそろ容量抜けが起こる可能性が大きいです。

これも遠くない日に交換となる事かも。

 

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次なるヘッドホンアンプ  267  THA-06 その4

2016年01月21日 | Weblog

 もはや脱線状態の対策ですが、良い結果が出た模様でした。

幸か不幸か駄耳の持ち主なのと、高域のキンキンよりも中低域が盛りあがった音の方が好みのため、

インダクタを追加したことで高域の低下は、他のアンプと比較してもほとんど分からない状況でした。

(世の中、超高域が聞こえる方・・・最近ではハイレゾなどという高域まで音がはいっている。。。という、楽曲データも存在しているので

40KHzとか、はたまたネズミの会話まで聞こえる方からすると、音の通り道にインダクタ追加なんぞもってのほかでしょうけれど

自分ではせいぜい15KHzがぎりぎりとなってきているので、問題ないと判断しました)

 

これで気持ちよく音が聞けるようになった、という事でした。

 

 

 

P.S

外来ノイズの原因。やっと掴めました。

何故か机の上の右手付近が一番ノイズが入ります。どうしてでしょう。

よくよくみるとマウスがあります。まさかこれ????

試しにマウスのコードを引き抜くと、外来ノイズが半減しました。驚きです。

それならばと、その奥にあるキーボードもUSBで繋がっているので、これを抜くと、僅か変化あっただけでしたが

ノイズが減ります。

 これに気づいたのは実は間違ってテーブルタップの個別スイッチを切ってしまったことでした。

たまたまパソコン用のを切ってノイズがほとんど入らない事に気づきました。

それから別のパソコンもコンセントから抜くなど、いろいろ試しましたが、結局は一番古いパソコンが一番悪さを

していたという、お約束的な事となったという、お粗末な結果でした。

 

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次なるヘッドホンアンプ  266  THA-06 その3

2016年01月18日 | Weblog

 こういう音物は不思議な事が起こります。

完成した直後では、これで大丈夫、安心して聞けると思っても後日になると、あれ?っという事が起こります。

まさに、その「あれ?」が起こってしまいました。

 

完全にノイズ対策できたと思っていたこのアンプが、またもや弱弱しくながらも楽曲が無音時に小さくチーっと鳴ります。

そもそもこのノイズはどうして机の上だけ聞こえるのか。

原因はいくつかあります。蛍光管のバックライトを使った液晶が2台。携帯が2台。机の下には2.4Gと5Gの無線LAN付きルータが

置かれているため、非常に環境は悪いはずですが、次の対策をしてみることにしました。

思いつきの突貫工事だったので、非常に汚いハンダとなっています。

まずは金属管入りタンタルコンデンサを交換してみました。変化ありません。

 

それならばと、インダクタを追加する事にしました。

ただ音が通る所なので、これが正しいのか判断つきませんが、とりあえず手持ちを使って、総当りで試す事にしました。

なんと最初から当たりが出ました。入力側にコンデンサが入っていますが、その直前に47μHのインダクタを付けたところ

ほとんど外来ノイズが入らない事に気づきました。

 ただ音が通る所なので、高域の低下などが気になりましたが、エージングしてみないことにはわからないのでこのまま

24時間から100時間程度鳴らしっぱなしという事にしました。

さてどうなることやら。

 

 

 

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次なるヘッドホンアンプ  265  THA-06 その2

2016年01月15日 | Weblog

 耳障りもよく、寝るのにちょうどよさそうな音がするTHA-06ですが、ひとつだけ問題が起こりました。

基板上では問題ないはずなのですが、どうも机の上ではチーっという外来ノイズが入ってしまいます。

残念ながら箱がプラスチックという事でシールド効果がないのも弱点なのかもしれませんが、何故か机の上だけで起こります。

 

という事で、一応対策してみることにしました。シールド板を追加しました。

手持ちで0.5mm片面ガラスエポキシ基板があったので、これでケース内を囲むことにしました。

さくっと型紙を作ってこのような格好にしました。ただ、このケースは奇妙な部分にボスがあるため、それも避けておきました。

あとは表、裏、横2枚を配線で繋いでシールドを保持させることにしました。

 これでほとんどノイズが入らない事となったのと、グランドが基板の近くに配置されたせいか、低域がよりしっかりとしたような「気」が

しました。

やれやれ、一安心です。

 

 

 

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次なるヘッドホンアンプ  264  THA-06

2016年01月12日 | Weblog

 THA-03の基板頒布されている青樹イツキ.txtさんが、次の基板を頒布されていらっしゃいました。

次はTHA-06となっていました。

THA-03は、いろいろと触りすぎた感があったので、とにかくオリジナルにオリジナルにという事で

年末の世の中が忙しすぎる時期に部品を数箇所注文してやっとそろえる事ができました。

そのかいもあって、さっくりと製作に入る事ができました。基板ができているし回路は動作検証済みなので楽ですね。

改めて思いました。

ただ昇圧基板はTHA-03から外せるようにしたので、これまたソケット式となりました。

あとは、オリジナルおりじなると呪文?を唱えつつ製作してこうなりました。

入力の+16Vと見える銀色かつ透明チューブ入りのコンデンサは、タンタルコンデンサでした。

 

なるほど、素直な音がしています。写真では電源入れた直後だったので、オペアンプは2068DDにしていますが、のちほど

本命のオペアンプに交換しました。

 

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