まるは の ココロ

ああだこうだの工作日誌

工具 入手 5

2016年02月17日 | Weblog

 ネットを見ていますと、ドリルスタンドの書き込みがけっこうあるようでした。

ただ、どなたも3000円もしないような物を購入して、ネジ部分が削れるとか、ぶれが酷いとのコメントが目立ちました。

ボール盤もあるにはありますが、やはり据えつけて使う道具だけに、押入れからちょっと出して、または押入れに固定して使うのも

意外と使いづらい部分があって、結局は電動ドライバ、それも100Vタイプのを主に使うようになりました。

 

しかしながら、個人的にキーレスチャックの芯ぶれに嫌気がさしてきましたので、まともな物を買うのと、垂直をしっかり出して穴あけ

したかったということもあって、ドリルスタンドをまず買いましたが、前回の書き込みどおり電動ドライバを固定する事ができません。

 

それならばという事で、電動ドリルを買うことにしました。(もはや本末転倒ながら結果的には・・・

 

チャック方式で、テーパータイプのが以前から欲しかったのですが、結構な値段がします。

上の理由もあって買ってしまいました。日立工機製の電動ドリルでした。

さすがにインパクトまでは必要ないので、ひたすら単機能を求めることにしました。

 

そして先のドリルスタンドに固定しようとすると、今度は首の部分が小さすぎます。

どうも、これらの規格は42mmサイズらしかったのですが、ネットでの説明も取り扱い説明書にも直径が書かれていませんでした。

残念ながらドリルスタンドにも付属品がなく、僅かの隙間ですので、適当なプラ板を切って丸めて瞬間で固定させて輪を作りました。

若干いびつな格好ですが、圧力かかればそのうち丸くなるだろうという適当な理由で取り付けてみました。

 今度はぴたっと止まります。

 

ただ、これは100V用の電動ドリルで、回転調整機能など付いていないものです。

流石に最高回転はトルクもあり結構な反動がきます。これでは使い辛いので、昔作った秋月のトライアックを使って

回転数の調整をしてみました。

 感覚的にドリルビット付けて5回転程度からガラスエポキシ基板であれば実用的に穴が開いていくようなので、

使えそうでした。

わざと0.8mmのドリルビットを付けて、折るのを覚悟で試してみましたが、ほとんど芯ぶれもなく、ドリルスタンドのぶれもなく

真っ直ぐ穴が開きましたので、次は0.6mmのを付けて試してみました。

 ドリルの重さもあってスポンっていう感じで、ガラスエポキシ基板に穴が開きました。

これなら使えますね。ただし、若干騒音があるのはしかたないという事です。

 

 

 

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工具 入手 4

2016年02月13日 | Weblog

久々の工具登場です

小型?中型ボール盤も押入れに入っているのですが、物がたまっていくにつれ奥におしやってしまい

すぐに使えなくなってしまいました。(片付ければすむことですが・・・

さっと使えて卓上にも置けそうということで、新規にドリルスタンドを買いました。

それも日立工機製。

密林などでいろいろと探したのですが、安物はブレがひどいなど値段なりのようでしたので、同じかうなら

という事で、これにしました。

軸のブレもなく、縦棒もむく材なので結構な重さがありますが、電動ドリルの重さに負けるようでは話になりませんし。

 

しかし問題発生。

手持ちの電動ドライバ(ドリルにあらず)は、キーレスチャック部分が太すぎて、マウントに固定できません。

というか、キーレスチャック部分を固定する事となって回転させる事ができません(笑

 ということで、今度は電動ドリルが必要となりました。

なにやってるのやら

 

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次なるヘッドホンアンプ  272 ぺるけ式 ツアラーVer4 (何故かヘッドホンアンプ仕様) その3

2016年02月05日 | Weblog

 ぺるけ式 ツアラーVer4 も流石に72.8度はちょっと温度が高すぎます。

というか、放熱板が小さすぎたという事なのですが、自作アルミ1枚板のを市販品に交換するといいので、これは後ほどの作業として

穴明けでどれだけ改善されるかという実験も兼ねて工作しました。

裏側にも多少苦心して数個穴を開けましたが、大穴にする事にしました。

角を丸くしたはずだったのですが、気づくと四角になっていました。夜中に突然思い立って作業すると、とんでもない事になるという

例ですね。

まぁ、大きな穴には違いないので、毎度のことながら、網戸を張りました。これまたいつものシューグーで固定です。

ただ、面積が大きいので網戸が波打つようなので、のちほど、十字状にしたプラ板で中央付近を押さえる予定です。

 

そして表側。

控えめに穴を開けてみました。

これで足りないようであれば、裏側同様に大きな穴にしてしまえばよいので、割り切って工作しました。

さて温度測定です。十分に暖めたあと、そっとフタをあけ素早くヒートシンク中央部分を測定しました。

 約4度ほど温度が下がっていました。フタの上に手をかざすと、上の穴付近から熱風が出るのが分かるほどです。

底から空気が大量にはいるせいか、今までは電解コンデンサ(群)まで、そうとう暖かくなっていたのですが、今は少し暖かいかな程度と

なりました。温度耐性が85度の電解コンデンサですから、できるだけ暖めない方が寿命にも関係しそうですので、これは良い傾向でした。

 

 

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次なるヘッドホンアンプ  271 ぺるけ式 FET Ver3 (張り合わせ両面基板) 何を思ったのか編

2016年02月03日 | Weblog

 通常は平ラグで作るこのヘッドホンアンプですが、何を思ったか(いつものことですが)両面基板化してしまいました。

それも両面基板が手元になかったので、片面基板を張り合わせるという暴挙に近いものでしたが、実験用としては非常に

使い勝手が良い物となりました。

 その実験とは。

 

ぺるけ式のアンプは部品の性能、それも初段に頼っています。

差動がそれぞれのCHで1組ずつ必要となりますが、FETを選別しておおよそ似通った値のものを選択しても

いざ実装すると、てんでばらばらか、3個までは合っているという不思議な事に出くわします。

 静動作でのテストか実装でのテストかの違いかもしれませんが、初段をあわさないことには音にもかなり影響が出るのは

数々の製作でわかっていますので、こればかりは省くわけにはいきません。

 ということで、この基板の活躍です。実際には表面実装と同じ構造ですので、部品の付けはずしが簡単になります。

 

さて今回は無茶な、という事をしてみました。

FETもそろそろ製造中止のあおりか在庫も無くなりつつありますし値段も高騰しかけています。

しかしながら、手元には選別ハズレの物が多数残っています。でも、どれもハズレですから上過ぎるか下過ぎるという値のため

使い勝手が悪すぎて結局死蔵してしまうことになります。

 それならばこれらを無理やり使えないかという事で、初段をパラにしてみるという事にしました。

 

電流値とか動作最適値とかはとにかく後回しにして、1個の所を並列化してどうなるか、それも楽しみであり、またもや

無駄な事だったと思うかのどちらかになりそうです。

いきなり完成の写真です。画面左側に大きなコンデンサがいますが、なんと再生機器からDC漏れ(最大230mV)もあるので

直流をカットしました。

 動作点を考慮しないままのテストですが、非常に深刻な問題が発生しました。

そもそもばらばらの選別外品をつけると、もっとバラバラになるという恐ろしいことになりました(笑

 もはや電圧測定値はドレイン電圧が最大7.9Vとか最小で5.0Vなど見たこともないような値となりました。

 

見ているだけでは解決しないので、いつものシャッフルが始まります。

一応の予測をたてて、8個を右に下に左に上にと動かす作業が始まりました。

予想が当たったのか3度動かすだけで、ほぼ4個ともドレイン電圧が7Vギリギリとなりました。(まだ少し高いので定電流値を見直す必要があります)

とりあえずこれで音はどうなるか。一応鳴っています。そりゃ動作していますから。

ただ若干問題がありました。いつもは平ラグか平ラグ風(表面実装型)となりますと、フワっとしていて高域が極端に伸びる傾向の音がするのですが

なにか詰まったような音がします。

問題はやはり付け足した大きなフィルム系のコンデンサでした(茶色)

 

何故、部品箱に残っていたか。都合が悪かったから残っていたというお粗末な結果でした。

ということで、いつもの秋月の緑色(フィルム系)にすると、いつもの音がしだしました。耳が痛いほど高域がのびる音がしだしました。

 

何日かエージングさせてから、次の課題に移ることにします。

 

 

 

 

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次なるヘッドホンアンプ  270 ぺるけ式 ツアラーVer4 (何故かヘッドホンアンプ仕様) その2

2016年02月01日 | Weblog

 穴あけは難航しました。

ポンチを打っているものの、穴あけ初めはドリルビットの先が非常に滑りやすく、いわゆる、嚙まない状況で、

いったん穴が開きだすと力の加減が悪いと斜めの穴が開くと始末の悪い材質のようでした。

 アルトイズ缶よりは柔らかいようですが、逆にそれが非常に作業しずらし様子でした。

 

でも、道具があると楽です。一文字ビットは下手でもそこそこの穴が開きます。

裏側は面白い事になっていました。

ポコンポコンという感じで穴が開いています。

指先で表側を触ると多少バリが出ているのが分かりますが、これなら満足できるレベルです

あとは一気に仕上げました。

ただ基板の幅が足りないので、L字スペーサと基板の余りを使って延長ステーで固定する事ができました。

 

さて音的には、いつも?のぺるけの音がしていますが、低域ブーストが効いているので、カナル型イヤホンですと、けっこう

盛っている様子ですが聞き疲れのない音となっているようです。

 また、元やスピーカ出力が目的のアンプですので、オフセット電圧は多回転半固定抵抗で調整するようですが、

左が0.6mV、右が3.9mVと多回転半固定抵抗を中央にしておいた事もあって最初から非常に良いレベルでした。

あとは温まってからほぼ0Vにすると、ほとんどずれない様子でした。見事な設計です。

 

気になる点は発熱です

4個もトランジスタがあるのに、放熱板が小さいのではないかと思っていましたが、やはりこの温度となりました。

前出の ぺるけ式 FET Ver4なんて、ぬるい温度ですね

 

 

 

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