ネットを見ていますと、ドリルスタンドの書き込みがけっこうあるようでした。
ただ、どなたも3000円もしないような物を購入して、ネジ部分が削れるとか、ぶれが酷いとのコメントが目立ちました。
ボール盤もあるにはありますが、やはり据えつけて使う道具だけに、押入れからちょっと出して、または押入れに固定して使うのも
意外と使いづらい部分があって、結局は電動ドライバ、それも100Vタイプのを主に使うようになりました。
しかしながら、個人的にキーレスチャックの芯ぶれに嫌気がさしてきましたので、まともな物を買うのと、垂直をしっかり出して穴あけ
したかったということもあって、ドリルスタンドをまず買いましたが、前回の書き込みどおり電動ドライバを固定する事ができません。
それならばという事で、電動ドリルを買うことにしました。(もはや本末転倒ながら結果的には・・・
チャック方式で、テーパータイプのが以前から欲しかったのですが、結構な値段がします。
上の理由もあって買ってしまいました。日立工機製の電動ドリルでした。
さすがにインパクトまでは必要ないので、ひたすら単機能を求めることにしました。
そして先のドリルスタンドに固定しようとすると、今度は首の部分が小さすぎます。
どうも、これらの規格は42mmサイズらしかったのですが、ネットでの説明も取り扱い説明書にも直径が書かれていませんでした。
残念ながらドリルスタンドにも付属品がなく、僅かの隙間ですので、適当なプラ板を切って丸めて瞬間で固定させて輪を作りました。
若干いびつな格好ですが、圧力かかればそのうち丸くなるだろうという適当な理由で取り付けてみました。
今度はぴたっと止まります。
ただ、これは100V用の電動ドリルで、回転調整機能など付いていないものです。
流石に最高回転はトルクもあり結構な反動がきます。これでは使い辛いので、昔作った秋月のトライアックを使って
回転数の調整をしてみました。
感覚的にドリルビット付けて5回転程度からガラスエポキシ基板であれば実用的に穴が開いていくようなので、
使えそうでした。
わざと0.8mmのドリルビットを付けて、折るのを覚悟で試してみましたが、ほとんど芯ぶれもなく、ドリルスタンドのぶれもなく
真っ直ぐ穴が開きましたので、次は0.6mmのを付けて試してみました。
ドリルの重さもあってスポンっていう感じで、ガラスエポキシ基板に穴が開きました。
これなら使えますね。ただし、若干騒音があるのはしかたないという事です。