球のような音がするディスクリートヘッドホンアンプ というのがあるようなので基板を購入しました。
部品の都合上、製作するのは来月になるはずでしたが、手持ちで揃っていることが分かり急遽製作してみました。
なかなかよくできた基板でした。
個人的に慣らし運転する場合は、外付け電源(今回は9V)を繋ぎますが、外付け電源用のコネクタ部分も搭載されていました。
また、「Phonoka Plus」用の缶と同じ仕様になっているので、そのまま缶に入れる事もできるようです。
そして台。iPhone5s用のカバーがあまっていたので載せてみると幅は丁度いいみたいでした。
以外な事を発見してしまいました。
入れ物(缶)が用意できていないのと、机の上においていると抵抗の足の切れ端などが裏側に入り込み、最悪ショートする可能性もあるので
保護のためにも必要でした。
最近、お決まりにもなっている、銅板 自作ネームプレートも作っておきました。
さて音はどうでしょうか。
最初はしかたないか、という音がしていました。特に出力側の電解コンデンサは、起きるのが遅いせいか、丸1日か2日しないと
本来の音がしない経験上、そのまま放置にしたいところですが、気になるのは気になるので、時々聞いてみることにしました。
夜中にできて朝聞くと、低域が出すぎています。これはしかたなし。
次の日の朝に聞くと、まだバランスが悪く、ぼんぼんと低域が目立つ様子でした。
丸2日たつと変化が出てきました。
低域がどこかに行ってしまいました。(どうしたものか。。。。
球の音というと、人の声あたりが聞き取りやすいというのが、特徴のひとつです。(というかそこに合わせてきているのかも)
初段をあえて指定の2SK303にしたのですが、秋月の積層セラミックコンデンサ(実際には中身はチップタイプ)が悪さをしているのか
出力側につけた赤いコンデンサ(WIMA)が悪さをしているのか、非常にバランスが悪い感じがして残念でしかたありません。
やはり、音が通る所にはフィルム系、ポリプロピレン系が必要なのでしょうかねぇ。しかし、33Pとか100Pなどは通販で、限られたところしか
ないので、入手に時間がかかるのが難点です。
課題は大きすぎました。