まるは の ココロ

ああだこうだの工作日誌

次なるヘッドホンアンプ  279

2016年11月30日 | Weblog

 このごろはアドオン基板と市販キットの製作ばかりしていましたが、久々に基板のみのヘッドホンアンプを作りました。

ツイッター上で青樹イツキさん

が基板頒布されている物です。

この中から今回は「THA03Re」「THA-08X」の2種類と同時に作り、1個のケースに押し込んでしまいました。

 

 幸か不幸か、この2種類の基板は電源が同じ構成となっています。

(正確にはTHA-08Xが派生版です)

ですから、THA-03Re側だけ電源回路を付け(市販・昇圧回路基板)も含めて、そこからTHA-08Xに電源を

供給する方式にしました。

 毎度お約束となっているダイソーの缶ケースです。

余裕で2枚とも入ります。

 さくっと製作しました。ほぼ同時進行でしたが、1発で鳴りました。

(ただ配線の色が手持ちでこれしか残っていませんでした。買いに行こうと思いつつ店の営業時間内にたどりつけず)

ただ右側の基板は、あまりに手抜きをしたため、若干問題が発生しました。

電源はプラスマイナス電源ですので配線は3本必要ですが、右側のTHA-08Xに電解コンデンサを付けるのを忘れ

奇妙な音が鳴ることに気づきました。

 

 これまた手抜きでボリュームは1個。そこから分岐して両方の入力に繋がっていますので、片側だけ鳴らすと

シャリシャリといった高域で音がしている事に気づきました。

これの対策は、基本的なことを忘れたのが原因です。 上にも書いたように、THA-08X側のプラスマイナス電源部に

電解コンデンサを追加する事で解決しました。(電源ラインのインピーダンスが高くなったせいかと)

 ケースは、鉄板が思ったより薄く、かなりびびり音をさせながら穴明けしましたが、若干ずれてしまいました。

ドリルビットを押し付けたときに薄板が変形して、少し横にずれてしまいました。(保持の問題)

 

 極端に穴がずれていないので、とりあえずこの細いジャックでも固定できますが、イヤホンプラグを挿すと

鉄板がペコペコと動くので、今ひとつといった感じです。

 

 

 今回、基板をビス留めしない方法をとる事にしました。

中華に注文した基板の端に凸状のものを加えて作成しました。

0.8mm厚のが3枚で一組ですが、1つずつ切り離し整形し、瞬間で貼り付けるのが以外と手間かかるようでした。

基板にはTHA-03Reに1個、THA-08Xに3個のビス穴があいていますので、そこに凸状のを差し込む格好で固定しますが

1個しかない方は基板の外から挟み込む格好にして、あとはシューグーを塗り乾燥した後に押し付ける事で固定化が

出来るようでした。

 

 後はシューグーを凸部分の側面に少し塗り、乾燥させたあと基板を押し付けると見事に固定化されていますし

少し力を加えると外す事も可能となりました。(もっとも再度付けると塗りなおさないとしっかりと固定されない可能性がありますが)

 

これで右と左のジャックそれぞれで聞くことができます。(もっとも人間は一人で聞くのでどちらかしか選択できませんが)

 

右側のアンプTHA-08Xは、シングルオペアンプを4個使用する設計になっています。

個人的に作った「ds昆布」(デュアルオペアンプをシングルソケットで使うためのゲタ)を挿す事も可能です。

これはまたのちほど。

 

 

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修理したドリルスタンド

2016年11月28日 | Weblog

 春に購入したドリルスタンド。

せっかくテーパタイプの電動ドリルを新調したのに、その支えのスタンドが壊れてしまいました。

まさか首が折れるとは思いませんでした。

 

 どのように修理しようかと思っていましたが、思い切って知人を頼ることにしましたが、これほど見事に

修理できるとは思いませんでした。

 薄いベニアに薄手のガラスクロスを低粘度エポキシで貼り、真空脱泡して密着させた後、レーザーでカットして

積層させて瞬間で固定されています。

 横方向にビスが通っているのと、ドリルが2Kgを越えるため、作動時の軸ぶれや強度の点で気になる所がありましたが

全く問題なく、テーパータイプの電動ドリルという事もあって、0.8mmはおろかわざと0.6mmも試してみましたが芯ブレもなく

見事に狙ったとおりの穴があきました。

 ただ、ダイソーの缶は鉄板が薄いのと、バイスの幅より大きかったという事もあって、ガムテープで底の台座に仮固定した

という問題か若干穴がぶれてしまいましたが、これは穴明けされるほうの固定方法を変更すると問題なさそうです。

 見事な工作例です。

ありがたいです。

 

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市販のキット その2 (製作編)

2016年11月27日 | Weblog

 入手時期が前後しますが、これも何か気になるヘッドホンアンプでした。

K-0006_6418サブミニチュア真空管使用ヘッドホンアンプキット V1.1

 印刷されたマニュアルがあるため、これも1発動作しました。

ただ、金属皮膜抵抗がいつもの1/ 4Wではなくため、ずいぶん抵抗が小さく感じられたのと、トランジスタのパターン部分と

真空管のパターン部分の隙間が狭いため、少しハンダ付けしずらいのが難点といえば難点でしょうか。

 LEDが2個ありますが、低電圧警告灯として動作します。


 

このヘッドホンアンプは2種類の電池が必要です。単3ニッケル水素電池1本と006P、いわゆる9V角電池が1本。

以外と2種類用意するのは面倒な感じですのですし、家では末置きに近い形で使用するため、ヘッドホンアンプ用の外付け

安定化電源を使うために少し細工をしました。

いきなり何だこれは、という状況ですが、昇圧回路基板(市販品)とヒータ用電圧(1.2V)を生成する基板を中華に発注して作りました。

 コイルやコンデンサなど山盛りとなって、思ったより大きくなってしまい006P電池と同じサイズになってしまいました。

昇圧回路は可変タイプなので、必要な電圧に可変する事ができます。

ここでは元は9Vでしたが、出圧変更して鳴らすと12Vあたりが調子よさそうなので、その電圧のままになっています。

 

 基板剥き出しではショートする危険もありますので、ケースに入れてみました。

これやアマゾンで売られていたブリキケースでした。

思ったより深いので、基板が底のほうになってしまいました。

 基板上には、電圧警告LEDやらコネクタやらVRなどが並んでいますので、そのままで穴明けしました。

「スパットドリル」(いわゆる一文字とかろうそくとか呼ばれるドリルビット)で1発位置決め穴明けができました。

やはり道具ですね。

 

 音的には、非常に太い感じの音がする様子です。(電圧の関係かもしれませんが)

基板剥き出しでは外来ノイズを拾いやすかったのですが、ケースに入れた事でかなり防ぐ事が出来るようでした。

持ち歩きには向きませんが、家で据え置きとして使うには十分な感じです。

 

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市販のキット その3 (製作編)

2016年11月22日 | Weblog

 これは、ツイッター上で知ったヘッドホンアンプです。

はんてん氏(@chiacchiere_)が頒布されている物ですが、フロントパネルもシルク印刷されていました。

  丁寧な説明書のおかげで、1発動作してくれました。(気持ちのよいものです)

音的には、なるほどこれがバランス出力かという感じで、いつものアンバランスから比べると音場が広がった感じを

うけました。

ここまで何の問題もなく動作してしまうと何か足りない気がしてしまうのは、いつもの悪い癖でしょうか?
どうも明るすぎる感じがしていたパイロットランプの白色LEDを、他の物に交換しようとしたのですが、同じするならという事で専用基板を作って「ムギ球」を光らす事にしました。

 専用基板ですのでアナログ的に輝度調整回路をつけました。

何とも微妙な光り方をしています。半固定抵抗で好きな輝度にできますので、これくらいが丁度よい具合でした。


あと気になったのが、ニッケル水素乾電池です。

以前から慣らしで夜中から朝まで鳴らしたままにする事がありましたが、朝になって止めるのを忘れて

ニッケル水素電池を過放電させる事がしばしばありました。

という事で、リセットICを利用して警告灯をつけることにしました。(ここでは放置のままでは過放電します)

ムギ球の隣で何やら光っています。

 この赤色LEDが点灯しだすと、そろそろ電池交換時期だよ、という事になります。

 

本来ですと、電池4本なので、過放電カット基板も使用できそうですが、残念ながら、このヘッドホンアンプはプラス側2本

マイナス側2本を使用する方法なので、プラス側マイナス側双方にFETを入れなければなりません。
それはそれでまたいずれという事に。

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市販のキット その1(製作編)

2016年11月20日 | Weblog

 重い腰をあげるようにやっと製作に取り掛かりました。

UchidateWorks の、DH-PA02というヘッドホンアンプです。

ケースの刻印が気に入って買ったというのも本音です。

主要な部分は製作済みでしたが、いくつか分からない部分があったので、パターンとシルクと回路図を

見ることとなりました。

最大の問題は、昇圧回路がリチウムイオン電池1本から20Vに昇圧されていますが、どのチップなのか

回路図にも示されていません。(そこが秘密なのかも)

 とりあえず指定どおりの部品を付けてみました。しかし大きな間違いをしていましたが、電源を入れて鳴らしてみてから分かったという事ですが。
画面上のOUT側ジャックのすぐ上の抵抗R47の差す位置を間違えています。

GNDって書かれているので変とは思っていたのですが(普通はそこで間違いにきづきますが)
電圧をあちこち測定してやはり変(そりゃそうです)
結局、これの解決に2時間もかかってしまいました。(思い込みっていうのが怖いですね)


この写真では直っています。

そして、あちこち眺め回した結果、電圧測定端子?位置も分かり、ついでにピンを付けておきましたので

チェックが早くなりました。


さて鳴らしてみます。5極管仕様で鳴らしてみました。今までPhonoka+やBlackBullなども5極管を使いましたが

三極結合の回路にしていたので、あえて5極管は5極管という事で、わざと試してみる事にしました。

なるほど以外と力強い音がしています。ただ、慣らしも何も鳴り出したばかりという事で、多少ホワイトノイズが

目立つようですし、外来ノイズも拾う様子で、少し手を入れようかと考えてしまいました。

 

バッテリー容量が800mAという事もあって、1時間半程度しか電池がもちません。

それだけ消費電流が多いという事ですが。

 

 

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たまには違う物を (バイク編)

2016年11月18日 | Weblog

 知人がバイクをあれこれ触っています。

ふとした話の繋がりで、作ってみようか?とういう事となりました。

「モトイージー」とは何ぞや?

なんてことはない、今のバイクはキーONと共にライトが点灯するため、冬場などそれでなくても

バッテリーには辛い季節なのにライトに電気を食われてセルが回りかねる・火花が飛ばないなどといった事を

解決するため、キーONではライトが点灯せず、ハイビームSW・Onで点灯開始という物でした。

 

知人は試作ということもあって蛇の目基板で製作していたので、それなら中華発注基板で作れば簡単かな?

ということで注文してしまいました。

 横についている小さな基板は、余白があるため、自分の基板を一緒に付けましたので、本体は左側です。

そして2種類。

どうも今でもバイクはライトが交流点灯する物もあるらしく、直流化するとインジケータが点灯しなくなるため、

そのためのリレー基板も一緒に作りました。


さて・・・実際に動いたのでしょうかねぇ。それだけが気になるのですが・・・

 

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市販のキット その3

2016年11月17日 | Weblog

 

 これは何とバランス出力のヘッドホンアンプです。

 

ケースが写っていませんが、紙箱にすべてが入っていて、懇切丁寧なマニュアルまで印刷されています。

当然、部品もそろっています。

秀逸なのは電池ケースを基板で製作するという事でした。

市販品のプラ電池ケースを使うと、どうしても基板の上に載せると高さや接点の問題など多々ありますが

これを解決するためのものでした。

 

アンバランス入力(3線式)、バランス出力(つまり左右のイヤホン、ヘッドホンが別々に)できるものです。

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市販のキット その2

2016年11月16日 | Weblog

 他にもう1台。これもキットです。

 なにやら電池が2種類。以外と基板が大きいようでした。

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市販のキット その1

2016年11月15日 | Weblog

 春からいくつか購入していたのですが、やっと製作する時間ができました。

以前からこれが気になっていました。

なんと電源はリチウムイオン電池1本。充電はUSBから。

そしてケースが素晴らしい。アルミボディには刻印入り。フロントとリアパネルが木製削りだしという。

 完成品もあったのですが、あえて組み立てキットを購入したのが遅くなる原因だったのですが。

製作記はのちほど。

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頂いた真空管

2016年11月10日 | Weblog

 真空管を頂きました。

様々な物が入っていましたが、特筆はマジックアイ

 何としてでもこれを光らさないと

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これも真空管です

2016年11月07日 | Weblog

 ふとしたことから、真空管を買いました。それも、わざわざ死んでいる球を

工作に使うためなのですが。

Eimac仕様の3-500Cです。どうもこちらは中華製の互換品?らしいですが。

 個人的には、この専用ダンボールの方が価値あると思うのは間違っていますかねw

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ムギ球

2016年11月03日 | Weblog

 何を思ったか(またか?)、今更ながらムギ球を点灯させてみました。

いきつけの模型店には腐るほど在庫があります(笑

そして2.5V球という事なので安定化電源で点灯実験してみました。

0.8Vだとこの程度の暗さです。

1.2Vとなると、暗いところだとけっこうな明るさになりますが、写真でみると単に暗い電球です。

定格の2.5Vで点灯させてみました。やはり明るいですね。

そして電流量も意外な事がわかりました。2.5Vと0.8Vだと半分になるかと思いましたが、3割も減らないという。

フィラメントに電気が流れて発光するので、ある程度の電流が必要という事のようでした。

 

さてこれを何使うか。

普通に使います。(ほんとうか?)
今や5mAも流すと目が痛いほど光るLEDがあるという時代に、わざわざムギ球をパイロットランプにしてみます。

電球色のLEDも存在していますが、やはり何か違うんですよね。何が違うのか。

試して見ればわかることかと。

 

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どこかにないものか

2016年11月01日 | Weblog

 これ、または、これに近いガラスケースを探しています。

中にニキシー管時計が入っていますが、どうもケース(ガラス製)は真空管風の入れ物を

使っていますが、これに似たようなケースが探せども探せどもないようです。
最近の中華は様々な物を作っているので、どこかにこれに似た物があると思っていますが、

なかなか見つけることができません。

 

ケースマニア?ではありませんが、次々と増えています。

 ファミマのおつとめ品の棚にあったものでした。下はくじ引きようらしいですが。

ダイソーなど、缶ケースを見るとつい買ってしまいますので、部屋で探すとゴロゴロあったのには

自分でも驚きでした。(というか忘れているという)

 

 もはや何をやっているのだ?という事ですが、どれもこれも、ヘッドホンアンプ用のケースとして使おうとたくらんでいます。

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